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2013年5月の記事

2013年5月30日 (木)

「モネ・ゲーム」(GAMBIT)

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久々の(ラブ)コメ映画、堪能しました。英国王を演じたコリン・ファースがドジな名画鑑定士を演じて愉快、愉快。

コリン・ファースのバリバリの英語と、キャメロン・ディアス演じるカウガールのコテコテの米語を聴き比べるのも楽しみ・・・プラス自虐的なジャパニーズ・イングリッシュも出てきたりして、味のある映画でした。

ネタバレになってしまいそうなので、多くは語りませんが、演技のうまい役者と、何より脚本がいいですね~♪ ジョエル・コーエン&イーサン・コーエンのもので、「ノー・カントリー」は観ていませんが、才能あるなと思います。

地味な映画ですが、大いに楽しめるコニコ太鼓判の映画です。

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2013年5月21日 (火)

Table ForTwo

先日、友人と一緒にぶらりと東大駒場キャンパスを訪ねました。緑が目にあざやかで、キャンパス入口近くのバラの花も見事でした。

ランチタイムの散策で、偶然見つけたLever son verre(ルヴェソンヴェール駒場)というレストラン。フレンチといってもカジュアルな感じで、ランチも1000円程度とリーズナブルなお値段です。

さて、メニューを拝見してみつけたのが、Table For Two。

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このまえ読んだばかりの「20円で世界をつなぐ仕事」(小暮真久著)で提唱していたものがありました。メニューにも書いてありますが、Table For Twoとは「途上国の飢えの問題と先進国の過剰カロリーの問題を解消―世界の食の不均衡をなくしていく運動」です。

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さっそく注文してみたのがこちら。「鮮魚と野菜の温製エスカベッシュ」(800円) というもので、マリネのような味付けで、さっぱりと野菜たっぷりいただけるお食事でした。なかなか美味しかったです。

読んだ本のメッセージが、こうしてすぐにみつかるなんて、ちょっと感動ものでした。この運動は、学食や社員食堂でも取り入れているところがあるそうです。また、出会いたいメニューです。

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2013年5月13日 (月)

かえってきたカーネーション

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昨日は母の日でした。コニコの母にカーネーションをプレゼントして家に帰ってきたら、娘からカーネーションをもらいました。嬉しいわ。カーネーションは人のためならず、なんてね。

What comes around goes around.

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2013年5月12日 (日)

今年のラ・フォル・ジュルネは②

バタバタしていて、連休の記事が1週間遅れになりました。

5月4日に聴いたのは、ギターリスト荘村清志さんのコンサート。150名ほどのお部屋で行われたコンサートは、こじんまりとしたアットホームな雰囲気でした。コニコが若い頃にテレビで見た荘村さんは、「アルハンブラの思い出」をカッコよくて弾いて、彼にもアルハンブラの地にもあこがれたものです。今回なまで聴けるなんて感激。若き日の黒髪がすっかり白髪まじりになった荘村さんですが、「アルハンブラの思い出」を含め、7曲を華麗に演奏してくれました。

ムダーラの「ルドヴィーコのハープを模した幻想曲」
ソルの「モーツァルト(魔笛)の主題による変奏曲op.9」
M.アルベニスの「ソナタ ホ長調」
トゥリーナの「ファンダンギーリョ op.36」
タレガの「アラビア奇想曲」、「アルハンブラの思い出」、「グラン・ホタ」

そして、午後の講演会もお馴染みになった吉成順さんのヒットチャートもの。今回のタイトルは「ベルエポック期におけるフランス/スペイン音楽のヒットチャート」でした。

1910年前後にベルリン・フィルで演奏された回数を基にして出したフランス及びスペインの作曲家のヒットチャートは・・・

第1位 ペルリオーズ
第2位 ラヴェル
第3位 ドビュッシー
第4位 サン=サーンス
第5位 フランク

てな具合で当時のヒットチャートを振り返りました。面白いところは、1位のベルリオーズの人気曲が幻想交響曲でなくて「ベンヴェヌートチェルリーニ序曲」だったことです。講演会では、この曲のさわりを聴かせてくれてなかなか良い曲でした。

5月5日には、講演会のヒットチャート第1位の作曲家、ベルリオーズの「幻想交響曲」を東京都交響楽団、小泉和裕さんの指揮で全楽章聴きました。大好きな第2楽章“舞踏会”の他の楽章は聴いたことがなかったので、新鮮でした。

そのほか、ベテランのヴァイオリニスト、レジス・パスキエさんの演奏にも注目。フォーレの「ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調op.13」とサン=サーンスの「ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調op.75」の聴き比べも聴き応えがありました。

う~ん、今年も盛りだくさんのラ・フォル・ジュルネ、クリアファイルとオフィシャルCD「パリ、至福の時」を買ってにんまり。今も余韻に浸っています。

さて、来年のテーマは何になるかしら、楽しみです。

Official_cd

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2013年5月 7日 (火)

