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2008年7月22日 (火)

まんがでも読破「カラマーゾフの兄弟」

カラマーゾフの兄弟 (まんがで読破)

本屋さんで「monkey business 眠り号」を探していたら、何やらドストエフスキーなる言葉が聞こえてきました。赤ちゃんを抱っこしている2人のママさんがコミック本を手にしています。

「エッ、コミック版『カラマーゾフの兄弟 (まんがで読破)」(ドストエフスキー著、イースト・プレス)ですか!?」こんなマンガがあるの、知りませんでした。

つい耳がダンボになってしまい、かのママさんが「これ一度読んでみたいと思ったんだよね。面白いかな~。読んでみようかな~。」と言うのを聞いちゃいました。

「面白いよ~」って思わず言ってしまいそう。平積みのそのマンガを私も手にして何巻あるのかしらん、と思いきや何と1巻完結でした。こりゃあ、またコンパクトにしたこと。彼女とともわたしもレジへ―連れ買いしてしまいました。

一般的に言えば原作の方の読書体験と比べればマンガは表面的なものになってしまいがちですが、なんだか「こういうのもアリかな~」って思ってしまいました。赤ちゃんを育てている時って、まとまった読書の時間なんてとれなかったんですよね。でも無性に何か読みたい時期がわたしにもありました。

そんな時、この帯の劇団ひとりの言葉ではないですが「ずっと読みたかった名作。漫画なら、読めた。」っていうのもいいかもしれないですね。

家に帰って、早速読み始めます。なんと1時間で読了。まあ、原作をあらかじめ読んでいるから早く読めたんだろうけれど、それでもこれなら何回か赤ちゃんがお昼寝している間に読みこなせそうです。もちろん、マンガ慣れしている若い人も軽く読めてしまうはず。

内容はかなりはしょっていますし、物語の展開の整合性を合わせるためにアレッと思うような極端なセリフ、表現もあります。が、これが原作への扉を開けるのだったらいいのかもと思いました。

どんな絵か知りたい方はコチラ

シェイクスピアの「リア王」、スタンダールの「赤と黒」の他、太宰の「人間失格」なども既刊。ニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」やマキャヴェリの「君主論」も刊行予定とか、ちょっと読んでみたくなるコニコでした。

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コメント

 まんがなんですね! 始めて知りました。プルーストは大判のフランスのまんがになっているのは知っていましたけど・・・でも実は亀山訳の「カラマーゾフの兄弟」1巻の最初の方でほってあるんです。昔の訳では学生時代に挫折したもんで、今度は時間のあるときに読み通したいとおもっているんです。やっぱりまんがより翻訳が先ですね! でも若いお母さんたちの気持ち、とってもよくわかります。わたしも子供が寝たのを見計らってよくささっと本を読みましたもの!

投稿: 点子 | 2008年7月23日 (水) 18時08分

点子さん、こんばんは。わたしも「失われた時を求めて」のコミック版はチラリとみました。そちらはどちらかというとグラフィックノベルといわれるものに入ると思うのですが、こちらのカラキョウは純粋に”まんが”なんです。点子さんは「デス・ノート」など読んでいて抵抗ないですか。そっちの路線のノリです。亀山先生のも挑戦中なんですね。是非是非コニコ、クラブカラキョウのネットメンバーになって意見を聞かせてくださいませ。お待ちしています。(なんてプレッシャーかけてますね?happy02

投稿: コニコ | 2008年7月23日 (水) 21時56分

マンガですか、これなら「読める」かしら。アウトラインを知るのがいいのか悪いのか、微妙なところですけれど、何度か挫折したカラキョウを少しでも知りたいので・・・。(『蟹工船』もちょっと気になります。)

暑い暑いと家にこもっていて、本屋さんにも出かけないようでは、いけませんね。いつも貴重な情報をありがとうございます。

投稿: あけきち | 2008年7月24日 (木) 15時12分

あけきちさん、桜庭さんのように毎日というわけにはいきませんが、時々本屋さんに行ってみると意外な発見がありますよね。最初にマンガというのが微妙というのもわかります。

名作マンガは添加物のたくさん入ったお菓子のようなもので、身体にあまりよくなさそうだけど、全く食べないでお腹が空いているよりましというくらいの感覚でしょうか。わたしもニーチェ、これで読んじゃおうかなって思っています。
マンガにせよ、翻訳にせよ、感想は是非お聞かせください♪

投稿: コニコ | 2008年7月24日 (木) 18時05分

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