原書でキャンペーン

2011年10月31日 (月)

原書ではないですが「The Elephant Vanishes」(「象の消滅」)

The Elephant Vanishes The Elephant Vanishes

著者:Haruki Murakami
販売元:Vintage
Amazon.co.jpで詳細を確認する

10月も終わりですね。今日はハロィーンでしたが、特にトリックもトリートもなく、穏やかな一日でした。

英語の本を久しぶりに結構読めて今月は満足です。今回は、原書は村上春樹の短編集からのもの。まとまって彼の短編を読んでみたいと思っていたので、試しに英語で読んでみることにしました。

続きを読む "原書ではないですが「The Elephant Vanishes」(「象の消滅」)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月20日 (木)

「レッド ツリー THE RED TREE」

レッドツリー―希望まで360秒 レッドツリー―希望まで360秒

著者:ショーン タン
販売元:今人舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

和書ではあるのですが、原文が中心で、早見優さんの訳がごく控えめについている、ほとんど原書の「The Red Tree」を紹介します。

オーストラリア出身のショーン・タンの作品で、絵本といっても、むしろ毎日の忙しい生活に疲れてしまった人―思春期から大人の心をとらえる本だと思います。

憂鬱な気分で目覚めた朝、一日は暗く始まり、孤独な気持ちを増幅させるようなことしか起こらない・・・はずだった、いつものように。

でも暗闇の中に、オアシスのない砂漠の中に、ささやかにあなたを見守るものがいた。ささやかすぎて、見えていなかったあなたは、やがていつもそこにあったものに気づくはずです。

ショーン・タンの絵の風景は、精密で色遣いの巧みさがブリューゲルを思わせるものがあります。それでて、人物はタン独特の悲哀を込めた表情がとても印象深いのです。

ラストのページのレッドツリーの赤を眺めているうちに・・・紅葉のような赤い葉っぱが、童謡の「手のひらを太陽に」にある“手のひらを太陽に すかしてみればまっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)”という言葉と重なりました。レッド・ツリーは、生命の持つ力そのものの木のような気がしてきます。

手に取ってみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年10月19日 (水)

原書「Hotel du Lac」

Hotel du Lac Hotel du Lac

著者:Anita Brookner
販売元:Penguin
Amazon.co.jpで詳細を確認する

月に1冊の洋書を読もうと始めた「原書でキャンペーン」ですが、なかなかままならず、今月なんとか読み終えたのがこの「Hotel du Lac」です。タイトルをそのまま訳すと「湖畔のホテル」となりそうですが、翻訳は「秋のホテル」となっていました。

1984年にアニタ・ブルックナーがイギリスのブッカ―賞を受賞した作品です。

続きを読む "原書「Hotel du Lac」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月16日 (土)

原書「Why Charlie Brown, Why?」

Why, Charlie Brown, Why?: a Story About What Happens When a Friend is Very Ill Why, Charlie Brown, Why?: a Story About What Happens When a Friend is Very Ill

著者:Charles M Schulz
販売元:Ravette Publishing Ltd
Amazon.co.jpで詳細を確認する

7月も後半になりました。6月分の原書を早く読まないと!手にしたのは、「Why, Charlie Brown, Why? A Story About What Happens When a Friend Is Very Ill」です。

もちろん、ピーナッツの作者Charles M. Schulz作です。表紙には、医者に扮したスヌーピーもチラリ。

60ページの絵本ですが、内容は子ども向けというより、小さな子どものいる親向け。

続きを読む "原書「Why Charlie Brown, Why?」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月13日 (水)

「山羊の目は空を青く映すか」(Do Goas See the Sky as Blue?)

