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2012年4月の記事

2012年4月30日 (月)

ビストロ シロ

山種美術館に行ったらぜひランチはここで、とおすすめなのが「ビストロ シロ」♪お魚料理を中心にその日の仕入れた食材で気取らずに料理して下さるのが特徴。

コニコは、“本日のランチ”、連子鯛(レンコダイ)を頂きました。このランチにはサラダと一口ポタージュスープ、プチデザートとドリンクがついて1500円。

このメインのお魚をみたら、お値打ちの価格と思います。

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半身ではありますが、尾頭付き。ちょっと嬉しいお祝い気分になります。目の部分はなんと、オリーブをペースト状にしたもの。塩加減がうす味なのですが、このオリーブの塩漬けペーストで調整すれば好みのお味になりますね。

お店の雰囲気もこじんまりしたアンティーク風。落ち着けるビストロです。ランチ時は満席のようですので、予約していった方がいいかも。わたしもネットで予約していきました。山種美術館で和を楽しんだ後、お魚料理でボナ・ペティdelicious

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2012年4月28日 (土)

「桜 さくら SAKURA 2012」@山種美術館

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和菓子を食べてからの続きです。さて、今回の特別展「桜 さくら SAKURA 2012」のサブタイトルが~美術館でお花見!~です(~5月20日、日曜まで)。

東京の桜がすっかり花を散らし、葉をつけた後も、こうして美術館でしばし花見に興じることのできる幸せを感じながら、たくさんの”さくら”たちを観てきました。

朧に霞む吉野の桜、ひっそりと佇む山桜、月明かりに妖しく光るしだれ桜などなど、さくらの多彩な美しさに目を奪われる思いです。

特に気に入ったのが3点。そのうち2点は、東北の桜を描いたものでした。ひとつは今回の展示のチラシにもなっている橋本明治の「朝陽桜」。この桜は、郡山市近郊にある天然記念物の滝桜を描いたものだそうです。金色に光るバックに、 桜の花びらは、まるで画面から浮き上がっているようにくっきりと咲き誇っていました。また。もうひとつの東北の桜は、奥田元宋の「奥入瀬(春)」。横長の比較的大きな絵で、清流の流れをうまく活かした構図。控えめに溶け込んでいる山桜が新緑に色を添えていました。おもわず「ふるさと」を口ずさみたくなりました。日本人の原風景は、もしかしたらこの絵のような清流と緑の自然の風景なのかもしれません。

そして、3番目の絵は…もしこの展覧会の絵の中で、ひとつお持ち帰り出来るとしたら迷わず選ぶのが小茂田青樹の「春庭」です。桜ガーデンといった趣で、日本画なのに遠近法を強く感じさせ、シャレている感じが観ていて飽きません。

とはいえ、他の桜も甲乙つけがたく、友だちと床の間があったら、ぜひ風流に飾りたい絵ばかりと話していました。

もちろん、おみやげはクリアファイル。「いったい、どのくらいクリアファイルをもっているの?」と友だちに言われてもへこたれず、コニコは買ったのでした。お買い上げは(和菓子にも合った)奥村土牛の「醍醐」よ♪蛇足ながら奥村土牛は、どぎゅうではなく、”とぎゅう”と読むそうです。知らなんだわ。

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GWでもまだ美術館でお花見できますので、ぜひどうぞcherryblossom

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2012年4月25日 (水)

食べても見目麗しいさくらたち

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山種美術館は前から行きたいと思っていたところです。今日は「桜・さくら・SAKURA」展を見にこちらで友だちと待ち合わせです。入ってすぐにあるカフェ椿は、季節や展示テーマに合わせた和菓子がメニューに並びます。

上から「春の山」、「醍醐」、「陽春」のさくらをモチーフにした和菓子を頂いてきました。えっ、もちろん、3個いっぺんに食べたわけではございません。私は、東山魁夷の「春静」をイメージした「春の山」を抹茶と一緒に堪能しました。ほんのり金柑香りがするこしあんでした。

もう、展示をみる前から”お花見”全開だわ。

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「怪物はささやく」(「A Monster Calls」)

怪物はささやく (パトリック・ネス作、シヴォ―ン・ダウド原案)

いつもすてきな本を紹介してくれるmichiさんのブログでレビューされていた「怪物はささやく(原題「A Monster Calls」)を読みました。墨絵のように黒々としたジム・ケイのイラストが印象的です。

