書籍・雑誌

2016年10月31日 (月)

9月の読書まとめ

2016年9月
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2152ページ
すっかり9月のまとめが遅くなりました。もう、11月になりますね。

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)感想
友だちに薦められて読み始めました。いやはや、おだやかで光に満ちた生活があっという間に闇となる様子があまりにも残酷。まさにタイトル通り。どうなる!
読了日:9月4日 著者:萩尾望都
残酷な神が支配する (2) (小学館文庫)残酷な神が支配する (2) (小学館文庫)感想
グレッグの虐待に嫌悪感を通り越して吐き気さえしてきます。凄惨な虐待に気づいてもなかなか救済にはつながらないもどかしさ。第3巻に進展はあるのでしょうか?
読了日:9月6日 著者:萩尾望都
マンガギリシア神話 (2) (中公文庫)マンガギリシア神話 (2) (中公文庫)感想
この巻でもゼウスが発情ハッスルで、変身しながら女の人に近づいて子どもを作りまくります。実際にこんな人がいたらお知り合いになりたくないけれど、神だし神話だし、純粋に面白がれるのが楽しいですね。巻末の考察、世界の神話比較でこちらも興味深いわ~。
読了日:9月12日 著者:里中満智子
金メダル男 (中公文庫)金メダル男 (中公文庫)感想
なんてことない文なのに、すらすら読めてしまいます。不思議な本。シュールな表現部がツボです。イラストがウッチャンの感じとぴったり。黄色いジャージの泉一、がんばって。
読了日:9月16日 著者:内村光良
スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)感想
映画とちょっと違う部分もあったが、ほろ苦い青春の思い出にジーンとくるものがあった。キングも子ども時代に、主人公の作家志望の少年のように小さなストーリーを作って友だちに聞かせたりしていたのだろうか。大人になって振り返れば、そこに4人のかけがえのない時間がたしかにあったっと共感できた。
読了日:9月21日 著者:スティーヴン・キング
コンビニ人間コンビニ人間感想
村田沙耶香さんの作品にしては、設定がフツーというか、日常的な感じがするが、やはり異色の書き手さんです。コンビニで機械のように機械的に働く主人公に変な色、レッテルがついていないところがすごい。他人の口調をまねてみる主人公にふっと共感している自分がいたりする。コンビニ人間という無機質の魅力がたまらない。
読了日:9月26日 著者:村田沙耶香
残酷な神が支配する (3) (小学館文庫)残酷な神が支配する (3) (小学館文庫)感想
オ―ソン先生の登場でやっと救済に向かうのかと思いきや、殺しのススメ、そして先生自身の死と、ジェルミの未来に一点の光さえ見えない。殺されても当然と思えるグレッグに、読み手も殺意を持ってしまう。
読了日:9月30日 著者:萩尾望都

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2016年9月 4日 (日)

