アート

2015年7月 8日 (水)

ヘレン・シャルフべック展

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上野の東京藝術大学大学美術館で開催されている「ヘレン・シャルフべック 魂のまなざし」展(7月26日までう)に行ってきました。

日本ではあまり馴染みのない画家ですが、ポスターの自画像に魅せられて、足を運びました。たまたま行った日にギャラリー・トークという解説付きガイドがあり、シャルフべックの生涯と作風も詳しく知ることができ、大収穫でした。

彼女は1862年から1946年(フィンランドのムンクとほぼ同じ世代)まで生きた人で、その画家生涯のうち20点もの自画像を残していますが、その変化がすさまじいのです。

写実的なものからはじまり、ポスターの顔はのっぺりと、背景とは強烈なコントラストといったものへ。そして、19歳年下の恋人との別れの後に描いた自画像には顔をナイフで傷つけた跡があるそうだし、死の前年に描かれた、目も口もほとんど穴のようになった骸骨のような自画像。自分を見つめるまなざしがヒリヒリするくらいです。

セザンヌ、ホイッスラー、ホルバイン、エル・グレコなどの影響を受けて、作品を進化させていったシャルフべック、見応えありました。

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2015年4月23日 (木)

今日のグーグル、すてき♫

上村松園 生誕 140 周年

上村松園、生誕140周年だそうです。

「序の舞」が美しいわ~(^V^)

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2015年3月14日 (土)

「幻想絶佳 アール・デコと古典主義」展

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前から噂は聞いておりました東京都庭園美術館にはじめて行って参りました。リオープンされた本館の旧朝香宮邸と新館は、クリーム色と白を基調にした外観がフレッシュで、晴れ晴れとした開放的な感じです。

お目当ては、開催中の「幻想絶佳 アール・デコと古典主義」展。お恥ずかしい話ですが、絶佳は「ぜっか」と読むんですね。知りませんでした。意味は、“風景がすぐれていて美しいこと。また、そのさま”とのこと。

最初に本館のアール・デコの内装をたっぷりと拝見。壁紙がさりげなくカンディンスキーの幾何学模様のようだったり、天井の照明がクリスタルでもカッティングが段々だったり、モダン。

新館では、ポスターにも載っているウジェール・ロベール・プゲオンの絵を中心に展示してありました。寓意性に富んだ絵だということで、裸の女性が暗にイヴを、馬が男性を現しているのだろうことは想像できても、なかなか全体の寓意性を読み取ることはむずかしい。

映画「ナショナル・じゃラリー」のように解説する方がいてくれると、一味も二味も見方が変わって楽しめるのですが・・・どなたか、教えて?

4月25日には庭園も新たになって見られるそうで、これからの季節に散策とアート鑑賞とステキなスポットになりそう。また行きたい美術館です。

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2014年12月16日 (火)

Googleとカンディンスキー

ワシリー カンディンスキー 生誕 148 周年

GooGleのロゴが、12月16日は芸術家カンディンスキーの誕生日を記念して特別イラストに変更されていました。生誕148周年だそうです。この半端な感じがいいわ~。

コニコの好きな画家のひとりです。

3年前にみた「カンディンスキーと青騎士」の展示を参照なさってください。

ワシリー・カンディンスキーはロシア・モスクワ出身の画家。抽象絵画の創始者として、20世紀を代表する芸術家です。

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2014年12月10日 (水)

「夢見るフランス絵画」展

最近の美術展は、印象派を絡めながら、いかにアレンジして他の画家を魅力的に見せていくかがテーマのような気がします。

今回のBUNKMURAの展示もルノアール、モネを中心に“印象派からエコール・ド・パリへ”と銘打ったものでした。

平日の昼下がりに行ったせいか、込み具合も丁度良く、ゆったりと鑑賞で来てラッキーだったわ。それにしても、いつも思うけど、美術展って、おばさんが多いわね~、って私もおばさんですが。

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この展示会のポスターにもなっているルノアール、はじめてみる「ド・ガレア夫人の肖像」は、ルノワールにはめずらしく背景にビビッドな赤を使っていて、目を惹きました。さっそくクリアファイルを購入よ♡

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印象的だったのは、ユトリロとキスリング。ユトリロは、私の記憶では、ちょっと寂しい孤独な感じの街並を描く画家でしたが、今回は、屈託なく明るい人々が行き交う街を描いている作品と出逢ってイメージが変わりました。

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こちらは、ユトリロの「雪のモンマルトルの界隈」

でもって、前にも注目していたキスリングの絵も出展されていて、そのビビッドな色遣いに惹き込まれました。

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画筆にとらず、絵の具のチューブから直に描いていたりしたというキスリング。この「花」もその生命力の強さが際立って、生花のはかなさを醸し出しています。

他にも、展示の冒頭にあったセザンヌの大きなサイズの「大きな松と赤い大地」、モネの「エトルタ、夕日のアヴァル断崖」など、はじめて観る絵が迫力がありました。

12月14日まで。


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2014年11月 9日 (日)

ボストン美術館 浮世絵名品展

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今日で会期も終わり、上野の森美術館で開催の「ボストン美術館 浮世絵名品展」で、かの一点を見てきました。

