« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月の記事

2011年8月31日 (水)

8月の復興読書は?

あっという間に8月も終わりになりますね。

4月からはじめたコニコの「復興読書」も5カ月経ちました。8月に読書したページは、1303ページです。旅行に出かけたりで、ちょっとページ数が少なかったですが、まあ、節電の中、日中冷房なしで、よくがんばったかな(゚ー゚)

4月から合計で7860ページになりました。9月で1万ページ越えできるでしょうか?自分でも楽しみです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月30日 (火)

「音楽の在りて」

以前「『バルバラ異界』に囚われる」という記事で、萩尾望都さんの世界の奥深さに惹き込まれたことを書きましたが、またまたすごい世界に出逢ってしまいました。

音楽の在りて 音楽の在りて

著者:萩尾 望都
販売元:イースト・プレス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今度は漫画ではなくて、小説ですね。未来の社会、宇宙の世界、死者とのきずななど、読む人の空想の翼を果てしなく拡げていく短編たち。どこか既存の社会に馴染めない、他の人とは違った人(または異星人)が背負う運命のようなものを感じさせる物語です。

そして、圧巻が「美しの神の伝え」という150ページほどの中編です。

続きを読む "「音楽の在りて」"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月28日 (日)

「しげちゃん」

しげちゃん しげちゃん

著者:室井滋
販売元:金の星社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

夏休みも後わずかですね。宿題が気になる子どもも多いかと思います。読書感想文なる宿題もあり、コニコもはるか昔にはどんな本を読もうなんて悩んでいましたが、今もおんなじ。夏休みだけではなく、毎日どんな本を読もうかと思っております。

そして、出逢ったのが絵本「しげちゃん」。この本は女優の室井滋(むろい しげる)さんが書かれたものです。

この本のエッセンスが、絵本の「あとがき」にあります。

大人になった私は、女優という仕事をしています。女優は「芸名」という別の名前をつけてもいいんです。けれどなぜか、名前は「しげる」のまんま!どの名前も自分に似合わないことに気がつきました。もう、父も母もこの世にはいませんが、結局、両親にもらった名前が一番好きになっていたんですね。

みんなはじぶんの名前って、すき?そんな問いかけからはじまるページをめくると、ピカピカの小学一年生のしげちゃん登場。そこには、学校に一緒に登校している気になってしまうような迫力のある絵があります。そして、みつけたのが机の上の名札。男の子は水色の紙に、女の子はピンク色の紙に名前が書いてあり、しげちゃんは、女の子なのに、水色の紙に「しげる」と書かれた名札を発見して・・・。

男の子みたいな「しげる」を消して、少し女の子みたいな名前を考えたりする「しげちゃん」。でも、なんだか違う名前をつけても・・・自分と違う。お母さんに聞いてみて、キッパリ名前を変えることはできないことがわかるのですが、そのあとのお母さんのことばは、どんな子どもにも宝物になることばでした。子どもにつけるあったかい名前、じわじわって自分の名前が好きになれそうな絵本です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月26日 (金)

「フレンチ・ウィンドウ」展

スカイアクアリウムは、森美術館で開催されているフレンチ・ウィンドウ展の入場券ともセットになっていたので、そちらも観てきました(8月28日まで)。

Img

20世紀現代アートを語る上で大きな存在であるマルセル・デュシャン。この展覧会は、彼を讃えて出来た「マルセル・デュシャン賞」の10周年を記念したものです。

現代アートというと、なかなかとっつきにくい感じがしますが、ポスターのポップな雰囲気に誘われて眺めてきました。

彼自身の作品も展示してあり、あの有名なトイレの便器の作品『泉』あったり、「モナリザ」にヒゲの落書きをした『L.H.O.O.Q.』(作品名の「L.H.O.O.Q.」はフランス語で続けて読むと、「彼女の尻は熱い 「Elle a chaud au cul、彼女は性的に興奮している」と同じ発音「エラショオキュー」になるそうです)も並んでいました。