真夜中を過ぎたころ、12時7分、悪夢と連れだって裏庭からやってきたイチイの木の怪物。その怪物は、13歳のコナーにこう言います。

「わたしが三つの物語を語り終えたら、 四つめの物語をわたしに話すのだ」と。

そして怪物は付け加えた、その物語は少年が心に秘めた真実の物語であり、 その物語を語り聞かせるために少年が怪物を呼んだのだ、と。

とてつもなく大きく、恐ろしい怪物を見ても、コナーは怖いと感じないほど自分の心の殻を厚くして、なんとか一日一日をやり過ごしています。少年が抱える問題は、このイチイの木のように大きくてどうしていいかわからないほど深刻です。癌に罹りどんどん具合の悪くなっていく母親、頼りにならない、遠くに住む父親、そりの合わない祖母、いじめっ子のいる学校・・・ことばにするには切なくつらすぎる真実。荒ぶるコナーの心にはどうしようもない感情がこみあげてきて・・・

怪物はささやきます。「真実を話せ」と。コナーの言葉にならない言葉が胸を打ちます。

イチイの木はイギリスやアイルランドでは墓地に植えられる木だそうです。種には毒性もあり、その毒が薬にもなるといいます。使い方次第では毒にも薬にもなる矛盾したもの。イチイの木が語る3つの物語の説明に、こんな言葉がありました。「人間の心は、毎日、矛盾したことを幾度となく考えるものだ」(201ページ)イチイの木が老木であり、長い間の人間の生き死にを見続けてきたことを想うと、コナーの苦しみを見ていられず、重い腰を上げた翁(相当怖くてきびしい!)のような気がしてきました。

ヤングアダルトの本ではありますが、10代の読者がコナーに焦点を当てて読む他、成人した読者がコナーの母親やおばあさんの気持ちを慮る読み方もできて、気持ちが揺さぶられる物語でした。

再読したい本です。

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小学生のような日記

ホットケーキの夢をみた。食べたくなって食べに行った。

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ここはどこ?不二家の前よ。

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さあ召し上がれ。焼き立てのホットケーキ。ああ、おいしかった。

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2012年4月21日 (土)

小泉さんに魅せられて

英語で短編を読む「コニコの英語カフェ」読書会も4月から3シリーズ目に入りました。

今シリーズのテーマは“怖い話”。ホラーとかグロテスクといったものもありますが、実は「その心理・行動って怖い!」という話も読んでいこうと思っています。4月に選んだのが小泉八雲の「Gikininki (食人鬼)」。怪談の中に入っている短編です。欲に目が眩んで餓鬼道に堕ちた僧に夢想国師が出会うという話。

一夜の宿を乞うた村人から、死人が出た家にその夜いると災いが起るということを聞いた夢想国師が見たものは、死人はおろか、お供物までバリバリと食う餓鬼の姿。英語ではその姿を"shape"と表現していました。リーダーズ英和辞典で、shapeを引くと、(おぼろげ[奇怪]な)姿、幽霊という意味がありました。八雲が魅せられた日本の影のような幽霊は、西洋が想像する"monster"(怪物)とはっきりと違うものなのですね。

先日、読んだ小泉さんの「日本の心」も、いま読書中の「怪談・骨董」も少しも古びていないストーリーや洞察に心惹かれてしまいます。特に「怪談・骨董」の巻末にある平井呈一さんの解説では、八雲さんの奥さん、セツさんの「思い出の記」が紹介されていて、微笑ましい夫婦の様子が書かれていました。セツさんに昔話をせがむ八雲さんは、まるで母親に読む聞かせをねだる子どものようで、100年以上も前のその情景に妙に親しみを抱きました。

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読書会で小泉さんを読んだ後、ふらり雑司ヶ谷霊園の彼のお墓を訪れてみました。3年前にもこちらの夏目漱石のお墓参り をしましたが、今回の主役は小泉さんです。管理事務所の向かいにある花屋さんで菊の花を買って手向けてきました。中央に八雲さん、左に奥さんのセツさん、右にお孫さんのお墓がありました。菊の花を買った花屋のご主人によると、「八雲さんの曾孫さんがご存命中で、松江で先生をしている」とか、「八雲さんと夏目漱石さんはあんまり仲が良くなかった」(東大の教授職であった八雲さんの後任が夏目漱石)とか、「いまでも外国の大使が小泉八雲さんのお墓参りに来る」とか、滅多に聞けないお話をいろいろしてくれました。ついでに「泉鏡花さんのお話もお読みになってみたら」なんて薦められたり、とってもお話好きなご主人でした。ちょっと得した気分です。お墓参りしていると、ずいぶんと蝶々が飛んでいて、小泉さんの本の虫の項を思い出します。死んだ人が蝶々になってお墓にきているのかしら、と思えてくるから不思議です。奥の深い小泉八雲の世界、あらためて面白いと感じました。

