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2011年7月19日 (火)

Good grief!

先日「コニコの英語カフェ」があり、スヌ-ピーを通してアメリカ文化を話してみました。チャーリー・ブラウンが“普通のアメリカ人の代表”という見方をしてみると、今まで私たちが思っている、明るくはっきり自分の意見を言うアメリカ人とは違った一面が見えてきました。話合った中で、“淡々と耐えるチャーリー・ブラウン”像が浮かび上がってきたのは面白い発見。

スヌーピーは、かわいくて日本でとっても人気ですが、「ピーナッツ」の、時に哲学的な話や、チャーリー・ブラウンのなんともいえない表情は、ちょっとわかりにくいと感じるのも、読み手の思い込みがありのかもしれませんね。

そういえば、参考にと読んだ「スヌーピーたちの聖書のはなし」でも、意外な発見がありました。

「ピーナッツ」の中でチャーリー・ブラウンがしばしば言う「Good grief!(ああ、やれやれ!)」は、文字通りの意味でいうと、“よい悲しみ”というなんだか矛盾した言葉です。もちろん、今使われる時は、もともとの意味など跡かたもなくなっていると思いますが、これをキリスト教的に読み解いているのです。

この本で紹介しているのが、「キリスト教徒はキリストが十字架に架けられた日を“グッド・フライデー”と呼びます」(123ページ)ということ。キリストが十字架に架けられたこと自体は、悲しみに満ちた出来事であっても、「“新しく生まれ変わる必要がある”のなら、まず古い自分が死ぬ必要があります。」(124ページ)というのを読むと、“よき金曜日”ということになるのですね。

チャーリー・ブラウンは、ルーシーなどにいじめられながら、ひどく心を悩ませたり、落ち込んだりしますが、これは“よい悲しみ”で、そこからいつも回復してなんとかやり過ごしているように思えてきました。

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