Photo

(ウィキペディアより)

続きを読む "「フレンチ・ウィンドウ」展"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月25日 (木)

スカイアクアリウム

あ~暑い、そうだ水族館に行こうって、六本木ヒルズの「スカイアクアリウム」に行きました。

Img_0001

「天空の水族館」は地上52階にあり、展望フロアには、オレンジ色のニモちゃんが東京シティビューをバックに泳いでいました。ちょっと空を泳ぐ魚たちという感じで、幻想的だわ。

さて、水族館といっても、クールなアート・ギャラリーのような空間。

Img_0071

続きを読む "スカイアクアリウム"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月22日 (月)

そうだなって思う金言

今日は、目にとまった金言をひとつ。

We are what we repeatedly do.  Excellence then is not an act but a habit.
--Aristotle (Greek philosohper, 384-322B.C.)

人は繰り返し行うことの集大成である。だから優秀であるというのは、行為ではなく習慣なのだ。―アリストテレス (ギリシアの哲学者 紀元前384-322年)

何かを成し遂げている人は、飽くとこなく繰り返しそのことをやっていますよね。その行為がその人の生活の一部になり、その人の人生になっているんでしょうね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月21日 (日)

映画「アメイジング・グレイス」(Amazing Grace)

アメイジング・グレイス [DVD] アメイジング・グレイス [DVD]

販売元:Happinet(SB)(D)
発売日:2011/09/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

以前「Amazing Grace」の歌詞について記事を書きましたが、この歌が誕生した1772年、イギリス社会では奴隷貿易が当たり前でした。この状況を憂い、「アメイジング・グレイス」の作詞者であるジョン・ニュートンにも深く影響を受けたのが、ウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)。今回、コニコが観てきたのは、映画「アメイジング・グレイス」。2006年制作で、イギリスが奴隷貿易廃止から200年を記念して作られた映画です。

ウィルバーフォースは、奴隷貿易廃止に向けての法案を可決させるべく、生涯をかけて戦った実在の人物です。この映画は、ウィルバーフォースが国会議員になった1780年頃から奴隷貿易廃止法案が可決する1806年頃までを描いています。

続きを読む "映画「アメイジング・グレイス」(Amazing Grace)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月19日 (金)

Happinessって***「スヌーピーの小さな幸せ探し展」

先月、絵本「しあわせはあったかい子犬」をレビューしましたが、な~んと、この絵本を題材にした「Happiness is SNOOPY スヌーピーの小さな幸せ探し展」が今日から池袋のサンシャインシティで始まりました(9月4日まで 入場料 大人900円、小・中学生600円)

この本についての紹介がスヌーピーの公式サイトでも紹介されています。1962年11月にこの本が世に出て以来もうすぐ50年。ベストセラーになり、そしてロングセラーになった深い絵本です。スヌーピーの生みの親、シュルツさんは、この本にこう添え書きしています。

Little moments you remember when you stop and think back over your life.
(ささやかな瞬間―あなたが立ち止まったり、人生を振り返ったときに思い出すもの)

It won't change the world, but we hope it will make things a little more pleasent for us survivors.
(それは世界を変えはしない。でも生きている私たちにとって物事が少しだけ心地よいものになることを願って。)

この本が発売されたのは冷戦下のアメリカで、キューバ危機があった直後だったそうです。そんな中、シュルツさんの描く“ささやかなしあわせ”が人々のこころに希望を与えた気がします。震災後の今の日本でも、彼のささやかだけど、人のこころを動かすこういった絵本が読み継がれるのは、本当に嬉しいことです。

Img_0033

えるこみブロガーのイベントととして参加させて頂き、さっそく初日の今日、伺ってきました。

やっぱり日本ではスヌーピーが人気者ですね。堂々と展示タイトルになっていました。ピーナッツやチャーリー・ブラウンはいま一つ馴染みがないのかしら~?展示場には、ピーナッツの登場人物一覧がありました。