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2012年4月18日 (水)

NHKラジオ深夜便「私を魅了したロシア音楽」

毎年GWに恒例のラ・フォル・ジュルネで今年はロシア音楽がテーマ。それに合わせてロシア文学者、亀山郁夫先生がラジオでロシア音楽の魅力を紹介してくれるそうです。う~ん、来週が楽しみ♪

2012年4月23日(月)~4月26日(木) 午後11時40分頃~55分頃(NHKラジオ第1放送)

NHKラジオ深夜便 “ないとエッセー” 『私を魅了したロシア音楽』

23日「ロシア音楽との出会い」(ラフマニノフ、パガニーニの主題による狂詩曲、チャイコフスキー、四季より六月)

24日「チャイコフスキーの魅力」(チャイコフスキー、交響曲第6番「悲愴」・第4楽章)

25日「熱狂のロシア音楽」(ストラヴィンスキー、春の祭典、ショスタコーヴィチ、交響曲第5番・第4楽章)

26日「叙情の音楽と現代の音楽」(プロコフィエフ、アレクサンドル・ネフスキーの歌、シルヴェストロフ、交響曲第5番)

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2012年4月17日 (火)

映画「はやぶさ」ミッション完了

去年の秋から観はじめた映画「はやぶさ」。「はやぶさ」を題材にした同じような題名の映画が3本立て続けにロードショーになりました。そして、先日「おかえり、はやぶさ」を観て、これにて“映画「はやぶさ」を3本観るミッション”完了しました。(*゚▽゚)ノ敬礼!

以下がその題名と、主な役どころの配役です。俳優名は、プロジェクトマネージャー JAXA室長 映画の進行役(狂言回し)の順。

①号「はやぶさ HAYABUSA」 佐野史郎 西田敏行 竹内結子
②号「はやぶさ 遥かなる帰還」 渡辺謙 藤竜也 夏川結衣
③号「おかえり、はやぶさ」(3D) 大杉蓮 中村梅雀 杏 

う~ん、それぞれに良さはあったのですが、個人的には①号が好きかしら。コニコ的に一言で映画を形容すると、①号は“地味”、②号は“カッコいい”、③号は”若さ”。この映画の主役は、もちろん惑星探査機「はやぶさ」ですが、プロジェクトチームの群像劇でもあるわけです。そのリーダーであるマネージャー役で、佐野さんが一番、本人の川口氏に似てます。研究者っぽい地味な佇まいも「そんな感じの方じゃないかしら」と想像したりして。渡辺謙さんも大好きですが、ちょっとかっこよすぎかも。③号の杏が②号に出ていたら、親子で出演でもっと話題になったでしょうにね。

それから、①号が一番はやぶさ自体の構造やミッションについての説明があり、試行錯誤しながら「はやぶさ」を作っていった過程がつかめました。とはいうものの、同じ題材を3回少しずつ角度を変えて観るというのも面白い鑑賞の仕方でした。③号は3Dでなくてもよかったかなと思いましたが。

そして、ラストの“はやぶさ、大気圏突入シーン”は3度とも涙してしまいました。カプセルを地球に手はたして燃え尽きてしまうなんて、儚さがひとしおです。

日本人に“あきらめない勇気”をくれた「はやぶさ」くん、うれしく楽しく拝見しました。私のミッションも達成です。

はやぶさ/HAYABUSA [DVD]

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2012年4月15日 (日)

沈まぬ船「タイタニック」が沈んだ日

1912年4月15日、100年前の今日は、イギリスの港からニューヨークを目指して出航した豪華客船が沈んだ日なのでした。

先日、BS歴史館で「タイタニック 100年目の真実~何が生死を分けたのか~」という番組をみて、世界最悪の船舶事故の実態にあらためて驚かされました。この番組は、1997年にメガヒットした映画「タイタニック」とは違った観点からのアプローチで構成されており、1等、2等、3等船室の乗客生存者の数から、この事故が人災によるものであるという実態が明らかにされていきました。特に興味を引いたのが、2等船室の生存者であり、唯一の日本人乗客であった細野正文さんの手記でした。生々しい脱出シーンが文字通り生死を分けたもので、2等船室の男性の生存率が2ケタを切るという中のサバイバルだったようです。しかも、その生存者が、YMOのメンバーだった細野晴臣さんのおじいさんだったということも新聞で知ったことでした。

