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2016年6月の記事

2016年6月 8日 (水)

5月の読書まとめ

読んだ本:9冊

読んだページ数:2751ページ

贖罪 (双葉文庫)贖罪 (双葉文庫)感想

湊かなえさんの本領発揮。被害者というか加害者というか、一人ひとりに”告白”させるパターンは、読んでいてゾクゾク、ザワザワした気持ちになります。殺人が無意識に殺人を呼び寄せる感覚がマックス。一気に読みました。 読了日:5月4日 著者:湊かなえ
リバースリバース感想

コーヒー豆の表紙に、行きつけのコーヒー専門店。スペシャルコーヒーに蜂蜜。蕎麦屋にカレー。やたらに食欲をそそるキーワードが散りばめられて・・・はたしてその心は?湊かなえさんの復讐ではない展開に新鮮さがありました。主人公もめずらしく男性だったし。 読了日:5月4日 著者:湊かなえ
ラプラスの魔女ラプラスの魔女感想

久しぶりの東野さんの本。とっかかりの竜巻シーンには引き込まれましたが、後半がちょっとアレっていう感じで失速しておしまいでした。「容疑者Xの献身」のような劇的エンディングを期待していただけに、ちょっと残念でした。 読了日:5月8日 著者:東野圭吾
ジェイン・オースティンの思い出ジェイン・オースティンの思い出感想

ジェイン・オースティンのお葬式に最年少で参加という甥っ子が、有名になったオバサンを偲んでまとめた本。ジェインのお姉さんカサンドラが妹を描いた絵が表紙になっている。翻訳はオースティンの名訳で知られる中野康司さん。丁寧な解説も参考になる。オースティンが剣玉が得意だったというのも面白かった。彼女のファンには身近なジェイン像にふれることができて嬉しい本。 読了日:5月13日 著者:J.E.オースティン=リー
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)感想

原題は「Different Seasons」。原作では、春夏秋冬の順序だが、映画「スタンド・バイミー」(秋編)が有名なためか、この文庫シリーズでは、秋冬編がNo.1となり、こちらの「ゴールデンボーイ」はNo.2となっている。「リタ・ヘイワースとショーシャンク」の副題は「Hope Springs Eternal」。”希望”が印象的なキーワードだった。ここでのスプリングは春という言葉と泉のように湧きでるという意味にかけていると思うが、”脱獄する”という意味も口語であるのを知って「キング、座布団一枚!」と思う。 読了日:5月18日 著者:スティーヴンキング
老後破産:長寿という悪夢老後破産:長寿という悪夢感想

夜には読めない本でした。だって暗い将来を想像してしまって、寝られなくなってしまうから。重く心に残るのが、救命救急で働く三宅医師の言葉です。彼は、救急に運ばれてきた老人を助けた後、「生かしてしまったことが、この人にとって本当に幸せなのかわからなくなる」と言っています。生活に余裕のない老人が病院にも行けず我慢して病気を重症化するケースが増えているといいます。「生きることをあきらめない社会であってほしい」と願う彼のことば、じんわり胸に響きました。本当にそうですよね。 読了日:5月26日 著者:NHKスペシャル取材班
小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)感想

世は料理に寄り添い、料理は時代とともに歩んできたあり様がわかりやすくまとめてある。料理研究家というものが誕生した、まだ私が生まれていない時代から女性たち(やがて男性たちも)は一生懸命”食”を育んできたのがわかる。辰巳芳子の「あなたのために いのちを支えるスープ」を読んでみたい。彼女の言葉、「私は、暮らしという実体の積み重ねを生活と考えます」にしっかりと地に足のついた力強さを感じます。 読了日:5月29日 著者:阿古真理
女らしさ・男らしさ―ジェンダーを考える (心理学ジュニアライブラリ)女らしさ・男らしさ―ジェンダーを考える (心理学ジュニアライブラリ)感想

読書メーター、この本の初レビューです。女性学に興味があって、入門本として手に取ってみました。中学生くらいを対象に書かれている本ですね。サクサクって読めてしまいます。タイトルの「女らしさ・男らしさ」で女が先になっているのが気に入りました。 読了日:5月31日 著者:森永康子
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)感想

絵を見ても、描かれている動物や植物の意味がわからず、頭の中が???となてしまうことがよくあります。この本は、そんな私に人間や風景に深い意味やストーリーを見いださせてくれる手引き書です。ある人物が誰かを見分けるための伝統的な道具や動物といったモチーフのことを”持物(アトリビュート)”ということを知りました。勉強になります。さっそく2も読んでみます。 読了日:5月31日 著者:宮下規久朗

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