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2012年2月13日 (月)

フィンランドを想う

先月末に読んだ「チェロの森」では、チェリストの長谷川陽子さんがフィンランドに留学した時のことが書いてありました。実はわたしにはフィンランドが北欧のどこにあるかもあやしいものだったので、グーグル地図で調べてみました。

なるほど、スウェーデンとロシアにはさまれた国で、首都がヘルシンキ。そういえば、映画「かもめ食堂」はヘルシンキが舞台でした!

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長谷川さんの友人は、スカンジナビア人(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)、そしてフィンランド人の国民性の違いについてこう話してくれたそうです。

ノルウェーで素材を採り、フィンランド人がそれを加工する。そして、それを世界に宣伝するのがスウェーデン人の得意とするところ。最後に値段交渉はデンマーク人に任せておけ。
これが、最も国民性を現した効率のよい北欧4カ国の役割分担だ、と。(「チェコの森」119ページ)

こういった小話は、ステレオタイプを言っているにしても、なんとなく納得してしまうところがあって、面白いですよね。フィンランド人が、素材を加工して商品にするのが得意ということでは、ちょっと日本人に似ているのかもしれません。

そのフィンランドが生んだ作曲家シベリウスは、フィンランドの“湖と森に囲まれた自然を愛し、特に冬の間の完璧な静寂を知ってい”て(121ページ)、「静けさが語る」という言葉を残しているそうです。厳しい寒さの中でキ―ンとした静けさにじっと耳を澄ませてみたい気がします。

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コメント

こんにちは。ご無沙汰してます。
面白そうな本ですね。(探してみよう)
北欧へは一度も行ったことがないのですが、
「かもめ食堂」を観て以来とても興味がでてきました。
フィンランド人でスウェーデンに住む友だちがいるので、
更に北欧へ行きたくなってます。
彼女は2年前の桜の時期に、日本に来ました。
気くばりの仕方とかも日本人のそれと似ているような気がします。

投稿: いずみん | 2012年2月14日 (火) 10時40分

いずみんさん、こんばんは。お元気ですか?
この本は、音楽の話も多いですが、大のチェロ好きでなくても読後感がとてもさわやかで彼女の弾くチェロを聴きたくなると思いますよ。実はさっそくCDを聴いていますがwink
北欧の国々は憧れています。映画監督のベルイマンのスウェーデン、「かもめ食堂」(!)とシベリウスのフィンランド、作家イサク・ディーネセンのデンマークなどなど、周遊してみたいものです。いずみんさん、ぜひご友人を訪ねてみて、お話をお聞かせくださいねheart01

投稿: コニコ | 2012年2月14日 (火) 21時37分

随分昔、「愛の風景」という映画を観ました。ベイルマンの作品だったと記憶していますが、当時は(今も?)スウェーデン映画(?)というのも珍しく、背景などよくわからないままの鑑賞でした。内容も長いうえ難しかったような。。今観たら、もっと楽しめるような気がします。
最近、カミラ・レックバリというスウェーデン作家のミステリを読みました。「氷姫」というタイトルですが、結構面白かったです。続編もあるのですが購入したまままだ読んでません。
コニコさんの方が、北欧へ行くのは早いかもしれません。最近出不精なので…sweat01

投稿: いずみん | 2012年2月15日 (水) 01時15分

いずみんさん、「愛の風景」という映画があるのは知りませんでした。グーグルしたら、ベルイマンの自伝的映画だったようですね。監督は彼ではなかったようで。ハリウッド映画以外の外国映画は、なかなか上映期間が短くて観るのが難しいですが、秀作が多いですよね。

ミステリーものの「氷姫」、探してみますね。
お互い、旅に行ける日を夢見て情報収集に励みましょう!

投稿: コニコ | 2012年2月15日 (水) 21時24分

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