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スキャンダル★「フィガロの結婚」(ネタバレあり)

Cimg0881 古き名作、名画を今年は本当にこころいくまで楽しむことが出来た1年でした。感謝note本当に幸せもの。本にしてしかり、「源氏物語」もかじったり観たり。フェルメールも本物を愛でたり、「液晶絵画」で動くフェルメール絵画に驚いたり、映画で盗難絵画の謎を追ったり。国、ジャンルを問わずクラシックの作品にふれられて、それぞれを現代と重ねたり、遠い昔の人に思いを馳せたり。

そんな1年にふさわしく、映画のおおとりは、モーツァルトのオベラ「フィガロの結婚」。2006年にイギリス、ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたもので、上映時間は185分。全幕を一気に大スクリーンでみせてくれました。

お値段は全国共通鑑賞券で3000円です。映画にしてはちょっと高いけど、オペラを観に行くと思えばもう信じられないお安い値段。これなら夫婦で行こうかという気になりますね。実際、観客には中年のご夫婦が多くて客席は落ち着いた雰囲気でした。

てな具合にいうと、いかにもオペラ通みたいですが、実はわたくし、オペラの初心者も初心者で、生オペラは「カルメン」と「ラ・トラヴィエータ」しか観たことがありません。で、今回の「フィガロの結婚」も大まかなあらすじと序曲を知っているくらいでした。

なんと、このオペラ本当になんでもありの、韓流のドラマのよう。人間の復讐、妬み、驕り、そして愛情、思いやりと玉手箱のように出てくる出てくる。島田雅彦も「オペラ偏愛主義」で言っていましたが、もうその通り。All That Jazz♪

だってフィガロの年増の求婚者が実は母親だったり、その年増の元カレが父親だったり。浮気の現場もバレる寸前で危機一髪。スキャンダルが手に手をとって歩いているような話です。罠が罠を呼んで、ケイオスへ。

このオペラの歌詞だけをみたら、なんと品のないお話なんざんしょ、と思ってしまいますが、そこは天使のメロディーを奏でるモーツァルトです。なんともこころを清々しくカタルシスへと導いてくれる音楽。

配役はパンフレットによると”今話題の”アーウィン・シュロットがフィガロを颯爽と演じて男らしかったですよ。私のお気に入りは浮気魔の伯爵をいやらしく演じたジェラルド・フィンリー。それぞれが役どころを洒脱にふるまって大団円に。

いや~、この年の瀬にちょっとした旅に出たような異空間の体験ができました。年始にもやっているようなので、ゆっくりと大ドラマを楽しみたい方はお出かけになってみてはいかがでしょうか。

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コメント

シネマ歌舞伎は知ってましたが、シネマオペラもあるんですか?それは良いですね!
フィガロの結婚といえば、これもまさしくシンクロしてました!ちょうど娘が映画”ショーシャンクの空に”を借りてきて、もうこの映画は大好きなのでたぶん観るのは4回目くらいになると思うんだけど、主人公アンディが刑務所内でゲリラ的に流す曲が「フィガロの結婚」第三幕の「手紙の二重奏」でした♪いや~あの映画は何度観ても感動です。
今年初の映画記事トはショーシャンクにしようかなーと思っております(^^)

投稿: クーネルシネマ | 2009年1月 2日 (金) 18時50分

クーネルシネマさん、おめでとうございます。早速遊びに寄ってくれてありがとうございました。
そうなんです。シネマオペラは、なかなか大人の雰囲気で楽しかったですよ。また行きたくなりました。観に行った新宿のバルト9という映画館もよかったし。

「ショーシャンクの空に」、お気に入りなんですか?あれって、たしかオハイオの刑務所で撮影されていて、見に行ったことがあるんですよ。しかも知り合いが”手のエキストラ”で出ているんです。私にも印象深い映画ですhappy02

投稿: コニコ | 2009年1月 2日 (金) 21時20分

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