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2009年8月の記事

2009年8月31日 (月)

原書「Twilight」(ネタバレあり)

Twilight

月末恒例の原書本のレビューです。今月は「Twilight」(Stephenie Meyer著)434ページの長編で、語彙がそんなに簡単というわけでもないのに読みやすい文章でした。そして、ストーリーや登場人物がそんなに複雑じゃないせいか、すっと物語に入っていけます。

古典の恋愛もののロングセラー「若きウェルテルの悩み」を読み、日本の恋愛ものの達人、小池真理子が書いた高校生の恋愛ものの「無伴奏」を読み、今回のこの作品は、原書を読むというよりアメリカのティーンエイジャーのファンタジックな恋愛ものも読んでみようというノリです。ベストセラーになり、すぐに映画化されてビックリしましたが、読んでみてこれはすぐ映画にしたくなるなと納得しました。

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2009年8月30日 (日)

「無伴奏」

無伴奏 (新潮文庫)

先日はドイツの悲恋を扱った物語でしたが、今日は日本の小説「無伴奏 (新潮文庫)」」について書いてみたいと思います。

小池真理子さんの小説はいつか読みたいと思いながら、なんとなく手に取るのが面映い気がしていました。でも、小川洋子さんのラジオでこの本が取り上げられて、すっかり読む気満々に。まずはこのタイトルと主人公の響子という名前に惹かれてしまいます。

仙台を舞台に高校生の響子が美しい青年渉(わたる)と出逢い、恋に落ちていく話です。

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2009年8月29日 (土)

「期日前投票」大賑わい

夏休み最後の週末の今日は、夏らしい暑い一日でした。

明日の投票を前に出かけたついでに不在者投票をしてきました。なんと、投票所は本番の投票日並みに人が出ていてびっくり。午前中に行ったのですが、子ども連れの人も多く、不在者投票をしてから、家族でお出かけというような人も大勢いたのでしょう。

すっかり不在者投票も定着したようですね。と書きながら、不在者投票のいう言い方を今はしていないことに気がつきました。「期日前投票」というのですね。今日の夕方、「最後のお願い」の連呼を後に買い物から帰ってきました~。

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2009年8月28日 (金)

「若きウェルテルの悩み」

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

 今日はゲーテのお誕生日です。1749年にフランクフルトに生まれたということで、もしゲーテが生きていたら260歳になるんですね。そうか、つまり今年は生誕260周年に当たるわけです。

ゲーテが25歳の時に書いた「若きウェルテルの悩み (新潮文庫)」(1774年)を再読しました。はじめて読んだのは大学生のころだったかしら。

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2009年8月27日 (木)

The squeaky wheel gets the grease.(きしる車輪は油をさしてもらえる)

ことわざって面白いですよね。それぞれの国の価値観や文化が如実に出ていてなるほどと唸るものが多いです。

たとえば、先日学んだ"The squeaky wheel gets the grease."は、日本の「出る杭(くい)は打たれる」とは対照的なものです。

「はっきりと自らの主張をすると(=きしる車輪)、その見返りが得られる(=油をさしてもらえる)」という意味。日本で自己主張が強いとわがままだなどと思われ嫌われてしまうという雰囲気がありますが、アメリカでは、自己主張をしないと自分の意見がないと敬遠されてしまうなんてことも。

でも、日本では、”きしる車輪”は使い物にならないと捨てられそう happy02

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2009年8月26日 (水)

ヴィオラの魅力

以前ご紹介したヴィオラ奏者の今井信子さん、彼女の弟子にあたる、小熊佐絵子さんがワンコイン―500円のコンサートをなさるというので、さっそく行ってみました。それも午前中の11時開演です。クラシックは夜のコンサートが多い中、わたしには願ったり叶ったりの企画でした。

題して「夏休みモーニングコンサート~ヴィオラの魅力~」。上野の文化会館で堪能してきました。(明日も「アンサンブルの魅力」を11時から開演)

