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2012年11月 7日 (水)

「告白」

2年前の話題作。ずっと気になっていたが、ようやく手にとってみた。

さてと、1ページ読み始めて・・・一気読み。

衝撃パンチをくらったような読後感。それもじわじわ効いてくるボディブローのような感覚。各章がモノローグの“告白”の形になっている。芥川の「羅生門」ではないが、ある時間に起こった出来事がどういう言葉で綴られていき、連鎖していくか、目が離せなかった。

巻末にある、この本を映画化した映画監督、中島氏のインタビューが面白い。「本に語られている言葉を全部信用していいか」という問題が書かれていて、告白している登場人物が意識的にせよ、無意識にせよ、嘘をついているかもしれないという視点が、登場人物の気持ちだけでなく、読み手の気持ちも揺らがせる。

ぜひ映画も観てみたい。

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コメント

「告白」私も「これは面白い!」とうなりました。映画もね、パコと魔法のなんとかの監督でしたが、私はよく出来た映画だと思います。

そういえば映画「告白」は日本(テレビ)アカデミー賞の最優秀作品賞だか監督賞だかとったんでしたよね?

でもこの「告白」形式、「贖罪」はまだ良かったものの、続けて読んだ、今映画化されている「往復書簡」ではさすがに飽きました(これぞまさしく三冊坊主^^;)

投稿: クーネルシネマ | 2012年11月10日 (土) 01時03分

クーネルさん、こんばんは♪^^♪//そしておかえりなさ~いsun

クーネルさんは、もう映画「告白」は見ているのね。松たか子の“告白”が楽しみです。監督の中島さんも「下妻物語」以来、注目の監督さんなのよ。

湊さんの本は2冊目だけど、内容がパターン化しているの?新しい「母性」って本を読んでみようかなって思っているんだけど、どうでしょう~?

三冊坊主ってことば、面白いね。わたしも三キロ坊主にならないよう、日夜戦っています、なんてpig

投稿: コニコ | 2012年11月10日 (土) 19時56分

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