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2014年8月の記事

2014年8月15日 (金)

Digital Nomad

久々に“新しい言葉”のカテゴリーで書きたい「ことば」をみつけました。

"digital nomad"って聞いたことありますか?意味は「デジタル技術を使い、オフィスや決まった住所を必要とせずに、遊牧民のように移動して仕事をする人」(「実践ビジネス英語」2013年7月号より)なんだそうです。

最近、カフェや図書館でコンピューターを持ちこんで何時間も仕事している人が本当に増えましたよね。そういう人々をいうそうです。結構、わたしもコーヒー片手にカフェにいて本を読んだり、長居するの大好きなので、親近感をもちます。さしずめ、わたしは"reading nomad"かしら?

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2014年8月13日 (水)

フラメンコ・ギター 沖仁コンサート

コンサートもいろいろ、今回はフラメンコ・ギターのコンサートです。友人から「沖仁のギターは素敵よ~♪」と薦められて行ったのですが、本当にステキでした。

そもそも、沖仁って、名前がカッコよくありませんか?初心者の私にも“フラメンコ・ギターとは”をわかりやすく弾きながら教えてくれて、アットホームな雰囲気のコンサートでした。彼の人柄かしら、とっても情熱的なのに、人を包み込むような温かさがあったんです。演奏の背景に素敵なご家族の写真を写したり。

冒頭から、ゴルぺ(打撃)と呼ばれる奏法(フラメンコ・ギター独特の、ギターをパーカッションのように叩く弾き方)で、弾いている方も聴いている方も、もうノリノリでした。

お馴染の掛け声、「オーレ!」の他にもハレオ(掛け声)も教えてもらいました。「アーサ!」っていうのは「よっしゃ!」っていう意味なんですって。

ラストで、「日本人の僕がフラメンコ・ギターをやってきてわからないことばかりでしたが、20年やってきて、最近ほんの少し明かりが、光みたいなものが見えてきた気がします」と話していました。すごく謙虚で好感がもてます。ファンになっちゃったわ。

8月8日、練馬文化センター、小ホールにて。

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2014年8月11日 (月)

小澤国際室内楽アカデミー奥志賀 2014 演奏会

今年も聴きに行ってまいりました。去年と同じ東京オペラシティコンサートホール、7月31日です。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀 2014演奏会では、去年よりも小澤さんもお元気なようで、ラストではバルトークの「弦楽のためのディヴェルティメントより」を第2と3楽章ともに指揮されていました。よかったよかった。

今回もオーデションで選ばれた若い音楽家たちが6つのカルテットを組み、エネルギッシュな演奏をしてくれました。若い人たちが思い切って表現できる、こういった演奏会は、聴衆もしぜんと応援する姿勢になり、温かく見守る気持ちのいいコンサートでした。

前回も参加された城戸かれんさんも、今回はシューベルトの弦楽四重奏曲作品29「ロザムンデ」の第2楽章で第1ヴァイオリンで参加していました(去年は第2ヴァイオリン)。若い人の成長が嬉しいです。

また、スメタナという作曲家の弦楽四重奏曲ホ短調「わが生涯より」の第3楽章を弾いたグループが特に情熱的で印象的でした。第1ヴァイオリンの三井恵理佳さんもすばらしいわ。

6組のカルテット演奏の後、バッハの「2つのヴァイオリンのための2重協奏曲 第2楽章」の独奏があったのですが、コニコのドリーム・ピースを弾いて下さるなんて、嬉しいこと!第1楽章もゾクゾクするけれど、第2楽章もあじわいがあり、いつか弾けるようになりたいです。夢は、若者でも、気持ちが若いおばさんでも持ち続けたいもの。こうして毎年、若い音楽家を見守れるのは、贅沢な楽しみですね。

どうぞ来年も行けますように。そして、小澤さんもお元気で。

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2014年8月10日 (日)

ナプア・グレイグ&ハワイアン・フラ・ガールズ

暑い日が続いていますが、皆さまお元気ですか?

