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2015年9月の記事

2015年9月 1日 (火)

8月の読書まとめ

読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3087ページ


海の仙人 (新潮文庫)感想
ファンタジー、私も会いたい!って思いました。よいお話でした。大人のファンタジー、心の触れ合いが胸に迫ります。敦賀の海は、時にはひっそりと、時には荒ぶることも。哀しくて潔くてラストではしんみりしました。
読了日:8月4日 著者:絲山秋子

サラバ! 上感想
図書館に予約して半年以上待ってやっと手にしました。ヤコブとの友情、姉へのわだかまり、異国でそして日本に帰国して暮らしていくナイーブな年ごろのことが生々しく感じられた。「サラバ!」と言えばすべてが相通じる、そんな宝のような言葉がキラキラ光っていた。はたして、歩はどう成長していくのか?さらに姉の貴子はどうなるのか?下巻に突入!
読了日:8月11日 著者:西加奈子

から、あなたも生きぬいて感想
図書館でやっていた福袋に入っていた本。だいぶ前に話題だった本でしたが、読まないで今まできてしまいました。「だから、あなたも生きぬいて」という力強いタイトルの意味がひしひしと伝わる内容でした。
読了日:8月18日 著者:大平光代

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)感想
有川さんの本は、何冊か読んではずれなし!と確信していましたが、やはりこの本もど真ん中のストライクでした。面白いし、いまどきこんな純愛物語も微笑ましいな~。がんばってこのシリーズを読破してから映画を観ます。岡田くんの堂上教官、きっと胸キュンだわ~。
読了日:8月18日 著者:有川浩

教団X感想
手に取った瞬間、物理的に重いと思ったが、読み始めたら中味もしっかり重かった。いまの社会のシステムだの科学、宗教の問題だの、テンコ盛りのテーマで、途中立ち止まりながら読み進み、読み終わったときにはぐったり、という感じだった。SEXシーンの執拗さに驚きつつ、この欲望がすべてを支配するようで恐ろしくなった。最後に仄かにみえる希望の手が印象的。
読了日:8月20日 著者:中村文則

サラバ! 下感想
下巻冒頭が阪神大震災で始まっていて驚いた。その時、高校生だった歩がそれからどういう気持ちを抱えて生きていったかを考えさせられた。周りを見ないように、家族の問題をないもののように、でも姉が、父が、そして母が、友だちの言葉はそれぞれの形で温かかった。すっきりとしたエンディングに素直に嬉しい気持ちになった。
読了日:8月22日 著者:西加奈子

東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法感想
ただ7回読むだけでなく、いかに読むかが納得がいった。はじめから理解しようとせずに読むというのは、初めて会った人のことを最初から理解することができないのと同じ。まずは「知り合い」になってから、5回、6回と親しむうちにだんだんと理解していくことができるということは、あると思う。まあ、7回読んでもわからないことは多いと思うけれど、まずは、“コレ”と決めた本を7回挑戦してみよう。全体像→内容→細部の順番に意識して!
読了日:8月24日 著者:山口真由

かたづの!感想
中世美術の最高傑作「貴婦人と一角獣」にインスパイアされて書いたのかしら?と思うくらい祢々と一角のカモシカの距離感が感じられない。江戸初期から女亭主となった祢々の一代記は、思慮深いゆえの困難さがみられ、切なくも天晴れ。妻としての、母としての、そして国を治める者としての物語を“かたづの様”はよくぞ語ってくれた。遠野の河童たちがいい味を出している。
読了日:8月30日 著者:中島京子

赤木かん子の図書館員ハンドブック分類のはなし―学校図書館で働く人のために感想
本の分類についてわかりやすく書いてあるものはないか、ブラウジング!みつけたのがこのカラフルな絵本のような分類の本。第一次区分表の10グループも覚えられました。本について知る本、パズルのようで面白い。
読了日:8月31日 著者:赤木かん子

レット・イット・ビー感想
こちらも図書館の福袋で出逢った本。お名前だけは知っていましたが、エネルギッシュで真摯な書き方に好感を持ちました。芸大での御苦労、ホント男社会での象牙の塔は大変なんですね~。後半に大江健三郎の本の書評が載っていてとても参考になりました。
読了日:8月31日 著者:若桑みどり

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