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2015年12月の記事

2015年12月 7日 (月)

11月の読書まとめ

読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2938ページ

図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)感想
このお話自体はたっぷりとフィクションでロマンスでエンターテイメントですが、実際に描かれている社会の状況は、現実のものとそう変わらない恐ろしさがあります。放送禁止用語として「床屋」など、本当に皆の意識に上らないような形で自主規制されていってるんですね。いわゆる“政治的に正しい言葉”って意識して観ていかないと、と考えさせられる図書館戦争シリーズでした。
読了日:11月9日 著者:有川浩
高慢と偏見〈上〉 (光文社古典新訳文庫)高慢と偏見〈上〉 (光文社古典新訳文庫)感想
「高慢と偏見」は何度も読んでいるお話なのに、飽きることがない。今回は光文社の新訳で読んでみる。訳者の小尾さんは「アルジャーノンに花束を」などSFものの小説を多く手掛けた方で、文章のリズムがとても心地よい訳でした。(上)巻の会話もテンポよく楽しめて満足。
読了日:11月9日 著者:ジェインオースティン
高慢と偏見〈下〉 (光文社古典新訳文庫)高慢と偏見〈下〉 (光文社古典新訳文庫)感想
(下)巻では、ストーリーが一気に展開する面白さがあり、とても200年も前に描かれたものだという気がしません。巻末の松本朗さんによる解説もオースティンが生きた当時のイギリス社会の背景を分かりやすく述べてあって作品の理解に大いに役立ちました。
読了日:11月9日 著者:ジェインオースティン
アリスのままでアリスのままで感想
働き盛りの50代に突然、若年性アルツハイマーを発病したアリス。どんなにか彼女が無念だったか、胸がキュッと痛くなった。病状が進んで思い出と思考を言葉になかなか出来なくなったアリスがつぶやいた「わたしが恋しい」ということばに、目頭が熱くなり、しばらく続けて先を読むことができなかった。
読了日:11月19日 著者:リサジェノヴァ
女性たちが変えたDV法―国会が「当事者」に門を開いた365日女性たちが変えたDV法―国会が「当事者」に門を開いた365日感想
偶然手にした本。市民法といわれたDV法の成立までを追ったドキュメンタリー本。この法律を実現させた女性たちと支援者の一歩一歩積み上げていく粘り強さと、司法や官僚社会の頑強な扉を開いていく知性に惜しみない拍手を送りたい。
読了日:11月21日 著者:DV法を改正しよう全国ネットワーク
奴隷小説奴隷小説感想
7つの短編が、「奴隷のような、人間扱いされていない」というキーワードでつながっている。じとーっと気分が沈殿してくるようなお話ばかり。特に、「REAL」という短編は、ブラジルという舞台でアサミとヨシエの2人の女性がくっきりクローズアップされて妙に印象に残った。桐野さんの小説には、じとーっとした中にそれだけで終わらないエネルギーが宿っている。
読了日:11月21日 著者:桐野夏生
人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法感想
「こんまり」を知らないの~?と知人に言われて、本を借りてきて読んでみる。リバウンドしない片づけがあるなんて!!!ときめかない服、「ありがとう」といって捨て始めました。一つ一つのモノに触って判断する、コレ、大事ですね。
読了日:11月23日 著者:近藤麻理恵
DM・名刺・請求書などのテンプレートCD-ROMつき おうち起業のはじめ方DM・名刺・請求書などのテンプレートCD-ROMつき おうち起業のはじめ方感想
雑誌感覚でさらっと読めるハウツー本。起業するのに基本的な心構えなどを絵入り図入りで解説している。付録のCD-ROMの図柄がかわいい。
読了日:11月25日 著者:大澤和美
マリリン・モンローと原節子 (筑摩選書)マリリン・モンローと原節子 (筑摩選書)感想
この本を読んでいる時、原節子さんの訃報を聞きました。小津監督をはじめ、多くの名監督のミューズであった原さん。著者の田村さんはモンローと原さんの熱烈なるファンであることがアツアツと伝わってきます。私も二人の大女優のファンだから、その熱がビンビンと伝わってきて楽しく熱い読書となりました。原さんのご冥福をお祈りします。合掌
読了日:11月29日 著者:田村千穂
翼を持つ少女 BISビブリオバトル部翼を持つ少女 BISビブリオバトル部感想
いつか自分でもビブリオバトルに参加してみたいと思っていたら、「ビブリオバトルの本よ!」と友人に教えてくれました。読み始めたら、あらまあ、どんどんビブリオバトル部の世界に引き込まれて、分厚いなあ~と思った421ページを読了。いろいろな本の世界も紹介されていて、その多様性が魅力的でした。来年は、自分でもやってみようという気持ちが沸々湧いてきましたよ~。
読了日:11月30日 著者:山本弘

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