8月の読書まとめ

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2183ページ

眩感想
江戸のレンブラントとも評される葛飾応為(お栄といった方がこの物語にしっくりくる)。北斎という天才の陰で霞みがちだが、その絵の輝きは、仄かに眩しい。そして、お栄の人生も、筆で一本で生きていった潔さが心に沁みる。親子二代の絵師魂を見せてもらいました。
読了日:8月4日 著者:朝井まかて
ドン・キホーテの消息ドン・キホーテの消息感想
新聞の書評を読んで、面白そうだったので読んでみた。最初はサスペンスもの?と思ったけれど、後半は世界のカタフトロフィに一気に向かうところが力技。映像にしたらどうなるか、アニメでみてみたい気がした。
読了日:8月8日 著者:樺山三英
置かれた場所で咲きなさい置かれた場所で咲きなさい感想
お誕生日にプレゼントされた本。じっくり読もうと思ったのに、あっという間に読み終わって、ふっと心がさわやかになった気がしました。また、ページをめくりながら何回も少しずつ読んでいこうと思います。含蓄のあるアドバイス、一回だけでは味わいきれない本です。32の教えを折にふれて感じていきます。私が今いる場所で。
読了日:8月9日 著者:渡辺和子
孤舟孤舟感想
女性はある意味、若い段階で社会から定年をくらっている状況があります。どんな会社でどんな仕事をしていても、会社をやめたらただのおばさん。正社員になるチャンスはありません。このお話の男性は仕事に生きがいを感じ、60歳で定年を迎えてます。プライドもたっぷり。いろいろ大変かもしれないけど、セカンドライフ、自分を変えないと。デートクラブで若い女性に入れ込む姿がはしゃぎ過ぎのような気がして、妙にリアル。読み物としては面白いけど、現実で考えるとは、なんかな~です。
読了日:8月15日 著者:渡辺淳一
銀の三角 (白泉社文庫)銀の三角 (白泉社文庫)感想
この作品を読んで浮かんだ言葉が“時空をさまようノマド”。漫画で語られる歌がどこかで謳われている思いにさせるのが、萩尾さんの存在感ある空想世界をつくるすごさだと思う。
読了日:8月17日 著者:萩尾望都
華の乱華の乱感想
深作欣二監督の映画「華の乱」を観て、ぜひ原作を読みたいと思った。原作は、小説というより評伝で、与謝野晶子を軸にしていて、全く知らなかった平塚らいてふとの論争など、リアルな激動の明治・大正時代を感じられた。エネルギッシュな女たちは、生きざまがすさまじい。
読了日:8月25日 著者:永畑道子
オリュンポスの神々―マンガ・ギリシア神話〈1〉 (中公文庫)オリュンポスの神々―マンガ・ギリシア神話〈1〉 (中公文庫)感想
再読です。10年ほど前に神話の世界が面白くて、このシリーズを一気読みしました。絵画の世界で描かれる神話を知るにつれて、またじっくり読んでみたくなりました。それにしても神話の初めは、混沌と限りない誕生と数知れない殺し。人間が神話を作ったのだなぁと感じます。
読了日:8月31日 著者:里中満智子
日蝕 (新潮文庫)日蝕 (新潮文庫)感想
平野さんの「決壊」や「ドーン!」を先に読んで是非デビュー作を読みたくなって手にした。舞台も時代も遠いものだったが、擬古文体が不思議な魅力で独特な世界に誘ってくれた。焚刑のシーンに熱さを感じた。
読了日:8月31日 著者:平野啓一郎

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2016年8月31日 (水)

7月の読書まとめ

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1950ページ


ロマンシエロマンシエ感想
原田マハさんの知的な文章が好きで、パリを舞台にした新作を期待して読み始め、ムムっ?て感じになりました。どちらかというと美術版「のだめカンタービレ」のようなノリで、正直なんだかマハさんの文章でないような違和感を感じました。リトグラフの工房の様子は興味深かったのですが・・・。
読了日:7月10日 著者:原田マハ
三四郎 (新潮文庫)三四郎 (新潮文庫)感想
3年前に東京藝術大学大学美術館で開催された「夏目漱石の美術世界」を観に行った。その時に展示されていた美禰子を描いた「森の女」が印象的だった。今回、再読してみて、あらためて三四郎のこころを捕えてしまった美禰子という女性が永遠のなぞに思える。
読了日:7月13日 著者:夏目漱石
蓮花―鈴木薫写真集蓮花―鈴木薫写真集感想
炎天下に咲く蓮の花ほど、凛として優雅なものはない、と思う。その開花という誕生、咲き熟す瞬間、そしてはらりと散っていく姿をあざやかに撮った宝石のような写真集。まるで胎児を宿した子宮のような血の色の花弁に広がる生命力を感じる。夏の眼福だ。
読了日:7月14日 著者:鈴木薫
小泉今日子書評集小泉今日子書評集感想
小泉今日子さんの書評は、なんと10年も続けていたお仕事だったんですね。読売新聞をとっていないので一度も読んだことがなかったのですが、コンパクトにすなおな気持ちが書かれていて本の世界が等身大に拡がりました。書評というものを構えずに「本を読んだ時間みたいなものを書こうということだったんです。読みながらどんなことを感じたかとか。」というスタンスが好感を持てました。
読了日:7月17日 著者:小泉今日子
終わった人終わった人感想
定年を迎えた人に向けて「終わった人」というタイトルをつけたのがすごい。バリバリ現役の人は人ごとのようにいうこの言葉も、自分が言われる立場になると切なくツライ、というよりも自分はそうでないと認めたくない!感満載。妻の出方、娘の言葉、ひとつひとつの反応がリアル。これからの夫婦の参考にさせていただきます。
読了日:7月29日 著者:内館牧子
消滅世界消滅世界感想
いや~、すごい本です。“現代のジョージ・オーウェル”か“日本のマーガレット・アドウッド”か!ぜひ翻訳して世界の人にも読んでもらいたい本です。壮大で独創的だわ、この“消滅世界”。すごい、すごいと思っていたら、芥川賞もとって、すっかり話題の人に。今もっとも読んでみた作家になりました。
読了日:7月29日 著者:村田沙耶香
それから (新潮文庫)それから (新潮文庫)感想
“夏目漱石を読むマイブーム”もこの本で5冊目。主人公、代助は果たして本当に三千代が好きだったのだろうか?自分の頭の中だけでくるくる熱くなっていく様が、ラストの光景につながるのか?女性の立場からだと、代助の“それから”も気になるが、三千代の“それから”も大いに気になる。
読了日:7月29日 著者:夏目漱石