今年のラ・フォル・ジュルネは①

いや~、連休も終わってしまいましたね。毎年コニコ恒例のラ・フォル・ジュルネも興奮のうちに幕を閉じました。

今年は、聴きに行った有料コンサートの数は少なかったのですが、同じ曲のいろいろなヴァージョンを聴くなど、聴き応えあり!でした。

初日の5月3日には、朝からヴァイオリンのマスタークラスへGO。デボラ・ネムタヌさんという方の指導でフランクのヴァイオリン・ソナタのレッスンを拝聴しました。私は初めて聞いたのですが、このヴァイオリン・ソナタは、有名なソナタだそうです。指導の中で終始出てきたキーワードは音色について。叙情的なメロディーを美しい音色で彩っていくこと、転調した時には特別な音色で聴く者をとらえることなど、豊かな色合いをいかに持たせるかがポイントでした。生徒さんも、よく先生の言うことを吸収して、指導後に聴いた時は、美しい色合いが浮かぶ演奏で素晴らしかったですね。短時間の指導であそこまで違う演奏に達するとは、本当にマスタークラスは面白い。

そして、次に聴きに行ったのが、竹澤恭子さんのコンサートです。演目は、サン=サーンスのハバネラと、「死の舞踏」、そしてマスタークラスで聴いたフランクのヴァイオリン・ソナタ。毎年聴かせていただいている竹澤さんの演奏は、いい意味で粘りのある演奏で大好きなのですが、フランクの曲も円熟のロマンあふれる演奏で、お若い生徒さんとは、彩られる色が違いました。

その日の午後は、“ルネ・マルタンの官能のパリ”と題したコンサートで、ラヴェルのピアノ協奏曲 ト長調と、サラサーテのカルメン幻想曲、そして竹澤さんの時には、ピアノ伴奏だったサン=サーンスのハバネラをオーケストラとともに聴きました。ラヴェルの曲は、もっぱら「ボレロ」ばかりでしたが、ピアノ・コンチェルト、いいですね~♪最後の演目は、サプライズで、カスタネットのルセロ・テナさんが登場しました。銀色のスパンコールの衣装に身を包んで、さっそうと舞台に上がったテナさん、手さばきあざやかにカスタネットのカチッカッチとという音が大ホールに響きわたりました。カスタネットって、あんなに小さいのにあんなに響くなんて驚きでした。

そのあと、こちらも恒例の柴田克彦さんの〈ビミョー〉シリーズの講演会、「ドビュッシーの〈ビミョーに〉ワイルドな生涯」を聴いてきました。ドビュッシーの女性関係と友だちの少なさには驚かされました。なんだか彼の人生の最後は切なかったけれど。

というわけで、一日目から十分すぎるくらい楽しみました。2日目はまたのちほど。

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2013年5月 4日 (土)

ラ・フォル・ジュルネ2013

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今年も「ラ・フォル・ジュルネ」の時期がやってまいりました。5月3日~5日まで、東京国際フォーラムにて開催中。

今回のテーマは「パリ、至福の時」です。

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ポスターにのっているフランスとスペインの作曲家たち、9人ほかの音絵巻が展開されています。昨日も今日も朝、10時から会場に行き、堪能しました。それぞれのコンサートはまたのちほどに!

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2013年5月 3日 (金)

「舟を編む」

話題の本です。そう、本屋大賞にもなりました。読むものを魅了する本です。登場人物の魅力、設定の面白さも抜群です。

でも、なんといってもこの本の、“舟”が漂う“言葉”という大海の魅力は見逃せないものでした。「言葉は生きている」、「言葉は自由だ」という辞書編纂に関わる人々の情熱の深さをこの本は充分に語っていました。

そのエッセンスを松本先生は、まじめとにバトンを渡すように語ります。もっともコニコの心に残るシーン――体調を崩した松本先生が辞書の進捗状況を心配しながら語ります。

「辞書は完成してからが本番です。より精度と確度を上げるため、刊行後も用例採集に努め、改訂、改版に備えなければなりません。」
 日本で一番規模の大きな辞書は、『日本国語大辞典』だ。この辞書は初版完結から24年後に第2版が刊行され、収録する見出し語の数も45万項目から50万項目に増えた。編集者や執筆者が、生き物であることばの変化に対応し、たゆまず言葉を収集して、ひとつの辞書を大切に育て続けている証だ。

さらに松本先生は、海外の辞書編纂が国家の威信をかけてなされるものに対して、日本の辞書が国主導のものでないことにふれます。

「翻って日本では、公的機関が主導して編んだ国語辞書は、皆無です」
松本先生はとろろそばを半分ほど残し、箸を置く。「日本における近代的辞書の嚆矢となった大槻文彦の『言海』。これすらも、ついに政府から公金は支給されず、大槻が生涯をかけて私的に編纂し、私費で刊行されました。現在も、国語辞書は公の団体ではなく、出版社がそれぞれ編んでいます」(中略)
「言葉は、言葉を生みだす心は、権威や権力とはまったく無縁な、自由なものなのです。また、そうであらねばならない。自由な航海をするすべてのひとのために編まれた舟。『大渡海』がそういう辞書になるよう、ひきつづき引き締めてやっていきましょう」