続きを読む "Happinessって***「スヌーピーの小さな幸せ探し展」"

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2011年8月18日 (木)

旅のこぼれ話

大塚国際美術館への旅のこぼれ話を少し。徳島阿波おどり空港に降り立ち、最初に見たのが空港の出口にあるコチラ。

Pap_0223

大塚国際美術館に行くには、今から思うと鳴門に宿をとればよかったのですが、徳島がそんなに遠くないと思い、徳島駅前に宿をとりました。美術館主体の旅だったので、鳴門に泊った方がよかったわ~。

続きを読む "旅のこぼれ話"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月17日 (水)

大塚国際美術館さん、こんにちは ⑤気に入った絵は

大塚国際美術館のこのシリーズも5回目になりました。話題は尽きませんが今回でひとまずお終いにします。

そうそう、忘れていましたが、玄関には“アートくん”というロボットがいて自分の顔とそっくりな名画を見つけてくれる顔診断をしてくれました。

Pap_0213

ジャ~ン。わたくしの顔は、当たりまえの帰結ですが、モネの「ラ・ジャポネーズ」。正しい診断で、ちょっともっと「モナリザ」なんてなってくれたら大喜びなのだけど(笑)。

続きを読む "大塚国際美術館さん、こんにちは ⑤気に入った絵は"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年8月16日 (火)

大塚国際美術館さん、こんにちは ④「最後の晩餐」の魅力

ここ、大塚国際美術館では、ルネサンス期の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品「最後の晩餐」が、「修復前」と「修復後」の2枚、向かい合わせで展示してありました。

オリジナルの「最後の晩餐」は、1977年から20年以上かけて大規模な修復作業が行われたそうです。この修復は洗浄作業のみで、表面に付着した汚れなどの除去と、レオナルドの時代以降に行なわれた修復による顔料の除去が行なわれ、その結果、後世の修復家の加筆は取り除かれ、レオナルドのオリジナルの線と色彩がよみがえったわけです。現在、ミラノのサンタ・マリーア・デッレ・グラーツィェ修道院では、修復後のものが飾られており、このように、修復前後を見比べるのは、ここでしかできないことです。

Ca3c0932

続きを読む "大塚国際美術館さん、こんにちは ④「最後の晩餐」の魅力"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月14日 (日)

大塚国際美術館さん、こんにちは ③歴史と文化

名画がなんで名画なのか?その絵が美しいから?その絵がうまいから?もちろんそういったことは大切な要素になりえます。しかし、名画を名画たらしめているのは、その絵が、そこに息づく歴史と人々の営みを感じさせるから。今回、この美術館でずらりと並ぶ名画を観て、つくづく感じたことです。

続きを読む "大塚国際美術館さん、こんにちは ③歴史と文化"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月13日 (土)

大塚国際美術館さん、こんにちは ②環境展示

  昨日、ご紹介したように大塚国際美術館は、陶板による原寸大の名画美術館です。世界の名画の選定は、日本の専門家6名の選定委員によって厳選されたもの。

学芸員の方が毎日行ってくれるガイドツアーで知ったのですが、絵の模写というのは、贋作と間違われることを避けるため、原寸大の模写絵は禁じられているそうです。でも、ここの名画の場合は、明らかに陶板で作られており、オリジナルと違うということが明白なので、原寸大が許されたということです。

「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」(ダヴィッド・ジャック=ルイ)の絵のように大きい絵(621x979cm)などは、陶板を何枚も接いで一枚の絵にしていますが、不思議とその接ぎ目も気になりません。

Img_1283

続きを読む "大塚国際美術館さん、こんにちは ②環境展示"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月12日 (金)

大塚国際美術館さん、こんにちは ①驚きの質と量

Pap_0206

毎日が猛暑。昨日も今日も酷暑。暑い暑いといいながら、念願の美術館巡りを果たすため、熱い想いで鳴門へGO!ここは、うずしおがみられるすぐ近くにある自然豊かな地に立っている美術館です。