その絵とは、北斎の娘、お栄の画。

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「葛飾応為 三曲合奏図」なり。約140点の保存状態の良好な北斎の浮世絵、肉筆画がずらっと並んだ本展の締め括りがこの画です。

まるでバンドのセッションをしているようなダイナミックな動き。いちばん若い娘は琴を弾き、色っぽく体をよじった後ろ姿、左の娘は粋に二胡を操った正面顔、右の姉さんは達者な三味線をつま弾いて横顔ってな具合で、画から音が鳴りだしそうです。

満員御礼の館内でラストのこの画にくぎ付けでした。

美人を描かせたら、父親の北斎よりも上手と言われたお栄(応為)。ボストン美術館所蔵と知ったのがつい最近でしたが、縁あって今回見られたことに感謝。

今年の2月に太田記念美術館でやはり応為の「吉原格子先之図」を見てその魅力に惹かれました。今年は彼女の題材にした漫画「百日紅」も読んで、私には応為の当たり年でした。この人の画、好きだわさ~。

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2014年6月26日 (木)

おでかけは練馬区立美術館 井坂奈津子個展

先日、ぶらり練馬区立美術館を訪れました。

6月17日から22日まで「井坂奈津子個展」が開催されていました。

ここ数年、彼女の個展にお邪魔しています。今回もどんな作品たちに出逢うか、楽しみにしていました。

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彼女の作品には、突き抜けた爽快さがあります。わ~っとほとばしるエネルギーを感じます。
作品に宿る感触に作者の力が映し出されるのでしょうか。

写真上は、宮沢賢治作「祭りの晩」の山男です。どこか、モーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」のかいじゅうに似ていて、愛嬌があります。これは、来月岩手で開催される「月夜の賢治 宮沢賢治の、月と陰暦を巡る展覧会」に出展するものだそうです。

その展覧会は、9月はじめに銀座でも見られるそうなので、是非行ってみたいと思います。

若い井坂さん、これからも自由奔放に力を発揮してくださいね。楽しみ~♪

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2014年6月20日 (金)

はじめての五島美術館

前回のお話がはじめて行った明治座のはなしだったのですが、今回は初めて訪れた五島美術館の話です。

上野毛駅から歩いて5分。閑静な住宅街で目に留まったのが、“五島”の表札。そのお隣が五島美術館でした。てことは、住まいの隣に美術館があるの~?なんという贅沢。

今回の展示は…

館蔵の近代日本画コレクションから、「花鳥画」を中心に、橋本雅邦、横山大観、川合玉堂、小林古径、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子、金島桂華など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を選び展観します。宇野雪村コレクションの文房具も同時公開。

江戸から伝えられた伝統と、明治から昭和にかけての激動の近代を抱えながら日本画を模索していったと感じられる、いきいきとした作品たちが並んでいました(展示期間は6月22日まで)。

作品数は多くはなかったですが、見応えのある展示でした。

今尾景年の「真鶴図」に凛とした生命を、安田靫彦の「曙梅」に可憐な強さを感じました。奥村土牛の「栗鼠」の大胆な構図は、シンプルで潔いこと。また、川端龍子という名前は聞いていましたが、はじめて本物をみて、感じ入りました。作品は「冨貴盤」。昭和21年に描かれた作品で、戦後すぐに、こんなたわわな花が咲き乱れる画をエネルギッシュに描いているなんて、すごい。初めての出会いです。

帰りには、庭を散策しました。美術館は高台にあり、庭は石段を下って巡りました。、途中、東京都指定天然記念物になっている「上野毛のコブシ」をみつけましたが、花はなく、残念。

でも、充分たのしめた初めての訪問になりました。また今度は有名な源氏絵巻を見に行きたいですね♪

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2014年2月 4日 (火)

待望の根津美術館

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以前から是非訪れたいと思っていた青山の根津美術館に行ってきました。

根津といっても文京区ではなく、ファッショナブルな表参道から歩いて10分ほどの美術館です。

緑に包まれたその佇まいは、都会の真ん中とは思えない閑静なもの。なんだか小旅行に来た気分です。

年明けから2月16日までの「和歌を愛でる」展は、新しい年を寿ぐ華やいだものでした。「う~ん、日本人に生まれてよかったわ」という気持ちになります。

春の桜、秋の紅葉に飾られた和歌の短冊、見事な歌と色彩の吉野龍田屏風は絶品でした。2階の展示室5の百椿図も色鮮やかに構図も洒落ていて印象的。

展示を鑑賞後は、お庭の散策へ。茶室や池があり、空気も心なしか美味しく感じられました。

一緒に行った友人と、「今度は菖蒲の時期に来ましょう」と約束した次第。おすすめスポットです。

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2013年12月16日 (月)

時代の証言者 カイユボット

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ブリヂストン美術館で開催されている「都市の印象派、カイユボット展」に行ってきた。

収集家として有名だったカイユボットだが、自身も19世紀のパリの新しい時代の息吹をキャンバスに刻んでいた。写真のリアリティと絵画の遠近マジックを兼ね備え、パリの人々をみつめる眼差しは、ささやかな風景をさりげなく、でも入念に捉えていた。

充実した展覧会だった。

12月29日まで。

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