乗船者のうち唯一の日本人で無事救出された男性の孫に当たるミュージシャン細野晴臣(64)が、事故とゆかりの深いカナダ東部ハリファクスを15日から訪れる。(4月14日共同)

そんなギリギリの乗客のサバイバル劇が繰り広げている中、必死でボイラー室に残り、船内の明かりを灯したボイラーマンや機関士の人々は、タイタニックとともに海に呑みこまれたことも知りました。

今、映画「タイタニック」が3Dで再ロードショーされています。こうした事実を知ると、またあの映画が観てみたくなります。

タイタニック アルティメット・エディション [DVD]

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2012年4月13日 (金)

「おばさん未満」

去年から“読書メーター”という本好きの人たちのSNSに入ったのですが、そこのレビューをみて面白そうだと思って手にとりました。

はじめて酒井順子さんの本を読むことになりました。それもタイトルが「おばさん未満」という、中年女性には素通りできないものです。

衝撃的なのは(ってそんなおおげさではないけど、それなりに)最初の章の「痛い」項。

じつは先日、「なんだかわたしって痛いな~」なんて思ったことがあったのでした。コニコは“未満”どころか“おばさん以上”ということはわかっているつもりではあったのです。そして、酒井さんがまさにそんな“痛さ”をわかりやすく分析してくれたのでした。

「痛い」という言葉の意味は、「痛々しい」という意味と、似ています。
「あの人、痛々しい」
と言う場合は、「あの人」が本当に苦痛を感じているかはどうでもよく、いかにも苦痛を感じていそうな人を見ている自分の方が苦痛だ、という感じ。(中略)
若作りをして「痛い」と言われている本人は、いくら他人から「痛い」と陰で言われたとて、痛くもかゆくもないのです。負担を感じるのはむしろ見ている側の方。若作りしている本人としては、「いくつになっても変わらない私!」とか、「今の時代を敏感にキャッチしてる私ってイケてる!」くらいのことは思っているのであって、その気付いてない感じにまた、見ている側はイライラする、と。(22ページ)

空気の読めないのがおばさんのマストではあるけれど、あんまり「痛い」のもやっぱり“痛い”。今のコニコ年齢(ヒミツ)では、「我々は今、『自分の年齢は自覚していますよ』ということを示しつつ、いわゆる『痛い』言動をしないようにもしつつ、さらには外見は老けこまないようにするという、難しいバランスを保つことが要求されています。」(200ページ)ということです。

ということで、昨日の花見の前に“難しいバランスを保つ”ちょっと若く見えるマダム服を買ってみたコニコでした。

おばさん未満 (集英社文庫)

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2012年4月12日 (木)

「日本の心」から花見を考える

このところ、桜のことをずいぶん書いていますが、なぜに日本人が桜を愛でて美しいと感じ強く惹かれるかをぼんやりと考えていました。

まだ読みかけの小泉八雲の「日本の心」の中で、こんな一節があり、「これか」と膝を叩きました。

美の感動だが、これも人間のあらゆる感動と同様に、果てしない過去の、想像もつかないほど数限りない経験から受け継がれてきたものに他ならない。美に対するいかなる感情の中にも、脳という不思議な土壌に埋もれた微かな記憶のざわめきが無数に存在する。そして人は誰でも、美の理想を――それはかつて心を打った形・色・雅趣などについての、既に消え去った記憶が限りなく集まってできた合成物にすぎないのだが――それぞれの心の中に抱いている。(110ページ)

ここでいわれている記憶は、個人のものであるのかもしれないのですが、わたしには日本人が、春という季節がめぐって来る度に、古来から「ああ、美しい」と思ったそれぞれの記憶が集積して“桜を愛でるこころ”というものを育ていった過程があったと納得しました。日本人の心のDNAに抱かれた“桜の感動”は、これからもわたしたちの記憶と共に続いていきそうです。

日本の心 (講談社学術文庫)