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2016年7月29日 (金)

6月の読書まとめ

6月は何だかんだで忙しく、なんとしっかり読了したのは1冊だけ。あらまあ~。

読んだ本の数:1冊
読んだページ数:254ページ


イメージを読む (ちくま学芸文庫)イメージを読む (ちくま学芸文庫)
読了日:6月19日 著者:若桑みどり

宮下さんの「モチーフで読む美術史」に刺激されて、手に取ってみました。若桑さんの説得力のある解説に「そうなの~?」と深く考えながら解説された絵を凝視。いままで絵を見ても、見えてない見方していた気がします。視野を広げないと!

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2016年6月 8日 (水)

5月の読書まとめ

読んだ本:9冊

読んだページ数:2751ページ

贖罪 (双葉文庫)贖罪 (双葉文庫)感想

湊かなえさんの本領発揮。被害者というか加害者というか、一人ひとりに”告白”させるパターンは、読んでいてゾクゾク、ザワザワした気持ちになります。殺人が無意識に殺人を呼び寄せる感覚がマックス。一気に読みました。 読了日:5月4日 著者:湊かなえ
リバースリバース感想

コーヒー豆の表紙に、行きつけのコーヒー専門店。スペシャルコーヒーに蜂蜜。蕎麦屋にカレー。やたらに食欲をそそるキーワードが散りばめられて・・・はたしてその心は?湊かなえさんの復讐ではない展開に新鮮さがありました。主人公もめずらしく男性だったし。 読了日:5月4日 著者:湊かなえ
ラプラスの魔女ラプラスの魔女感想

久しぶりの東野さんの本。とっかかりの竜巻シーンには引き込まれましたが、後半がちょっとアレっていう感じで失速しておしまいでした。「容疑者Xの献身」のような劇的エンディングを期待していただけに、ちょっと残念でした。 読了日:5月8日 著者:東野圭吾
ジェイン・オースティンの思い出ジェイン・オースティンの思い出感想

ジェイン・オースティンのお葬式に最年少で参加という甥っ子が、有名になったオバサンを偲んでまとめた本。ジェインのお姉さんカサンドラが妹を描いた絵が表紙になっている。翻訳はオースティンの名訳で知られる中野康司さん。丁寧な解説も参考になる。オースティンが剣玉が得意だったというのも面白かった。彼女のファンには身近なジェイン像にふれることができて嬉しい本。 読了日:5月13日 著者:J.E.オースティン=リー
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)感想

原題は「Different Seasons」。原作では、春夏秋冬の順序だが、映画「スタンド・バイミー」(秋編)が有名なためか、この文庫シリーズでは、秋冬編がNo.1となり、こちらの「ゴールデンボーイ」はNo.2となっている。「リタ・ヘイワースとショーシャンク」の副題は「Hope Springs Eternal」。”希望”が印象的なキーワードだった。ここでのスプリングは春という言葉と泉のように湧きでるという意味にかけていると思うが、”脱獄する”という意味も口語であるのを知って「キング、座布団一枚!」と思う。 読了日:5月18日 著者:スティーヴンキング
老後破産:長寿という悪夢老後破産:長寿という悪夢感想

夜には読めない本でした。だって暗い将来を想像してしまって、寝られなくなってしまうから。重く心に残るのが、救命救急で働く三宅医師の言葉です。彼は、救急に運ばれてきた老人を助けた後、「生かしてしまったことが、この人にとって本当に幸せなのかわからなくなる」と言っています。生活に余裕のない老人が病院にも行けず我慢して病気を重症化するケースが増えているといいます。「生きることをあきらめない社会であってほしい」と願う彼のことば、じんわり胸に響きました。本当にそうですよね。 読了日:5月26日 著者:NHKスペシャル取材班
小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)感想

