The Legend of Rock クィーン DVDブック
多感な10代の時に聴いた彼らの音楽は、私の中でもレジェンドになっている。あの伝説的アルバム「オベラ座の夜」は、ロックというジャンルをやすやすと超えて、その音と声の豪華絢爛さでこころをまさにノックアウトしたといえる。このアルバムがリリースされたのが1975年、今から20年以上も前なのに全然今でも色褪せないサウンド。
今回、このDVDをみて、あらためてアルバムの一つひとつの楽曲の誕生に立ち合せてもらったようだ。制作当時の苦労話を熟年のロジャーやブライアン・メイが語るのも、親戚のおじさんに若い頃の話をしてもらっているようなノリで楽しい。メンバー4人の個性が絶妙のバランスで保たれ、幅のある重層なアルバムが完成した。最後のブライアンのGod Save The Queenまで聴くとクィーンらしさが体中にiいきわたる。
DVDブックでは、このアルバムの他にも名盤がディスコグラフィーで紹介されている。長年のファンには物足りない解説かもしれないが、生のクィーンを知らないファンには重宝だ。
フレディのいないクィーンは寂しいし、残念ながら、ジョン・ディーコンも音楽界を去ってしまったが、今も現役で活動をしているロジャーとブライアン、そしてあらたにヴォーカルに加わったポール・ロジャースに拍手をおくりたい。
GOD SAVE THE QUEEN!
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