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2014年7月 1日 (火)

6月の読書のまとめ

読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1686ページ


Ryuichi Sakamoto selections:J.S.Bach (Commmons:schola)Ryuichi Sakamoto selections:J.S.Bach (Commmons:schola)感想
小川さん(バッハ)の音楽は、歳を重ねるごとに心に沁み入ってきます。楽譜のような装丁のこの本は、いかにも坂本教授のお好みそうで嬉しくなります。付録のCDを聴きながらscholaのメンバーの鼎談を読むのは「読書と音楽の至福」の時。バッハが生きていた時代は、ヴィヴァルディやヘンデルが主流でバッハが田舎ものだったという件に惹きつけられます。教授のことば、「世界性というのは周縁にいたバッハのような人が獲得することがあって、必ずしも中心から生まれるわけではない」に大いに納得しました。バッハ断章も興味深い選択でした。
読了日:6月3日 著者:坂本龍一,浅田彰
世界の夢の図書館世界の夢の図書館感想
一目みてゴージャスさにくぎ付けです。副題の「死ぬまでに行きたい!美しすぎる知の遺産」は言い得て妙。ページをめくる時のウキウキ感は、たまりませんでした。特にヨーロッパの修道院図書館の絢爛さは知の宝石箱のよう。「図書館のない修道院とは、武器庫のない要塞のようなものだ」なんて言葉がよく似合います。表紙を飾るオーストリアのアドモント修道院図書館は、私のドリーム・トリッップにとっておきます。ただひとつだけ、惜しむらくは、日本の図書館が入っていなかったこと。残念無念。
読了日:6月5日 著者:
キャリア教育のウソ (ちくまプリマー新書)キャリア教育のウソ (ちくまプリマー新書)感想
タイトルに惹かれて手にしました。学校教育での取り組み方に偏りがあり、将来を見据えたプランというのが時代遅れになっていく洞察は面白かったですが、生涯教育の大切さなどは新鮮さはなかったかな、と感じました。
読了日:6月5日 著者:児美川孝一郎
アボカド・ベイビーアボカド・ベイビー感想
英語でみればアボカドだとわかるのですが、ついアボガドといってしまう私です。ベイビーの青いつなぎ服がかわいくって、ずんずん大きくなってもこのあかちゃん服のままがユーモラス。すごくシンプルな絵なのに、表情が豊かで子どもも大人も楽しめる絵本です。表紙のバーベルは、アボカド色だわ。森のバターといわれるアボカドを食べて元気いっぱいですね。私もアボカド、食べよっと!
読了日:6月5日 著者:ジョンバーニンガム
「家族」難民: 生涯未婚率25%社会の衝撃「家族」難民: 生涯未婚率25%社会の衝撃感想
「婚活」の名付け親でもある山田昌弘氏が「家族」難民ということばをタイトルにもってきた本。その定義は、“家族のサポートを受けられない人たち――自分を必要とし大切にしてくれる存在がいない人たち――のことを「家族難民」と呼ぶ”だ。日本社会が急速に高齢化に向かう中、若年、中年、高齢のそれぞれのシングルが貧困に陥る現実を追っている。中年シングルが高齢の親を介護し、「介護難民」になり、親を看取った後に「家族難民」になってしまうなど、置かれた状況が過酷。
読了日:6月6日 著者:山田昌弘
高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか? (光文社新書)高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか? (光文社新書)感想
タイトルにある“高学歴女子”と“貧困”を組み合わせた着眼点は、洞察に富み、面白いと感じた。この問題が、目に見える形というよりも、社会の不文律的な偏見、家族のプレッシャーに大いに起因するような気がした。高学歴女性の仕事の量と質を変えていく手立ては、決定権をもつ象牙の塔の中枢に入り込むべきと考える。実際遅々として進まないが、どんどん女性枠を創って大学にダイバーシティを取り入れるべき。アカデミックな採用側からの視点があると面白かったかも。
読了日:6月17日 著者:大理奈穂子,栗田隆子,大野左紀子
心の強い子どもを育てる  ネット時代の親子関係心の強い子どもを育てる  ネット時代の親子関係感想
子育てには王道がないと思うが、イマドキのネット時代だからこそ気づいておきたいことってあると思う。ネットで世界とつながれる反面、直に多様な人間関係をもつことが少ない子どもたち。自分の子ども以外でも関わりを持てたら、「ほんとうの気持ちを言えないときの気持ち」に寄り添えたらと感じた本だった。
読了日:6月19日 著者:石川結貴
黄金の羅針盤〈上〉 (ライラの冒険)黄金の羅針盤〈上〉 (ライラの冒険)感想
「指輪物語」や『ハリー・ポッター」を越えると評されているこの作品、前から読んでみたいと思っていました。上巻で旅の準備は整いました。さあ、下巻へと旅立ちましょう。
読了日:6月26日 著者:フィリッププルマン
男性論 ECCE HOMO (文春新書 934)男性論 ECCE HOMO (文春新書 934)感想
タイトルはちょっと硬い感じの「男性論」。でも中味はヤマザキさんの人生論、価値観がはちゃけてて、楽しかったです。お好きな方々が”変人”なのがいいわ~。イタリア人の面々も日本人の方々―安部公房、須賀敦子、花森安治も魅力的です。
読了日:6月30日 著者:ヤマザキマリ

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