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2009年8月25日 (火)

「レイチェルの結婚」(Rachel Getting Married)

レイチェルの結婚 [DVD]

アン・ハサウェイの渾身の演技が話題になったこの作品。なんとか大きな画面で観ることが出来ました。

硬派な作品を撮る監督として有名なシドニー・ルメット、その娘のジェニー・ルメットが脚本を書いています。「レイチェルの結婚 [DVD]」(発売日:2009/11/04)

バックマン一家の長女、レイチェルの結婚式に集まった人々をホームビデオを撮るようにやさしく、時には容赦なくリアルに綴ったドキュメンタリー・タッチの映画でした。

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2009年8月24日 (月)

「ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち」

Photo 昨日は友だちの主催している「絵本の会」の遠足にお邪魔しました。

新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で8月30日まで開催されている〔特別展〕ちひろ美術館コレクション~ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち~」に出かけてきました。

夏休みも終盤になり、親子連れ、おばあちゃんと孫連れ、カップルたちなどなどで盛況でした。

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2009年8月23日 (日)

メロディアス・ライブラリーで語られた「1Q84」

バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ

やっぱり、確信してました。

タクシーのラジオは、FM放送のクラシック音楽番組を流していた。曲はヤナーチェックの『シンフォニエッタ』。(「1Q84 BOOK 1」 11ページ)

と始まるこの小説。今日の『メロディアス・ライブラリー」、今週の一冊がこの本なら、この曲をかけないわけがないと。アルバムのタイトルは「バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ」でクリーヴランド管弦楽団の演奏でした。

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2009年8月22日 (土)

小川洋子さんが語る「1Q84」

すっかりコニコの日曜朝の定番になったラジオ番組「メロディアス・ライブラリー」ですが、この番組で明日と来週の2週にわたって村上春樹の「1Q84」を取り上げる予定だそうです。

もうこれはコーヒーと「1Q84」を用意してラジオの前で待っていなければ!この番組のパーソナリティ、小川洋子さんがどうこの作品を語るのか?

東京ではTOKYO FM、その他でもJFN全国38局ネットで放送されますので、ご興味のある方は是非。放送時間は午前10時~10時30分です music

バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ

この放送で、小説冒頭のヤナーチェク「シンフォニエッタ」を聴くことができました。

バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ

アーティスト:クリーヴランド管弦楽団
販売元:Sony Music Distribution inc. (JDS) =music =
発売日:2000/08/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年8月21日 (金)

洋書の森

賑やかな神楽坂を上がってわき道、一つ入ったところは閑静な住宅街。そこに古いけれど趣きのある日本出版クラブ会館があります。

その1階の一角に「洋書の森」という小さな図書館があります。友人から聞いて、いつか行きたいと思っていたところ。やっと今日行ってきました。

この図書館は日本出版クラブが翻訳出版を支援することを目的としてつくられたもので、小規模ながら英語を中心に版権フリーの本など、これから翻訳され世に出ていこうとする本たちが集まっています。

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2009年8月20日 (木)

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(少しネタバレ)

映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」オリジナル・サウンドトラック

夏休みも後半になったし、ロードショーになってだいぶ経つので、もうすいているだろうと、映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を観に行ってきました。

もう、ハリーの映画も何作目かしら。6作目?健忘症のコニコは忘れてしまいましたが・・・。ウワサでは「暗いよ~」ということで期待度は小さく・・・

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2009年8月19日 (水)

コピ・ルアックのおまじない

Pap_0073 インドネシア旅行で買ってきたコピ・ルアック・ブレンドコーヒーをさっそくいただいてみました。

パッケージを開けるとコーヒーの芳しいアロマが。コーヒー豆は深煎りのようでかなり濃い色です。

中挽きにして「かもめ食堂」で紹介されたおまじない、お湯をさす前にコーヒーの山の真ん中に指で穴を開ける感じで軽く後をつけました。「コピ・ルアック、おいしくな~れ」

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2009年8月18日 (火)

