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2015年10月 4日 (日)

9月の読書まとめ

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2377ページ


木をかこう (至光社国際版絵本)木をかこう (至光社国際版絵本)感想
いろんな木が描かれていて、「あ~、人もこんなふうに法則は同じだけど、いろんな人がいるんだな」とあらためて思う。むずかしいことは考えずにちょっと見方を変えれば、みんな同じで、みんな違う、こんなことに気づかされる、ステキな本です。最後のページに若かりし時の須賀敦子さんの写真が載っていて何だか懐かしい気がしました。
読了日:9月4日 著者:ブルーノ・ムナーリ
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐感想
『指輪物語』を思わせる壮大なファンタジー。魅力的な登場人物が次々と登場してくる。一番惹かれるのは、ホッサル。“身体とは何か。生命とは何か。人の身体を見るたびに、それを思わずにはいられない。”そうつぶやく彼は、はたして恐ろしい黒 狼熱とどう向き合っていくのか、下巻に期待。
読了日:9月6日 著者:上橋菜穂子
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐感想
上巻を読み終えてから一気読み。なぜタイトルが『鹿の王』なのか、心に残りました。第10章の「ヴァンとホッサル」のところは一番気に入っているところです。ヴァンの語り、ホッサルの生命の不思議を説明するレクチャー、二人の生き方が交錯し、そしてそれぞれ信念を持って生き抜いていく姿が眩しいです。読んで良かった。
読了日:9月7日 著者:上橋菜穂子
図書分類からながめる本の世界 (JLA図書館実践シリーズ 16)図書分類からながめる本の世界 (JLA図書館実践シリーズ 16)感想
世の中にはいろいろな本があって、そのすべてを分類するっていうできるんだろうか?と思ったりする。でも、この本を読むと知を結集しながら、図書分類は時代とともに進化していっているんだなって感じる。普段は手に取らない本も各分野に魅力的に紹介されて読んでみたくなる。1類の『ウソの記憶と真実の記憶』、5類の『麦と米の攻防』、7類の『音楽と文学との対話』が面白そう。
読了日:9月8日 著者:近江哲史
ランチのアッコちゃんランチのアッコちゃん感想
「私にふさわしいホテル」以来の柚木さんの本。なんといっても表紙が美味しそう。パクパク食べる感覚で、さくさく読めて一気読み。「さあ~、明日から仕事がんばろっと!」という軽快なノリが魅力だわ~。
読了日:9月14日 著者:柚木麻子
はじめてのルーヴルはじめてのルーヴル感想
名画に込められたシンボリズムがわからないことが多いのですが、この本で甕や壺が女性の子宮を象徴することを知りました。こういうことを知っていると深読みが楽しめて美術館でも妄想できそう。「天使とキューピット」の章も違いがやさしく説明されていて納得できました。おもしろ情報満載のガイドブックです。
読了日:9月18日 著者:中野京子
若冲若冲感想
奇想の画家として近年とみに人気の高い若冲。展覧会で『動植綵絵』を実際に観てその迫力と精密さには感嘆するばかり。そんな魔法のような絵を描いた若冲の生きざまを血の通った人物として浮かび上がらせた澤田さんの才に感服。若冲の贋作絵師、君圭はまるで実在の人物のよう。若冲の妹、お志乃の視線が温かい。
読了日:9月23日 著者:澤田瞳子
へそ曲がりの大英帝国 (平凡社新書)へそ曲がりの大英帝国 (平凡社新書)感想
新井さんの本は、日本人がわかりにくいイギリスの微妙な階級社会をわかりやすく解説してくれているので、大変参考になります。今回も映画、テレビ番組をはじめ、いろいろな角度から例を挙げて楽しい読書でした。特に第4章の「『田舎』はイギリス人の心のふるさと?」で、私の憧れのカントリーハウスのことを述べていて興味深く読みました。
読了日:9月25日 著者:新井潤美

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