世界の名画を陶板画で展示した希代の大塚国際美術館、存分に楽しんできました。

続きを読む "大塚国際美術館さん、こんにちは ①驚きの質と量"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月11日 (木)

コニコの夏合宿2011 ⑧堀江敏幸さん

いよいよ「夏の文学教室」シリーズ、コニコの夏合宿2011も最終回です。

オオトリは堀江敏幸さんです(本当のトリは、詩人の岡井隆氏でしたが)。去年のお話「眼と風景――藤枝静男の昭和」には引き込まれ、こころに残ったので今年も楽しみにしていた講演のひとつでした。

それにしても、堀江さんの外見は飄々としていてお若く見えますね。今は早稲田大学の先生をしておられるそうですが、ちょっと見、学生に間違えられそうな風貌。

続きを読む "コニコの夏合宿2011 ⑧堀江敏幸さん"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 9日 (火)

コニコの夏合宿2011 ⑦島田雅彦さん

閑話休題。

「夏の文学教室」で、もう一つの対談は、加藤幸子さんと谷村志穂さんの「自然からみた『いのち』の対話」。鳥の話が多く、生きている鳥があまり好きでないわたしにはピンとこず、・・・毎日の暑さ疲れか、この後5日目のご三方、伊藤比呂美さん、天野祐吉さん、川本三郎さんも一生懸命メモをとる気力がチトなくなってきました。

But、最終日は「今日が最後!」という気持ちもあり、講演者も私の好みで気合が入ります。

去年もククッと笑いの絶えない痛快な講演をして下さった島田先生のご登場です。

続きを読む "コニコの夏合宿2011 ⑦島田雅彦さん"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年8月 8日 (月)

風鈴で涼しく

Ca3c0884

毎日お暑うございます。「夏の文学教室」、あと2回続きますが、その前に小休止。

神楽坂の一角で撮ったほおずきと風鈴の風情ある風景。

涼しげな風が感じられるようですね。ちりんちりん♪

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 7日 (日)

コニコの夏合宿2011 ⑥最相葉月さんx瀬名秀明さん

「夏の文学教室」、4日目。去年も高橋源一郎さんと内田樹さんの対談が面白かったので、今年も、ノンフィクション作家の最相葉月さんとサイエンスフィクション作家の瀬名秀明さんの対談を楽しみにしていました。最相さんは、昨年「昭和がみた未来」と題して、実に放射能にまつわるお話をされて印象に残った講演だったので、どんなお話が聴けるかわくわく。

今年の対談テーマは「未来からみた『いのち』」です。

続きを読む "コニコの夏合宿2011 ⑥最相葉月さんx瀬名秀明さん"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月 6日 (土)

コニコの夏合宿2011 ⑤藤田宜永さん&津島佑子さん

藤田宜永さんも津島佑子さんも、去年の「夏の教室」の講演者でしたが、今年は特に東日本大震災を経験されて、今の状況の中で文学の力を真摯に考えるお話をされたのが印象に残りました。

特に藤田さんは、「小説と社会貢献」と題してお話され、時代における小説というより、小説そのもののもっている力、言葉の力を信じて、もっと書く、もっと話すということをしていきたいと言っておられました。

藤田さんは、「かつて、三島由紀夫は、『文学には魔物が住んでいる』と言っていますが、小説が魅力的なのは、本が感動を与えてくれるとか、とってもわかりやすいっていうことだけでなく、小説の中に魔物が存在しているから、読んでしまう面白さがあった。今の時代は、小説を読んで『元気をもらえました』という人が多く、それだけなのかと思ってしまう。それだけ世の中が生きづらくなってしまったのかもしれないけど。」と言っています。

つまり、歯切れの悪く、むずかしく、混沌としたものも小説で、今の時代だからこそ、そんな小説を粛々と書いていきたいという藤田さんのスタンス、私には大いにありと思いました。どの小説を読んでも、5つ星の感動的で明るい気持ちになれる、わかりやすいお話ばかりになってしまったら、文学はのっぺりした深みもないものになってしまいそう。

