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2008年3月30日 (日)

「原書で読む世界の名作」に感謝

Photo 24年間続いたラジオ「原書で読む世界の名作」シリーズが今週で最終回。人が成人するよりも長い年月続いた番組が終わるのは、なかなか感慨深いものだ。

実に地味に放送されたこのシリーズは、読書をする者にとって何か瞑想のような番組だった。一人で読んでいる時には気がつかない洞察や、プロの俳優による臨場感のある朗読が、その原書の世界へと誘ってくれたからだ。

最後の原書はLord of the Flies。現代の民主主義社会、内なる野蛮を問う「世界の名作」のひとつだった。

わたしがまじめにこの番組を聴き始めたのは4年前。「ジェーン・エア」からだ。

それから「沈黙の春」や「ロミオとジュリエット」、「高慢と偏見」など、じっくりと作品を楽しむことが出来た。地道に番組を続けてくれた多くの先生方、スタッフに感謝している。

特にD.H.ロレンスの「息子と恋人たち」を読んだ時は、わたしにとって身内の病気などがあり、つらい時だった。それでもただただ毎週続けて聴いているだけで、落ち着いた時を持てたような気がしたものだ。その最終回には涙が止まらなかった思い出がある。

新年度は副題も「海外文学・日本文学の名作をやさしく紹介」となり、装いも新たにラジオ番組「文学の世界」が始まる。(木曜、午後8:15~8:45)

最初に取り上げられる作家はブロンテ姉妹。「ブロンテ姉妹~その知られざる実像を求めて」。どんなブロンテ像が伺えるか楽しみだ。「ジェーン・エア」から始まったこの「文学の世界」ラジオ歴もこのブロンテ姉妹の特集につながっているようで奇遇だ。

第1回目は4月3日、「ブロンテはどこから来たか」。彼女たちの作品を思い出しながら耳を傾けようと思う。

今日の言葉

The Bronte Sisters :

Charlotte (1816-55)
Emily Jane (1818-48)
Anne (1820-49)

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コメント

はじめまして。
拙mixi日記にコメントありがとうございました。
私も「原書で読む…」の流れで、この「文学の世界」テキストを買ってしまいました。
ブロンテ姉妹作品は未読ですが、これを足がかりに読めたらいいなと思っています。

投稿: ZO | 2008年3月31日 (月) 13時34分

ZOさん、いらっしゃいませ♪ジェイン・オースティンがご縁で来店してくださるのは格別の喜びです。ZOさんも「原書で読む世界の名作」歴は長いのですか?オースティンとブロンテ姉妹はよく比べられますが、この番組でどんな印象になるのか楽しみです。
またそちらにも遊びに行きますね。どうぞこれからもよろしくお願いします

投稿: コニコ | 2008年3月31日 (月) 22時24分

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