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2014年1月 2日 (木)

12月の読書まとめ

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2837ページ


風の中のマリア (講談社文庫)風の中のマリア (講談社文庫)感想
「永遠の0」を読んですぐに手にとったので、マリアが零線ファイターに思えてしょうがなかった。壮絶な戦闘シーンが「これはもう戦闘機でしょ!}という具合に。 それにしても蜂の生態をよく研究されて話の展開に結びつけているところがすごいかった。
読了日:12月2日 著者:百田尚樹
モンスター (幻冬舎文庫)モンスター (幻冬舎文庫)感想
百田さん月間というくらいこの1ヶ月彼の作品を読んできた。いろいろな題材から違ったスタイルのお話を紡ぎ出す筆力は驚くべき。このお話でも、和子が整形で美しくなっていく手術の過程が詳細に書き込んであって説得力があった。男たちがいかに美人に引き寄せられるかの実態も興味深かった。映画になっているようなので、観てみたいと思う。
読了日:12月8日 著者:百田尚樹
オレたち花のバブル組 (文春文庫)オレたち花のバブル組 (文春文庫)感想
テレビドラマを見ていたので、そのキャストが話の展開に動き出して一気に読めた。ドラマの強烈な土下座シーンはなかったけれど、逆に半沢の知的さが際立って本は本で楽しかった。黒崎の役は本当にバッチリのキャストだと本を読んで感心してしまった。
読了日:12月10日 著者:池井戸潤
宮沢賢治のおはなし (3) やまなし/いちょうの実宮沢賢治のおはなし (3) やまなし/いちょうの実感想
哲学者の梅原 猛さんが「いちょうの実」を薦めておられたので手に取ってみた。大きな自然界の小さなお話。でも、その小さなクラムボンやいちょうの実が自然界のひとつの大事ないちぶだということを感じさせてくれる。野外で朗読したくなる本だ。
読了日:12月11日 著者:宮沢賢治
ロスジェネの逆襲ロスジェネの逆襲感想
いや~、「ハゲカタ」再び!っていう感じでしびれました。おもしろ♡今回の半沢は、主役ではあってもどこか森山のメンターみたいだった。スマートだわ。ラスト15ページに溜飲を下げる思いで、3回も読み直してしまった。このお話もドラマか映画になりそう。瀬名は堤真一なんかどうかな?私のイメージでは副頭取の三笠は中尾彬。
読了日:12月12日 著者:池井戸潤
宇宙はこう考えられている: ビッグバンからヒッグス粒子まで (ちくまプリマー新書)宇宙はこう考えられている: ビッグバンからヒッグス粒子まで (ちくまプリマー新書)感想
わかりやすい入門書ということで手に取りましたが、なかなかどっこい、むずかしい。途中で挫折しそうになりましたが、第2章「宇宙はどのように始まったのか」から興味が掻き立てられました。宇宙を語るときに象徴的に引き合いに出されるのがギリシア神話のウルボロスだそうで、宇宙のはじまりと終わりがつながっているのがイメージとしてしっくりきたのがいちばんの収穫でした。宇宙論と素粒子物理学との出逢いが何につながるか――面白いことがいまも起きているんですね。宇宙の4分の3を占めるという暗黒エネルギーの解明が楽しみです。
読了日:12月17日 著者:青野由利
ブータンの笑顔: 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間ブータンの笑顔: 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間感想
以前から行きたいと思っている国、ブータン。色鮮やかな自然と活き活きとした人たちの写真がこころに滲みます。ブータンの青空と子どもたちの瞳はどこまでも澄んでいました。行ってみたいな~。そうだ、ブータンに行こう!っていつになるかな?
読了日:12月18日 著者:関健作
サンタのおばさんサンタのおばさん感想
えっ、東野圭吾が書いたの?図書館で見つけて即読み。女性のサンタさんという着眼点はいいし、絵もかわいいけれどタイトルが“おばさん”はないよね。「ママ、サンタ」とか、できなかったのかしら?フェミニズム的にいうと、お父さんがいないからお母さんがサンタの代わりで、というのは違うと思う。最後のプロポーズもあれ?っていう感じでした。
読了日:12月18日 著者:東野圭吾
「母」がいちばん危ない ~`いい娘'にならない方法~「母」がいちばん危ない ~`いい娘'にならない方法~感想
「放蕩記」の母娘関係が印象的だったので、このタイトル「『母』がいちばん危ない―“いい娘”にならない方法」を見て手にして、一気に読んでしまいました。字も大きく対談なのでサクサクと。この本の魅力は、実は村山さんの母娘関係もさることながら、斎藤学先生の合いの手の入れ方のうまさでした。第3、4章での“八方美人コンプレックス”や"「自己」と呼ばれる統一体がはたしてあるか?”など興味深く、面白く読めました。
読了日:12月22日 著者:斎藤学,村山由佳
野心のすすめ (講談社現代新書)野心のすすめ (講談社現代新書)感想
読み手が人生のどんな分岐点にいるかで、真理子さんのことばの届き方が違う本だと思います。私には、真理子さんが引用された野村監督のことば――「自分は特別な人間だという自信と、自分は普通の人間だという謙虚さ。この二つを同時に持っていたい」が印象的でした。“「妄想力」が野心のバネになる”という件も大いに共感しました。いくつになっても努力は大切ですね。実感です。
読了日:12月24日 著者:林真理子
アルケミスト - The Alchemist 【講談社英語文庫】アルケミスト - The Alchemist 【講談社英語文庫】感想
“贈り物-present”という意味には、“いま”という意味もあると教えてくれた友だちがいました。今という贈り物をどう受け取るか、そんな命題を問われたような本でした. 少年が心に刻む諺--The darkest hour of the night came just before the dawn.(暁を迎える直前が、一番夜の闇が深くなる時なのだ)は、座右の銘にしたいと思います。
読了日:12月27日 著者:パウロ・コエーリョ,PauloCoelho
教室内(スクール)カースト (光文社新書)教室内(スクール)カースト (光文社新書)感想
「スクールカースト」という言葉がどう扱われているか、はじめて聞いて以来、気になっていたので読んでみた。読後感の後味の悪さはなぜだろうか。着眼点はいいと思うが、どういう背景、経緯でこの言葉が出来たか、いま一つ。いわゆる“カースト下位”はアメリカ映画のステレオタイプ的価値観と同じ扱いのような気もした。もう少し練れた考察があってもいいのではないかと感じる。
読了日:12月29日 著者:鈴木翔

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