そうそう、藤田さんが、「一時毎日流れていたACの広告で『ありがとウサギ 魔法のことばでたのしいなかまが~♪』というのがありましたよね。『ありがとう』が魔法の言葉になってしまった日本って、よっぽど言葉の力がなくなってます」とも言っていたのも、笑えない話でした。

続きを読む "コニコの夏合宿2011 ⑤藤田宜永さん&津島佑子さん"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 5日 (金)

コニコの夏合宿2011 ④玄侑宗久さん

7月27日、「夏の文学教室」も3日目。一時間目の講演は、玄侑宗久さんの「死なない命」でした。今回の講演の中で一番意外性があったのがこのお方の話。

以前「龍の棲む家」を読んで、ことばの奥深さを温かな筆致で書き綴っている文章が印象的で、どんな方なのかなと思っていました。執筆活動を続けながら、福島県三春のお寺の住職さんもしておられます。

龍の棲む家 (文春文庫) 龍の棲む家 (文春文庫)

著者:玄侑 宗久
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

続きを読む "コニコの夏合宿2011 ④玄侑宗久さん"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年8月 3日 (水)

コニコの夏合宿2011 ③平野啓一郎さん

私が今回の「夏の文学教室」で一番楽しみにしていた講演者はこちらの方―平野啓一郎さん。演題は「三島由紀夫と戦後」でした。

去年の夏合宿でも「三島由紀夫氏との日々」というテーマで横尾忠則さんが“人間、三島由紀夫をたっぷり講演をして下さいましたが、今回は純粋に文学の話。それも三島の顔といっていい小説「金閣寺」をとりあげています。

「金閣寺」は、コニコもずいぶん昔に読みましたが、細かいところはかなり忘れています。

続きを読む "コニコの夏合宿2011 ③平野啓一郎さん"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月 2日 (火)

コニコの夏合宿2011 ②落合恵子さん

第1日目は、山崎 一穎さんの「森鴎外 その終焉」、片山文彦さんの「北条民雄の文学と生涯」、曽野綾子さんの「表現と人生」。それぞれに知らないことも多く、面白いと思うところもあったのですが、実は私にはいまひとつ気持ちが集中できない講演でした。

第2日目になり、夏目房之介さんは、「手塚治虫 いのちのかたち」というテーマで手塚氏の作品を採り上げながら彼の創作の原点になる人生観を語ってくれました。だんだん、コニコもエンジンがかかってきました。

そして、二時間目は落合恵子さんの「いのちの感受性」。バサッと白髪交じりの髪の毛をたなびかせ、「私の怒髪について、お話しておきます」と語り始めた落合さん。聴く者を鷲掴みにするゆっくりと、きっぱりとした口調で語りかける落合さん。“怒髪”って―その衝撃は、詩人、茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」を読んだときと同じくらいすごいもの。

「母の介護で7年間、髪を気にする時間があるのなら、その時間、寝ていたかった。ある時テレビでみたサッカー選手が試合の時に水を浴びていました。頭をバサッとふっただけで、元の髪型に戻っていたのを見て、手間の全くかからないこの髪型だと思いました!」と仰っていました。鬼婆のような怒髪といわれても、一向に構わないという落合さん。「私は、社会に怒っているのだから」といいます。

続きを読む "コニコの夏合宿2011 ②落合恵子さん"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年8月 1日 (月)

7月の復興読書は?

コニコの夏合宿のお話の前にご報告。

4月からはじめたコニコの「復興読書」も4カ月。7月に読書したページは、1730ページです。今月はスヌーピーの本をずいぶん読みました。絵本も多く楽しく読書。

4月から合計で6557ページになりました。5000円の義援金に加えて、8~9月分も先取りして、先日チャリティーで3500円寄付してきました。はたして8月以降で何ページ読めるかしら?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »