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2008年11月19日 (水)

もっとあったサリンジャーのこと―文芸誌「monkey business」vol.3.5

モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3.5 ナイン・ストーリーズ号

なんと嬉しいサプライズだったのでしょう。前号が丸々サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」の翻訳のみだった「モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3 サリンジャー号」。”え~、訳者あとがきがない!?”と嘆いていたのが・・・

実は11月20日発売の今回の号にたっぷりとお楽しみがあったのですね。(今日買えたのはラッキーでした)

タイトルも「モンキー ビジネス 2008 Fall vol.3.5 ナイン・ストーリーズ号

Vol. 3.5としているところが心憎いです。まずは冒頭の「『ナイン・ストーリーズ』をめぐって」という対談を読みました。柴田先生の対談相手は、演劇作家である岡田利規氏。

「(もったいなくて)1日に2編読む気にならなかった」という小見出しの言葉ではありませんが、前号の翻訳はまだ「バナナフィッシュ日和」しか読んでいません。でも、先に対談を読んで・・・すごく刺激的でした。「『ナイン・ストーリーズ』は、読んでも「どんな小説かっていうことをすぐに忘れてしまう。」(岡田氏 5ページ)なんていうのも、面白い。柴田先生も「いちばん強い短篇小説って、何度読んでもどうしてこうなるのかわからない、というものが多いですね。フラナリー・オコナーの短篇にはそういうのがかなりあると思うし、メルヴィルの『バートルビー』もそうだし、サリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』もまさにそうですね。」(31ページ)とおっしゃっているのも、同感。オコナーは大好きだし、「バートルビー」の不思議な魅力から逃れられないし。(ということは、かなりの確率で、わたしは「ナイン・ストーリーズ」にもはまりそうですが)

もったいないから、少しづつ「ナイン・ストーリーズ」を読んで、でもって少しづつVol.3.5を読んでいきます。

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