« 丸紅コレクション展 | トップページ | 映画「天使のくれた時間」(The Family Man)ちょっとだけネタバレ »

2008年12月23日 (火)

「デューク」by江國香織

デューク

 12月23日で今日はイヴイヴ(エッ、何ってイヴの前の日だからイヴのイヴ)。クリスマスに読みたくなる本、「デューク」(文・江國 香織,画・山本 容子)を読んでみました。

文と画がぴったりと寄り添う見事な世界。クリスマスの都会の街で出逢った懐かしいあたたかさにほろりとします。

デュークとは死んでしまった犬の名前。わたしは犬を飼ったことがないのですが、もし一緒に暮らした犬が死んでしまったらわたしもきっと語り手のように「びょおびょお」泣いてしまうだろうなと思います。

デュークのごろごろする姿、手足がすべってぺたんとなった姿がむくむくとしていてさわりたくなります。

語り手の21才の女性の顔がページをめくる度にほぐれていくのがわかります。そこには泣いていた彼女を驚かせる秘密があったのですから。

何度読んでも、最後はほろり。

毎度おなじみの小川洋子さんのラジオ番組でも紹介された本です。放送によると、このストーリー全文が何年か前のセンター試験に出たとか。その時は受験生の中で泣いてしまう子が続出したということです。

短いお話だから子どもでも読めますし、好きな人と一緒に読むのもまたロマンチックかもしれませんね。

|

« 丸紅コレクション展 | トップページ | 映画「天使のくれた時間」(The Family Man)ちょっとだけネタバレ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

絵本・児童文学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/114487/26436871

この記事へのトラックバック一覧です: 「デューク」by江國香織:

« 丸紅コレクション展 | トップページ | 映画「天使のくれた時間」(The Family Man)ちょっとだけネタバレ »