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花見@CANAL CAFE

なんだかんだといいながら、花見をしに行くことになりました。場所は飯田橋のCANAL CAFE。駅から1分とかからない好立地で、しかも外堀沿いの桜が満開とくればGO!東京の桜も今週いっぱいがみどころでしょうね。わたしはどちらかというと散り際の桜が好き。はらはらと風に舞う花びらがなんとも儚くて。

と、風情のあるようなことをいいましたが、いざ花見をはじめると、ピザを食べたりワインを飲んだりと忙しいこと。テラス席は、すっかり花見客でうまり、ワインのボトルがテーブルに何本も並ぶつわものもおりました。

テントのあるエリアはバーベキューもやっており、ちょっとしたバカンス気分にもなります。「これで生演奏が聞こえてくれば、シカゴのラヴェニアみたい」とはしゃいでしまいました。おつまみのポテトを注文しに行くと、な~んと中村雅俊さんをバーベキュー・エリアで発見。お歳をめしても、芸能人ってどこかオーラがありますね。

過ぎてゆく桜のシーズンを惜しみつつ、ひらり花びらの行方を追うコニコでした。

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2012年4月10日 (火)

古楽器~寺神戸亮さん

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上野の桜を横目にやって来たのが、東京都美術館の講堂でした。4月7日に行われたミュージアム・コンサートは、ヴァイオリンの古楽器演奏です(チェンバロのコンサートは都合が悪くなってパス)。

演目は

ビーバーの「パッサカリア ト短調《ロザリオのソナタ》」、
テレマンの「《無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲》より第1、12番」
バッハの「シャコンヌ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番」

古楽器(バロック・ヴァイオリンともいう)といたっていたので、どこが今のヴァイオリンと違うのか、演奏者の寺神戸さんが説明をして下さいました。ボディはほとんど同じらしいのですが、ネックの部分と、弦が異なるそうです。その弦とはガット弦と呼ばれ、なんと羊の腸からつくっているんですって。そうそう、肩当てもなかったですね。そして、弓もかわっていました。今のヴァイオリンの弓は、内側にしなっていますが、古楽器の弓はアーチェリーのように外側にしなっていました。しかも、弓の毛が黒だったんですよ。

音色も華やかというより素朴な感じで、春のうららかな日のコンサートにぴったりでした。聴いていると重音奏法の低音部がよく響いて、比べるのもおこがましいことですが「なんであんなに響いて簡単そうにひくんだろう」と弓の運びをじっとみつめてしまいました。

上野の森で開催されていた「東京・春・音楽祭」も終わりです。コンサート当日には、和服姿の人も多く、不思議に思っていたのですが、なんと着物でコンサートに来た人には、特製クリアファイルがプレゼントせれたんですって。クリアファル・おたくのコニコとしては、うらやましいかぎりでした♪

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2012年4月 9日 (月)

桜よりも多い人

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花見は皆さまお済みになりましたでしょうか?今日はおだやかな陽気でしたね。

しか~し、昨日、一昨日と冬に逆戻りのような寒さbearing その中、上野の桜を愛でようとたくさんの人がやってきました。私めは花見の用事ではなく上野に行ったのですが、あまりのにぎわいにびっくり。なんだかこうして写真に撮ってみると、昔っぽくて江戸のにぎわいのような感じがしませんか(もちろん江戸時代に生きていたわけじゃないから、どんなだかわからないけれど)?

昼間からもう酒宴は始まっていて、あの寒さだったから、トイレの列が長かったですよ。ブルブルした。

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2012年4月 5日 (木)

さくら変奏曲

先日の暴風も去り、桜がだいぶ咲き始めました。

“春”をテーマにしたあるメドレーを聴いていたら、桜の曲が流れてきて、す~っと心に舞い降りました。日本人の心に響く桜の音は、どこか悲哀に満ちていて、内に秘めた激しさがあります。

この「さくら変奏曲」は、その激しさもふくめて何度も聴き入ってしまった調べでした。

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2012年4月 4日 (水)

トルコ料理「コンヤ」

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先日銀座に行った時に、ふと入ったトルコ料理レストラン「コンヤ」。コンヤって、トルコ語で何か特別の意味があるのかしらと調べたら、都市の名前でした。地理にうといコニコなのです。

頂いたのは、その日のランチ。グラタンのようなお味で美味しかったですよ。トルコ料理は、世界の三大料理のひとつだったんですね。

ランチにセットになっていたチャイには、トルコのお守り、目玉のナザール・ボンジュウの模様があって、とってもカラフルでした。

世界遺産も多いし、食べ物も美味しくて、いつか行きたいトルコなり!