空バイブ

このところ面白い記事が続いている日経コラムの「コトバの鏡」。今日もそこからお題を拝借します―「幻想振動症候群」(8月15日掲載)

なにやら仰々しい名前がついていますが、以下のようなものをいうそうです。

アメリカで生まれたコトバで、実際は携帯なんてぜんぜん着信してやしないのに、ポケットで着信バイブが振動したような錯覚がして、たしかめてしまう。(記事引用)

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2009年8月17日 (月)

のだめのショパン

のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)」(著者:二ノ宮 知子)が発売されました。さっそく読んで、なんとも盛り上がったといっていいのか、盛り下がったといっていいのか・・・

21巻の最後で、のだめとシュトレーゼマンの夢の共演がどうなるのか、思いっきり焦らされての続きです。

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2009年8月16日 (日)

バケーションって♪

Ca3c0134 暑い時に暑いところに行くという旅行でしたが、東京よりも海岸は涼しかったのです。

Sea Breezeは”海からの贈り物”でした。体をゆるやかに吹きぬける風は、心も体も空っぽにしてくれます。空(から)になる快感。

バケーションー=vacationって、vacantという形容詞と語源を同じにしているんですね。

vacantには「用事のない、ひまな」という意味の他に「(心・頭など)空虚な、空(から)の、ぽかんとした」という意味もあります。

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2009年8月15日 (土)

「硫黄島からの手紙」と「玉砕」

硫黄島からの手紙 [DVD]

今日は終戦記念日なので、旅行の記事は明日にすることにします。

今、映画「硫黄島からの手紙 [DVD]」を観終わったばかり。前から観たいと思っていた映画です。

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2009年8月14日 (金)

バリでは♪

Ca3c0131 ジャカルタで2泊した後、ジャカルタのスハルノハッタ空港から国内線でバリ、デンパサールへ。出発までの待ち時間、空港で見つけたのが「祈祷室」。くわしくはわかりませんが、イスラム教徒は日に3~5回のお祈りが義務付けられているそうです。毎日の決まった時間に祈りの捧げるのは、旅の途中でも大切なことなのですね。日本と違った習慣を見聞きできるのも旅の面白さのひとつといえます。

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2009年8月13日 (木)

ジャカルタめぐり

Pap_0070Pap_0071  22年ぶりのジャカルタは全然変わっていなかったとも、全く変わってしまったともいえて、興味深いものがありました。

変わっていなかったの空港のにおい。東南アジア独特の、毛穴が開いた暑さの濃さを感じさせます。そしてあいかわらずの空港職員ののんびりなこと。ビザを取得するのに長い列ができても、窓口を増やすわけでもなく、ゆったりと話をする担当者。訛りのきつい英語で「何日滞在しますか?」と聞かれ、「4日間です。」と答えると「なぜそんなに短いんだ。」と聞き返してきたり。新型インフルエンザの警戒のため、機内で配られたHealth Alert Cardも結局回収することなく入国できたし。変わってないな~、キライじゃないけどこの適当さ。

                     

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2009年8月12日 (水)

帰ってきました

昨日の夜行便で帰国です。今朝はスチュワーデスさんの「おはようございます」の声で目覚めました。

明日から、旅行の思い出を少々ご紹介しますgood

今日はツイッターだよん♪

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「クライマーズ・ハイ」

ソニー・ピクチャーズエンタテインメ クライマーズ・ハイ デラックス・コレクターズ・エディション

今日のニュースで、日航ジャンボ、御巣鷹山墜落事故が起こってから24年の歳月がたったことを伝えていました。先日、放送されたクライマーズ・ハイ」murauchi.DVDで詳細を確認する)のさわりだけ観ようと思っていたら、引き込まれるように結局最後まで観てしまいました。

