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2008年9月11日 (木)

9.11、あれから7年・・・

Cimg0634 アメリカ同時多発テロから7年。West Streetから東方面、ツインタワー跡地を訪ねてみた。2015年に完成予定の「フリーダム・タワー」を建設中。

ニュー・ヨークに行ったのではない。グーグルの航空写真からグラウンド・ゼロを検索して映った画面をデジカメで撮ってみた。家を一歩も出ずに現場の写真が撮れてしまう。すごいことだと思う。一方、この写真が本物でないような気がしてならない。今でもツイン・タワーが建っていて、7年前の今日のあの映像がフィクションのような気がする。

でも、7年前の事件は実際に起きたことだし、その時点から多くの紛争が起きていて終わりが見えない状態だ。わたしの計り知れない規模で世界では多くの人が傷つき、命が失われている。”テロとの戦い”といって始まった戦争も、今では何がテロで誰がテロリストだかわからな様相だ。

個人的には先日アフガンで亡くなった伊藤さんも、同時多発テロとは無縁ではない事件だと思っている。貧しいアフガンの地で支援を続けた伊藤さん。亡くなった伊藤さんに対面し、敬礼する中村元さんの表情が目に焼きついている。支援を続けることの難しさと口惜しさ。個人の善意が国という枠組みに忘れ去られてしまったように、アフガンから外国人がいなくなればいいと思って拉致したという犯人。

7年前のツインタワーにも、墜落した飛行機にも、いろいろな国の個人の名前を持つ人々がいた。日本人だから、アメリカ人だから、イラン人だから、イラク人だからということで、無差別に憎んだり傷つけたりすることがすこしでもなくなればいいと思わずにはいられない。

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コメント

このとき、わたしはオハイオにいました。
いつものGood Morning AmericaをTVで見ていたら、急にあの映像が映し出されました。

そのあと、在米日本人として、外国人として、つらかったです。近所の書店にはPearl Harbor Attackの本がディスプレイされたりで。Remember Pearl Harborというのと、We will never forget.(ツインタワーのほうは、そういうTシャツが売られています)って、基本的には変わらない表現のような気がします。誰がやったのか、という国や団体を責めることを忘れないのではなくて、どうしてそういうことになったのかを忘れないっていうふうに思わないと・・・。

投稿: あけきち | 2008年9月11日 (木) 18時33分

あけきちさん、実際にあの時のアメリカの雰囲気というのはある意味異常な興奮状態に陥ってましたね。言葉にはできないものがあったことでしょう。あけきちさんのいう「どうしてそういうことになったのか」をみつめることって苦しいことだけど、大事ですよね。

本土が戦場になったことがないアメリカにはRemember Pearl Harborは団結のキャンペーンにかかせないスローガンなのでしょうか。わたしも違った状況ですが、この言葉を現地の人に言われて居心地の悪い思いをしたことがあります。

投稿: コニコ | 2008年9月11日 (木) 21時50分

 今年は忙しかったせいもあるのかもしれませんが、9.11の報道をあまり聞かなかった気がしました。あのときのことと、またたくまに始まった戦争と・・・自分に何ができるのかと考え込んでしまいます。

投稿: 点子 | 2008年9月15日 (月) 17時06分

点子さん、本当に「自分に何ができるのか」と考えると途方にくれそうになります。でもこうして記事にコメントを寄せてくださる方がいることが少なくても事件を風化させないことにつながるかなと思えます。あの日から起こったことが今にどうつながっているかを忘れないために。

投稿: コニコ | 2008年9月16日 (火) 09時26分

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