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2015年11月の記事

2015年11月 8日 (日)

10月の読書まとめ

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1997ページ


キラキラネームの大研究 (新潮新書)キラキラネームの大研究 (新潮新書)感想
昨今のヘンな名前の増殖は何が理由か?前から興味がありました。なるほど、その理由は、戦後の歴史から始まっているのか~と納得。日本太古の時代には、名前を口にすることは禁忌として避けられるほど言霊パワーの信頼があつかったとの件は、「ゲド戦記」を思わせるものがあり、古今東西を問わず、名前の不思議な力を感じて面白かったです。
読了日:10月1日 著者:伊東ひとみ
レイチェル・カーソン―その生涯 (かもがわブックレット)レイチェル・カーソン―その生涯 (かもがわブックレット)感想
「沈黙の春」は読んだことがありますが、レイチェル・カールソンの生涯を知ることはありませんでした。彼女の少女時代から、文学や科学にかけた情熱がまさにあの豊かな知性と文章を生んだのだと感じました。56歳という若さで亡くなってしまったことが本当に残念です。
読了日:10月2日 著者:
図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)図書館内乱 図書館戦争シリーズ (2) (角川文庫)感想
ダークな手塚慧の登場でこれからの展開がますます楽しみ。堂上、郁だけでなく、いろんなところで恋花が咲き始めてウキウキしますね。巻末の「ロマンシング・エイジ」も甘々の甘納豆、糸引くこってりさに思春期の頃を懐かしみました。 さて、3巻へと突入といきますか!
読了日:10月4日 著者:有川浩
夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)感想
第1回大江健三郎賞受賞作品。フラココって音の響きがいいですね。“フラっとココに来た”僕を中心に周りの人の暮らしが淡々と描かれていて、でも実はそれぞれが思いやり丁寧に生きている姿がすごくドラマチックな物語でした。読後感が清々しい本でした。
読了日:10月7日 著者:長嶋有
自負と偏見のイギリス文化―J・オースティンの世界 (岩波新書)自負と偏見のイギリス文化―J・オースティンの世界 (岩波新書)感想
イギリスの階級意識は複雑で今一つわかりにくい。「高慢と偏見」で語られる“ジェントリー”という身分が階級でいうと貴族の属するアッパークラスから下に当たるアッパーミドルクラスになることが丁寧に説明されて腑に落ちた。さらにアッパーミドルクラスの中でも新参者と古くからのジェントルマンがいることも書かれていて、オースティンの時代の階級の流動性を感じられた。
読了日:10月11日 著者:新井潤美
知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)知らずに他人を傷つける人たち (ベスト新書)感想
香山リカさんの本は読みやすく、面白い。この本も一気に読んでしまった。モラハラという言葉を最近聞くようになって、この本の事例は身近で聞いたものと重なるものもあったり・・・「知らずに他人を傷つける人たち」というタイトルも興味深い。
読了日:10月21日 著者:香山リカ
旅行者の朝食 (文春文庫)旅行者の朝食 (文春文庫)感想
たまたま観た番組で米原万里さんのこの本が取り上げられ、ハルヴァなる絶品のスイーツが紹介されていた。並大抵の食いしん坊ではない、知的な貪欲さがいっぱいつまったお腹にも頭にも美味しい本でした。
読了日:10月22日 著者:米原万里
マシュマロ・テスト:成功する子・しない子マシュマロ・テスト:成功する子・しない子感想
マシュマロ・テストを糸口に人間の生き方までを洞察した深い本でした。特に“人間は、生まれ持った素質か、育った環境か」という件では、その両方が複雑に絡み合うというところに注目。せっかく素晴らしい素質を持っていても環境によってはその能力が発現しないということが実際の例を挙げて述べられて説得力がありました。長い年月をかけた根気のいる調査に驚かされました。
読了日:10月23日 著者:ウォルター・ミシェル

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