先日、さわやかでゆったりしたハワイアン・ソング&ダンスのステージを楽しんできました。

フラ・ダンスはすっかり日本にお馴染になりましたが、ハワイアン・ソングは、どれも同じような曲に聞こえてしまう私。

今回、ハワイで最優秀ヴォーカリスト賞に輝いたナプア・グレイグさん(お母さんは歌手のフル・リンジーさん)の歌声を聴いて、それぞれのハワイアン・ソングの特徴を味わい、すっかり心が和みました。声とともにハワイの波の音が聞こえてきて、ウクレレ片手に歌う彼女は、温かくゆたかでした。

ダンスは女性だけでなく、男性も5名いて、その中の一人が爆笑問題の太田くんに似ていて出てくるたびにクスっと笑ってしまいました。楽しい♪

ナプア・グレイグさんの祖先には沖縄の方もいたそうで、日本語で「花」も歌ってくれ、思わず口ずさんでしまいました。いい歌だわ~。歌の合間にはハワイの過酷な歴史もスライドで紹介され、ハワイはそんな中でも豊かな歌や踊りを育んできたんですね。西洋人が持ち込んだ伝染病で原住民の多くの方が亡くなり、働き手として中国人や日本人がハワイにやってきたことなども知りました。

ハワイの生活に根づいた歌と踊り、やさしさあふれるひと時でした。

8月1日、練馬文化センターにて。

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2014年8月 1日 (金)

7月の読書まとめ

読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3081ページ

ディア・ライフ (新潮クレスト・ブックス)ディア・ライフ (新潮クレスト・ブックス)感想
何気ない話が何気なく描かれているようで、そこには研ぎ澄まされた言葉たちが余計な飾りをつけずに佇んでいる風情だ。短く書かれた言葉に流れている時間はたゆたゆと過ぎていく。その愛おしい歳月をじっくりとかみしめたと思えた。良作。
読了日:7月1日 著者:アリスマンロー
さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時感想
近頃、信田さよ子さんの本をよく見かけるので手にとってみました。タイトルも目を引きます。プロローグの「震災後の様相」がとても印象的でした。家族の絆という呪縛に日本中ががんじがらめになってしまっているという指摘に大いに共感しました。カウンセリングの事例に基づいて作られた「ある母娘の物語」もページをめくる手が止まりませんでした。「母が重くてたまらない」も読んでみます。
読了日:7月7日 著者:信田さよ子
心感想
「死」を考え、「生」を思う気持ちが迫ってきます。喪うという想いもまた「生死」を包み込んで、多くの人が心の中に持っているものなのでしょう。生きていって喪っていく、喪って生きていく、そんなやりとりがこの本に流れている通奏低音のように思えました。後ろではなく前に響く確かな木霊のように。
読了日:7月8日 著者:姜尚中
っぽいっぽい感想
いろいろな本を読んで、ときどきこころに風を入れたいなって思う時に絵本を手にしたりします。今回手にしたのが、ピーター・レイノルズの「っぽい」。原題は、「ish」でした。星のようにキラキラしたことばがありました。「『っぽい』えでも いいのか」、似てなくてもいい、その気持ちがつたわれば。ピカソの絵だって、全然対象に似てないものもたくさんあります。「せかいを まるごと あじわって くらした」ラモン。わたしも本をまるごとあじわって、書評っぽいものを書いていきます。
読了日:7月13日 著者:ピーター・レイノルズ

