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2011年10月 3日 (月)

「下町ロケット」

下町ロケット 下町ロケット

著者:池井戸 潤
販売元:小学館
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いま本屋さんに平積みのこの本、チェックです。

“王様のブランチ”で紹介していて、「これは昭和“プロジェクトX”のにおいがるす」と早速読むことにしました。

いやいや、もう♪風の中の昴~♪って、中島みゆきの歌が聞こえてきそうな、日本の技術、メーカーの底力を感じさせるお話でした。

主人公、佃が経営する下町の町工場が、大手企業を相手に真っ向勝負していく話。山あり谷あり、危機一髪の試練を乗り越えていく、爽快で元気のです物語です。

そして、私がこの本を読んで感じたキーワードは“真摯”と“プライド”!

自分の夢であるロケットエンジンの失敗で研究職をあきらめ、父親の町工場を継いだ佃は、経営者として、会社の内外から孤立していく場面があるのですが、彼はつねに部下にも取引先にも“真摯”であったことが印象的でした。前に、「『もしドラ』の魅力」という記事の中で、マネージャーとして資質として不可欠なのが“真摯である”だと書きました。佃は自分の夢であるロケットエンジン作りを粘り強く伝えていくプロセスを経て、皆の気持ちを結果へとつなげていったのです。

そして、その気持ちを思いっきり持ちあげたのが会社としてのチームの“プライド”でした。日本人が誇りとしてきた「丁寧で、精巧なモノづくり」が皆の心をひとつにしていきます。

大企業の横暴さや、腹黒さをバネにして、積み上げていく仕事がロケット打ち上げという快挙につながる、これは、まさに夢が空に舞い上がっていく光景でした。

世のがんばっているお父さんたちの応援歌のような“プロジェクトX”的本でした。おススメよ。

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