今回の旅行で、結構飛行機がゆれて怖い思いをしたのですが、この惨事を思い出し、あらためてこの事故の大きさを感じました。

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2009年8月11日 (火)

「17 again」

Again ザック・エフロン主演の「セベンティーン・アゲイン」を飛行機の中で観ました。ゲーテの「ファウスト」ではないですが、中年になってもし若かりし頃に戻れたらという設定の映画は、是非観たいと思っていたものです。8月になってやっているところがないか探していたら、もうロードショーしている映画館が近くになくてがっかりしていました。

そうしたら、なんと幸運にもインドネシアに行く飛行機の中でやっていたのがこの映画。ドリカムですheart01

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2009年8月10日 (月)

セミの声を聞き分ける

夏になると聞えてくるセミの声。照りつける太陽とセットで記憶された子どものころの森の声。耳を澄ませるといろいろな種類の声が聞こえてきます。

面白いサイトを見つけてしまいました。 「兵庫県立人と自然の博物館」のサイトで「セミの鳴くすがた」が見られます。鳴き声もさまざまでまるでオーケストラのパート練習のよう。こんないろいろな鳴き声が自然の中でコーラスしているのだと思うと、夏も捨てたものじゃないと思います。

個人的にはヒグラシの鳴き声が好みかしら。休みやすみリズムを取りながら控え目な鳴き方が好感がもてます。皆さんはどの鳴き声がお好きですか? ミ~ンミンear

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2009年8月 9日 (日)

空目

またまた新聞の話。日経新聞の「コトバの鏡」(5月23日)というコーナーで”空目”という題で面白い記事がありました。

だれでも聞くのが”空耳(そらみみ)”。「聞えないはずのことが聞えること」を空耳といいますが、”空目(そらめ)”とは「見えないものが見えた気になること」らしいのですが、今は「文字の見間違い」の意味で使われることが多いそうです。

例を挙げれば、「トレイ」を「トイレ」、「おこと教室」を「おとこ教室」、「ゆずりあい、たすけあい」を「ゆすりあい、たかりあい」に見えることも。これは全部、記事に載っていたもの。もう、大笑いでした。わたしもこんな見間違い、日常茶飯事です。コンビニに並ぶ「ウコンの力」も、ま~イヤダ、空目です。

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2009年8月 8日 (土)

アラフィフの自分の磨き方

Hanako (ハナコ) 2009年 8/13号 [雑誌] Hanako (ハナコ) 2009年 8/13号 [雑誌]

新聞に「50代女性 自分を磨く メークにお出かけに習い事に」という記事(日経六月23日)が載っていました。

子どもの手が離れた50代前後(アラフィフというコトバがあるかどうかわからないけれど)の女性が自分のために消費し始めたというものです。その年代というとHanako世代ですね。

Hanako世代とは、1960~64 年(昭和35~39)頃に生まれた女性世代のこと。バブル経済の時期(1986年から1990年頃)に社会人となり、情報力と経済力を駆使し消費を謳歌した世代の方達です。バブル真っ只中の1988年に創刊された女性向け雑誌「hanako」が、ネーミングの由来です。

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2009年8月 7日 (金)

「無敵のバリ」でエンジョイ・サマー

 Bali                     明日から遠出。

友達から教えてもらった「 イラストレイテッド 無敵のバリ」(著者:まのとのま)を片手に旅に出ます。

グルメから地元の習慣から、こわ~い話から、イラスト入りでばっちり予習。でも、荷造りはまだ。これからせっせと小さな鞄に大きな荷物を詰め込まなくっちゃ。

帰ってきたら旅の様子をブログでも紹介します♪

何日かしばし、書きためた記事をお楽しみください。

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2009年8月 6日 (木)

ラトルの「ブラームス交響曲全集」お届けです♪

ブラームス:交響曲全集(DVD付)

昨日発売になったサー・サイモン・ラトル指揮の「ブラームス:交響曲全集(DVD付)」が届きました。

予約していたのですぐ手に入り、得した気がします。ラトルといえば、コニコには2004年の映画「ベルリン・フィルと子どもたち」が印象的。そしてベルリン・フィルといえば先日バイオリニストの樫本大進さんがコンサート・マスターに内定して話題になりました。

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2009年8月 5日 (水)

「柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方」

柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方

柴田先生の名前と魅力的なタイトルで手に取り、さっそく読み始め、読了しました。

柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方」(著者:柴田 元幸,高橋 源一郎、河出書房新社)は、今の小説のムードを感じるには面白い本です。アメリカ文学の代表として、かつ翻訳家の大御所としての柴田先生VS.ニッポン小説の代表として、かつ書き手としての高橋源一郎氏という建前ですが、お二人ともにそんな肩書きなどはやすやすと超えて、あらゆる意味での小説のクリエーターの立場で楽しげにお話されています。

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2009年8月 4日 (火)

「英国王給仕人に乾杯!」(I Served the King of England)

英国王給仕人に乾杯! オリジナル・サウンドトラック

この映画をひとことで評すれば「軽妙な大人の反骨ファンタジー」といえます。小さな国、日本の5分の1の面積、チェコのお話。

英国王給仕人に乾杯! 」という邦題も悪くはありませんが、何といっても原題「私は英国王に給仕した」というタイトルがシャレています。これはあくまでも比喩。チェコ、プラハにあるホテル・パリのレストラン給仕長のお客様を知る術があまりにも超人的だったのでヤンがこう聞きます。「なぜ、すべて分かるんですか?どうしてです?」と、「私は英国王に給仕した」と答え、給仕長に後光がさしているというシーンがありました。

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2009年8月 3日 (月)

映画「Bride and Prejudice」

Bride このタイトルからお察しの通り、そうです。またまたオースティン絡みですよ。

「ベッカムに恋して」(2002)の監督Gurinder Chadhaが撮ったオースティンの「高慢と偏見」の翻案映画「Bride & Prejudice」(2004)をまたまたオースティン・ファン仲間が貸してくれました。もう、いつもありがとうheart04

"Bollywood meets Hollywood and

Darcy meets Lalita"

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2009年8月 2日 (日)

ウラシマ効果

特殊相対性理論では、物体が高速で移動するほど、その系における時間の流れが遅くなる。速度の上限は光速なので、光速に近い速さで運動する物体はほとんど時間の進みがないことになる。

この状態が、日本のお伽噺である『浦島太郎』において、主人公の浦島太郎が竜宮城に行って過ごした数日間に、地上では何百年という時間が過ぎていたという話にそっくりであるため、ウラシマ効果と呼ばれている(SF同人誌「宇宙塵」主宰者の柴野拓美が命名者と言われる)。(Wikipedia「時間の遅れ」より引用

といきなりむずかしいことを言い出しましたが、これは先日「ファウスト」を読んでいてメフィストがファウストを魔女のお祭りに連れて行って「浦島太郎状態」にして時間稼ぎをした話をしたことと関係します。一晩のお祭りがマルガレーテには1年にもなったのでしょう。

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2009年8月 1日 (土)

「オースティンに恋して」(Lost in Austen)

Lost_2 LaLaTVでやっていた「オースティンに恋して」全4話を観終わりました。

オースティン作「プライドと偏見」を怒涛の早回しで一気にパロッた作品、というか原作というよりBBC「コリン・ファースの『高慢と偏見』」のパロディですね。

これを面白いか、原作への冒涜とみるかは人によっては意見が分かれるところ。わたしは主役のアマンダがニュー・ハーフっぽく見えてしまって困った他は、楽しめました。イギリスは、あのモンティ・パイソンの国だから、こんなオースティンをおちょくるユーモアも受け入れてしまう懐の深さがあるのでしょうね。イギリスの老若男女がオースティンの世界に馴染んでいるんだなということがよく分かるドラマ。

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