もう1年近くも前の話題ですが、やっときちっと読めました。これは5月分の「原書でキャンペーン」とさせてくださいん。

イギリスの文芸雑誌「GRANTA」と日本の「群像」が共同企画を読んでみました。桐野夏生 「山羊の目は空を青く映すか」が「群像」に日本語で、そしてコチラで「GRANTA」に載った翻訳(Do Goats See the Sky as Blue?)が読めます。

Photo Granta_2 

続きを読む "「山羊の目は空を青く映すか」(Do Goas See the Sky as Blue?)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月30日 (土)

原書キャンペーンでアメリカを学ぶ

 The American Universe of English アメリカの心と交わるリーディング

月1回の“原書でキャンペーン”(英語の本を読む習慣をつけようと始めた自己啓発運動です)、今回も4月最後の日にぎりぎりアップします。

今月の本は、洋書といってもちょっと変わり種です。1993年に出た「The Universe of English」の続きもので、2010年に出版された「The American Universe of English」です。副題には「アメリカの心と交わるリーディング」とあります。編者は、元東大教授、今は「リトル・チャロ」の先生として有名な佐藤良明先生と、栩木玲子先生。

続きを読む "原書キャンペーンでアメリカを学ぶ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 1日 (金)

「The Face of Jizo」(英文対訳「父と暮らせば」)

父と暮せば (新潮文庫) 父と暮せば (新潮文庫)

著者:井上 ひさし
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

3月分の“原書でキャンパーン”、1日遅れのレビューです。

先日観た「父と暮らせば」の舞台が素晴らしく、是非原作を読んでみたいと思っていました。今回の“原書でキャンペーン”は、原書が日本語ですが、英文対訳付のこの本を取り上げます。英文に翻訳したのは、宮沢賢治の英文翻訳でも有名なロジャー・パルバースさん。原題が「父と暮らせば」ですが、英語のタイトルは「The Face of Jizo」。このお芝居のクライマックスに出てくるキーワードを題にしたんですね。この本の魅力は、テンポのいい英語、そして味わいのある日本語の両方を楽しめることです。

広島の原爆がひとりの年頃の女性の運命をいかに変えていったのか、ユーモアを交えながらも切実な思いを心に迫ることばで描いています。

この劇は、英語の他にもイタリア語、フランス語、ドイツ語、ロシア語(翻訳は米原万里さん)などに翻訳されているんですね。

Img

この英語版は、なかなか手に入りにくいようですが、図書館などにはあると思いますので、是非手に取ってみてください。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年2月27日 (日)

「The Death of Ivan Ilyich」(「イワン・イリイチの死」) by Leo Tolstoy

Norton Anthology of World Masterpieces Norton Anthology of World Masterpieces

著者:MacK Maynard
販売元:W W Norton & Co Inc (Np)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2月も月末。今月の月1で取り上げる「原書でキャンペーン」は、ちょっと風変わりです。原書はロシア語ですので、原書ではないのですが、ロシア語を英語に翻訳したものを読んでみました。トルストイの名作、「イワン・イリイチの死」です。

読んだのは、手元にあるずいぶん前に買ったノートンの「世界名作選集」の中から。トルストイの代表作として載っているものです。

続きを読む "「The Death of Ivan Ilyich」(「イワン・イリイチの死」) by Leo Tolstoy"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年1月27日 (木)

原書「A Moveable Feast」(「移動祝祭日」)

A Moveable Feast A Moveable Feast

著者:Ernest Hemingway
販売元:Arrow Books Ltd
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ようやく原書を読み終えました。去年はなかなか月1冊をこなせなかったのですが、今年はがんばれますように。

というわけで、1月の原書は、Ernest Hemingwayの「A Moveable Feast」(邦題「移動祝祭日」です。

続きを読む "原書「A Moveable Feast」(「移動祝祭日」)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年9月30日 (木)

原書「Babette's Feast」(「バベットの晩餐会」)

Anecdotes of Destiny (Penguin Modern Classics) Anecdotes of Destiny (Penguin Modern Classics)

著者:Isak Dinesen,Karen Blixen
販売元:Penguin Classics
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今月も月末でなんとか原書で読了。Isak Dinesenの中編「Babette's Feast」を読みました。

続きを読む "原書「Babette's Feast」(「バベットの晩餐会」)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