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2012年4月 2日 (月)

「ひまわり」復刻版

今月の「『須賀敦子全集』を読破する読書会」では、第4巻冒頭の「遠い朝の本たち」を読みました。

大親友だった「しげちゃんの昇天」から始まり、子どもの頃の本にまつわる思い出をやんちゃであったのだと思える須賀さんの姿を追いかけながら、しげちゃんのことを書いた「赤い表紙の小さな本」までたどりつくエッセイ集。

このエッセイは私には再読に当たります。4年前に書いた自分の記事を読んで、可笑しくなりました。だって、今回も同じところに付箋をつけて、「須賀さんのこの言葉がなんてすてきなんだろう」って思っているのですから。

でも、4年の月日が経って、再読して「ああ、これは知っている」と思えたところがあったんですよ。それが「『サフランの歌』のころ」に出ていた中原淳一さんのくだりでした。去年おとずれた「『ひまわり』展」で、中原淳一さんのハイカラさを存分に堪能したので、須賀さんが少女時代に中原淳一さんの雑誌にお熱だったのも激しく納得しました。中原淳一さんのは戦後に雑誌『ひまわり』を発行する前、雑誌『少女の友』を出していたんですね。昭和10年代の当時発売されていた『少女倶楽部』と『少女の友』について須賀さんは、こう語っています。

この雑誌(『少女の友』)がどうしても欲しかった理由はいくつかあったが、まず、「少女倶楽部」にくらべて「友」のほうは表紙からしてずっと都会的だった。そのうえ、着るものはなくなり、食べるものも満足にない日常で、現実がどちらを向いても灰色の壁にぶつかっているような時代に、この雑誌はそれを超越して私たちをある愉楽の世界に誘ってくれた。なによりも、私たちの夢を大きく支えていたのは、あのなよなよした、たよりない女の子ばかり描いてみせる中原淳一のさし絵だった。(「須賀敦子全集 第4巻」69ページ)

戦争の気配を感じる少女時代に、“夢みる瞳”を描いた中原淳一さんに人気が集まるのは至極当然ですね。

読書会のあと、渋谷にある東京ウィメンズプラザの図書室をおとずれました。そこには、なんと雑誌『ひまわり』の復刻版があり、手にとって読めるんです。

ぱらりぱらりとページをめくると、川端康成の小説や、バーネットの「秘密の花園」の連載があったり、驚かされます。何だか少女時代にかえって時間を忘れそうでした。

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あとで調べてみたら、アマゾンで『少女の友』の付録セットもあって、昔の『少女フレンド』や『マーガレット』を読んでいた頃みたいにウキウキしちゃいました。

『少女の友』中原淳一 昭和の付録 お宝セット

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2012年4月 1日 (日)

3月の復興読書は

去年の4月からはじめたコニコの「復興読書」も1年が経ちました。3月に読書したページは、2917ページです。11冊とがんばりました。4月から合計で23953ページになりました。そろそろまとめてどうするかを考えます。

3月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2917ページ


風のジャクリーヌ〜ある真実の物語〜風のジャクリーヌ〜ある真実の物語〜
偉大なチェリストの中でも、異彩を放つジャクリーヌ・デュ・プレの生涯。一人の天才の周りで愛憎を噛みしめた痛切なる家族史だ。母も姉も弟も、そして夫も、圧倒的な個性、ジャッキーに対して支えたい気持ちと逃れたい気持ちが交錯していただろう。淡々と書かれているだけにその過酷さが沁みてくる。
読了日:03月31日 著者:ヒラリー デュ・プレ,ピアス デュ・プレ

放蕩記放蕩記
何年か前に萩尾望都の「イグアナの娘」を読んだ時と同じ気持ちになった。母の呪縛からなかなか逃れられない娘が、自分を丸ごと受け止めてくれる相手と出逢い、父親を理解して、葛藤しながら自分を受け入れていく様子が胸にしみた。母もまた“女”という呪縛から逃れられずにいたのが切ない。
読了日:03月26日 著者:村山 由佳

20世紀イギリス短篇選 (下) (岩波文庫)20世紀イギリス短篇選 (下) (岩波文庫)
イギリス短編としてありましたが、アイルランド出身の作家もいて、それぞれに味わいがありました。印象に残ったのは、エリザベス・テイラーの「蝉取紙」とウィリアム・トレヴァーの「欠損家族」。現在社会の孤独さだけでなく、不条理な展開が時代の先見性を感じさせました。
読了日:03月23日 著者:小野寺 健