白蓮れんれん (集英社文庫)白蓮れんれん (集英社文庫)感想
90年以上前に起きた白蓮事件に興味を持ちました。今とは比べものにならないくらい皇室の権威があり、姦通罪などがあった社会で、白蓮と名乗ったひとりの女の生きざまが描かれています。書簡をもとにしているようですが、林真理子の巧みな筆致で、確かな小説になっています。事件当時のゴシップに湧いた社会の状況が思い浮かびます。石炭王の家族の複雑さとドロドロした思惑も読みどころのひとつ。
読了日:7月15日 著者:林真理子
精霊の守り人 (新潮文庫)精霊の守り人 (新潮文庫)感想
先日、上橋菜穂子さんが国際アンデルセン賞を受賞したことを知りました。日本でも、「指輪物語」や「ゲド戦記」と肩を並べて誇れるファンタジーがあるというのに読まない手をないですよね。“守り人”シリーズの第1弾を手にとってみました。印象に残ったのは、登場する人々やものの名前。どこか懐かしい響きを感じます。太古の国造りにそんな者たちがいたのかと思いめぐらすだけでもわくわくします。続きを楽しみに!
読了日:7月21日 著者:上橋菜穂子
ホーム (トニ・モリスン・コレクション)ホーム (トニ・モリスン・コレクション)感想
トニ・モリスンの代表作「ビラヴド」では、人間が自由を奪われ、つねに虐待された奴隷農園の名前が“スウィート・ホーム”だった。モリスンは、自由な心を持って安心して暮らせる“ホーム”を視点を変えて描きたかったのだろう。シ―を蔑んだのは親戚で、シーを救ったのはコミュニティの女性たちだった。コミュニティのリーダー、エセル・フォーダムの「自分に頼るのよ。あんたがどんな人間かを(他人に)決めさせるんじゃないよ」の言葉に、シ―は「わたし、どこにも行かないよ。ここが、わたしのいるところなんだから」と答えたのが印象的だった。
読了日:7月22日 著者:トニモリスン
ハウスワイフ2.0ハウスワイフ2.0感想
形だけ「女性が輝く社会」をアピールしている日本とは違う現象がアメリカでは起きているのかと思って、手にとってみた。原題は「Homeward Bound(家庭回帰)」。面白いのは、家庭に回帰しよう、またはしたいと考えている人が高学歴の働き盛りの女性。産休のないアメリカで、子育てママは家でネット起業するか、DIYの生活をするかなど大奮闘している。驚きの凝りようだが、本当にそれで生活していけるのだろうかという疑問も残る。最終章、経済的に自立を頭に入れておくべきなど、4つのアドバイスが客観的でさすがと納得した。
読了日:7月24日 著者:エミリーマッチャー
歌川国芳猫づくし歌川国芳猫づくし感想
風刺たっぷりの『源頼光公館土蜘作妖怪図』を描いた国芳がでてくるとあれば、きっと面白いに違いない!と手に取れば、やはりこりゃあ、面白く、気風のいい浮世絵のようにさくさくと読了。特に北斎の娘、お栄が出てくる「高い塔の女」が気に入りました。北斎が亡くなって国芳を頼ってきたお栄との会話が面白すぎて、やがて悲しき生き方でした。
読了日:7月26日 著者:風野真知雄
黄金の羅針盤〈下〉 (ライラの冒険)黄金の羅針盤〈下〉 (ライラの冒険)感想
くまさんのバーニソンがいい味出しています。お姫様(もちろんライラ)を守るサムライのような、孤軍奮闘でステキ。壮大なお話は進行中で、ダストの謎は深まるばかり。そして、ライラが立ち向かう相手は、母であり、父であったとは。続きを読みましょうっと。
読了日:7月30日 著者:フィリッププルマン
失われた名前 サルとともに生きた少女の真実の物語失われた名前 サルとともに生きた少女の真実の物語感想
「ぜったい凄いから、読んでみて」と読書好きの友だちから薦められた。読み始めたら、「これって、実話なの?」と何度もびっくりしてしまうジェットコースター・ストーリーだった。5歳で拉致されて、14歳で自らの名前をルス・マリーナとつけたところで終わっている。巻末の写真がダメ押しのようにリアル。続編が出るそうだ。待ち遠しい。
読了日:7月31日 著者:マリーナ・チャップマン

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