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2011年10月31日 (月)

原書ではないですが「The Elephant Vanishes」(「象の消滅」)

The Elephant Vanishes The Elephant Vanishes

著者:Haruki Murakami
販売元:Vintage
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10月も終わりですね。今日はハロィーンでしたが、特にトリックもトリートもなく、穏やかな一日でした。

英語の本を久しぶりに結構読めて今月は満足です。今回は、原書は村上春樹の短編集からのもの。まとまって彼の短編を読んでみたいと思っていたので、試しに英語で読んでみることにしました。

これが、なかなか楽しい体験でした。むずかしい単語や長文が出てくることはあまりなく、すいすいと読める。そして、この英語がなんだか原文に思えてくるから不思議です。ちょっと「日本語はどう書いてあるのかしら?」なんて見比べてみると、なんと村上春樹の日本語の方が翻訳に思えるという気がしてきます。

特にお気に入りは「On Seeing the 100% Perfect Girl One Beautiful April Morning」です。これは「1Q84」のお話の基になった短編だということで、とっても興味があったのですが、ごくごく短い話なのに余韻の残る、読んだら人に話したくなるストーリーでした。

ある4月の晴れた朝、原宿の通りですれ違った女の子は、僕にとって100%の女の子だったという話。でも、ハッピー・エンドじゃなくて、「A sad story, don't you think?」というラスト。

後の短編もそれぞれ面白かったのですが、ニヤッとしてしまったのがNoboru Watanabeさんです。この名前は、この短編集に3回出てきています。最初は猫の名前、2度目が妹の気に入らない婚約者の名前、3度目が象の世話係。思いもしないつながり(or無関係さ)で、「あらっ、この人も渡辺さん?」と笑ってしまいました。

こんなに読みやすいのならと、つい先ごろ発売になった英語版の「1Q84」も注文しました。届くのが楽しみです。

Haruki Murakamiを英語でエンジョイup

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