怪談―KWAIDAN 【講談社英語文庫】怪談―KWAIDAN 【講談社英語文庫】
「耳なし芳一」や「雪女」は読んだことがありますが、他の短編もどんなものがあるかと思って手に取りました。期せずして桜の開花時、「乳母桜」と「十六桜」というお話が載っていて日本人の桜に寄せる思いの深さを感じました。
読了日:03月21日 著者:ラフカディオ・ハーン

夜行観覧車夜行観覧車
家族の負の部分を虚栄心たっぷりのスパイスで展開していて、それがどこか自分にも思い当るところがあり、ゾゾッとした。ちょこちょこ出てくる小島さと子に助演女優賞を差し上げたいほどの味のある人物像。いわゆる“世間の目”の凶暴さもこれまたゾゾッとする。
読了日:03月19日 著者:湊 かなえ

ピエタピエタ
ヴィヴァルディの話がもっと出てくるかと思っていましたが、彼の愛したヴェネチアの情景が通奏低音のように流れ、女たちのさまざまな思いがヴァイオリンの響きのように流れた作品でした。
読了日:03月13日 著者:大島真寿美

原子力と人間―闇を生む光原子力と人間―闇を生む光
東日本大震災から1年。もっと原発について知りたいと思い、手に取りました。副題は、“闇を生む光”です。テレビや新聞の報道でもわかりにくいことが多い原子力ですが、なるべく話を複雑にしない著者の語り口で、その成り立ちと歴史を知ることが出来ました。終章の「核に関する人間の歴史が無知の連続だ”ということばが強く印象に残ります。ぜひ多くの人に読んでもらいたい本です。
読了日:03月11日 著者:小林 公吉

(039)幻 (百年文庫)(039)幻 (百年文庫)
この文庫も3冊目。まずは字が大きいのがなんとも読みやすい。川端を読むのは何十年ぶりだろうか。若い頃、なんとなく大人びた世界に惹かれて読んだものだが、いまあらためて読むと、会話の巧みさに驚く。特に女性の会話に艶のある色気を感じる。その背景にある死の気配は、白い満月と遠い海の幻と重なる。とても官能的。ヴァージニア・ウルフの短編は“意識の流れ”とはこういうものかと感じさせるものだった。初めて読む尾崎翠は、私にはまだちょっととっつきにくい。
読了日:03月09日 著者:川端康成,ヴァージニア・ウルフ,尾崎翠

オディロン・ルドン―自作を語る画文集 夢のなかでオディロン・ルドン―自作を語る画文集 夢のなかで
ルドン自らのことばと絵の世界、一気に惹き込まれました。繰り返されるモチーフ――目、舟、花、雲。そして黒の濃淡で表わされる輝き。幻視するルドンの目とともに、意味を問うことなく寄り添う時間は神秘にふれた喜びを感じさせてくれます。
読了日:03月05日 著者:オディロン ルドン

はじめてのオーケストラ・スコア―スコアの読み方ハンドブックはじめてのオーケストラ・スコア―スコアの読み方ハンドブック
読書メーターのお友達おススメの本で、ぜひ読みかたった本です。今年のラ・フォル・ジュルネを前に予習―チャイコフスキーの交響曲を聴きたいです。スコアはもちろん、オーケストラの編成や配置も参考になりました。 十分面白かったのですが、これに、解説されているスコアのCDがついているともう完璧なんですがね~♪
読了日:03月02日 著者:野本 由紀夫

夢で会いましょう (講談社文庫)夢で会いましょう (講談社文庫)
4半世紀も前に出た“糸井&村上”コンビの本に出逢ってしまったので読んでみた。あいうえお順のタイトルで、糸井さんと村上さんが好きなように書いている。短くてシュールなお話しが多かった。電車のほんの2,3駅で結構フフッと笑える。お話の最後にはどちらが書いたかわかるように、糸井さんの i の字か、村上さんの m の字がある。イントロ当てクイズではないが、読んですぐにどっちの文章かがわかって、それも楽しみの一つだった。個人的に受けたのが糸井さんの「アレルギー」、村上さんの「コーヒー」。
読了日:03月01日 著者:村上 春樹,糸井 重里

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