224ページから227ページの4ページは、珠玉の言葉にあふれていました。日常的に使っていて、空気のように当たり前になっている言葉たちに想いを馳せる、それも生涯をかけて仕事としてやっている人々に拍手をおくりたい気持ちになってきます。

手にとって、言葉の感触を確かめたくなる本です。

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2013年5月 2日 (木)

4月の読書まとめ

4月に読んだ本をまとめてみました。4月は何かと忙しい月でした。振り返ればやっぱり読書の時間も少なく、6冊しか読めませんでした。残念。
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日本の名詩、英語でおどる日本の名詩、英語でおどる感想
研ぎ澄まされた言の葉の詩を訳すという難題を丁寧に紡いでいるのが感じられます。耳に馴染んだ名詩が英語では、また新たな広がりを想像させてくれる、その奥深さに詩の力強さを知りました。この本を読んで、三井ふたばこ、という詩人に巡り合えたのもよかったです。「池」、「傷ひらく」が印象的です。
読了日:4月30日 著者:アーサー・ビナード
舟を編む舟を編む感想
辞書編纂のメイキング・ストーリー。辞書を、ことばの大海に浮かぶ舟に喩えて一部の漏れもなく編んでいく姿――地道でたゆまぬ努力をする人々の姿に心打たれます。いままで辞書を引いてその作り手の人がどんな思いで編んでいったのか考えたこともありませんでした。また、辞書を引いた人の気持ちを考える作り手がいるということも驚きでありました。きっと「大渡海」の表紙も、「舟を編む」のように落ち着いて悠々と大海を渡る舟を想像させるものなのでしょう。この本の装丁も全部含めて気に入りました。
読了日:4月28日 著者:三浦 しをん
Man's Search for MeaningMan's Search for Meaning感想
「夜と霧」の英語版です。世界で1000万部、日本でも100万部も売れているロングセラー。ノンフィクションの端正な文で書かれているので、読みやすいです。ナチスによる凄惨な強制収容所の中で生き延びた著者の体験は、淡々と書かれているだけにリアルです。あなたが人生から求めるものを考えるより、人生の方があなたから求めているものがあると考えると、その人の生きる意味がわかる、というくだりが印象深いです。
読了日:4月24日 著者:
絵本の力絵本の力感想
絵本をこよなく愛する三人の紳士たちがとても楽しそうに語っていて、嬉しくなるし、ためにもなりました。特に柳田邦男さんがいっている「人生に三度読むべき絵本」というのが心に残ります。「人生に三度」とは、“自分が子どもの時”、“自分が子どもを育てる時”、そして“自分が人生の後半に入った時”だといいます。まさしくロングセラーの絵本には、こうした人生の味方になってくれる魅力に満ちていると思います。たくさん紹介された絵本の中でも、私がヴァイオリンを弾いているので、河合隼雄さんの紹介の「ヴァイオリン」を読んでみたいです。
読了日:4月18日 著者:河合 隼雄
55歳からのハローライフ55歳からのハローライフ感想
小説だというのはわかっていましたが、緩やかな連作中編だったのですね。55歳という切り口で人生を語る時、「人生いろいろ」と演歌のひとつでもうなりたくなるような重さがちりばめてありました。どの話にも「ああ、そうかも」と思えるところあり、また「そうなの?」と反発したくなるところあり、で考えさせられました。特に職を失う話は、今の社会の切実な一面が出ていて辛くなりました。 それぞれの話の結末は、それなりに穏やかではありましたが、実際はそうではないような気がして、明るくハローといえない気持ちになりました。
読了日:4月16日 著者:村上 龍
池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)感想
この本を読んで何よりの収穫は、日本人の無宗教観が、一神教の国で考えられている無宗教とは違うものであるとわかったことです。また、最後の方の、「一神教が『自分探し』をうむ」というくだりが目からウロコですね。このことが今の日本の“個性を伸ばす教育”という身近な問題にもつながるというところが深いです。 世界の一神教と、無宗教という日本人の無意識の多神教が全体像として捉えられてとてもわかりやすかったです。
読了日:4月4日 著者:池上 彰

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2013年5月 1日 (水)

お花畑

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連休中、いかがお過ごしですか?肌寒かったり、かと思えば夏のような陽気だったりとめまぐるしく変わる最近の天候ですが、確実に木々は青々しく、花は咲き誇る季節になっていますね。池袋の雑踏で見つけた花屋さんの店先は、なんとまあ、あざやかなお花畑なんでしょう。立ちどまって、写真におさめました。春、真っ盛り♪

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