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2015年7月 8日 (水)

ヘレン・シャルフべック展

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上野の東京藝術大学大学美術館で開催されている「ヘレン・シャルフべック 魂のまなざし」展(7月26日までう)に行ってきました。

日本ではあまり馴染みのない画家ですが、ポスターの自画像に魅せられて、足を運びました。たまたま行った日にギャラリー・トークという解説付きガイドがあり、シャルフべックの生涯と作風も詳しく知ることができ、大収穫でした。

彼女は1862年から1946年(フィンランドのムンクとほぼ同じ世代)まで生きた人で、その画家生涯のうち20点もの自画像を残していますが、その変化がすさまじいのです。

写実的なものからはじまり、ポスターの顔はのっぺりと、背景とは強烈なコントラストといったものへ。そして、19歳年下の恋人との別れの後に描いた自画像には顔をナイフで傷つけた跡があるそうだし、死の前年に描かれた、目も口もほとんど穴のようになった骸骨のような自画像。自分を見つめるまなざしがヒリヒリするくらいです。

セザンヌ、ホイッスラー、ホルバイン、エル・グレコなどの影響を受けて、作品を進化させていったシャルフべック、見応えありました。

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