世は料理に寄り添い、料理は時代とともに歩んできたあり様がわかりやすくまとめてある。料理研究家というものが誕生した、まだ私が生まれていない時代から女性たち(やがて男性たちも)は一生懸命”食”を育んできたのがわかる。辰巳芳子の「あなたのために いのちを支えるスープ」を読んでみたい。彼女の言葉、「私は、暮らしという実体の積み重ねを生活と考えます」にしっかりと地に足のついた力強さを感じます。 読了日:5月29日 著者:阿古真理
女らしさ・男らしさ―ジェンダーを考える (心理学ジュニアライブラリ)女らしさ・男らしさ―ジェンダーを考える (心理学ジュニアライブラリ)感想

読書メーター、この本の初レビューです。女性学に興味があって、入門本として手に取ってみました。中学生くらいを対象に書かれている本ですね。サクサクって読めてしまいます。タイトルの「女らしさ・男らしさ」で女が先になっているのが気に入りました。 読了日:5月31日 著者:森永康子
モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)感想

絵を見ても、描かれている動物や植物の意味がわからず、頭の中が???となてしまうことがよくあります。この本は、そんな私に人間や風景に深い意味やストーリーを見いださせてくれる手引き書です。ある人物が誰かを見分けるための伝統的な道具や動物といったモチーフのことを”持物(アトリビュート)”ということを知りました。勉強になります。さっそく2も読んでみます。 読了日:5月31日 著者:宮下規久朗

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2016年5月12日 (木)

4月の読書まとめ

5月連休で、なぜか体調を崩し、すっかり4月の読書まとめが遅れました。

読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2446ページ
ナイス数:147ナイス

天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
「その女アレックス」で物語の展開に衝撃を受け、ルメートルさんが書いた次なる作品を読んでみたくなった。舞台は第一次世界大戦からその後のフランスが舞台。情景描写が実にリアルで、主人公が生き埋めになりそうなシーンでは、読んでいてこっちも息苦しくなった。アルベール、エドゥアール、そして冷徹極悪人プラデルの運命が、さてどうなっていくか、さっそく下巻を手に取る。
読了日:4月5日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
天国でまた会おう(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)天国でまた会おう(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
アレックスほどアっと驚くような展開はなかったけれど、逆に人間の心情を丁寧に追い、悪人の追い詰めていく語りは魅力的だった。武骨な脇役のメルランが心憎い。 第一次世界大戦の影響で、フランスが墓場と化したということも、この物語を通してはじめて知った。
読了日:4月7日 著者:ピエールルメートル,PierreLemaitre
倫敦塔・幻影の盾 (新潮文庫)倫敦塔・幻影の盾 (新潮文庫)感想
「倫敦塔」は、旅の紀行文と思いきや、現実の世界からふらふらと幻想的に霧がかかり・・・歴史があぶり出されるよう。お気に入りは、「趣味の遺伝」「琴のそら音」。正直、他のものは読みにくく難儀しました。
読了日:4月13日 著者:夏目漱石
羊と鋼の森羊と鋼の森感想
ピアノの蓋を開くと、ピアノという楽器が弦をハンマーで打って音を作っているのだなぁと実感します。打つ側の羊のフェルトと打たれる鋼の弦と、柔らかさと強さを調節して、絶妙な音を作る調律師という仕事が愛おしくなる本でした。こつこつ、今日もどこかで誰かがピアノを調律しているんですね、きっと。私もこつこつ、という気持ちになりました。
読了日:4月21日 著者:宮下奈都
美術館の舞台裏: 魅せる展覧会を作るには (ちくま新書)美術館の舞台裏: 魅せる展覧会を作るには (ちくま新書)感想
丸の内に落ち着いた佇まいを見せるレンガ造りの三菱一号館美術館。その館長をされている高橋明也さんの絵への情熱、知られざる美術館の裏話などがインタビューを聞くような形で読めた。特に第5章の「美術作品はつねにリスクにさらされている?」が面白い。最近でもカラヴァッジョの真作がニュースなったが、欧米と日本とでは、作品の真贋についてはどう向き合うか、大きく異なるそう。分析的な欧米と、「伝○○」と曖昧にする日本。お国柄が出ている。「善意の贋作」と真作の質という視点も絵を見る時に覚えておきたいと思った。
読了日:4月24日 著者:高橋明也
流感想
家族の多さからか、人間関係や時代背景を頭に入れるのに時間がかかった。秋生の切ない毛毛との恋と軍の生活に目が離せなくなり、中盤から彼の気持ちに寄り添うことができた。秋生が祖父の死を追い続け、時間の流れに身をまかせて辿りついた先は祖父の原点だった。彼の人生もまたそこから流浪していく。
読了日:4月30日 著者:東山彰良
あの人が同窓会に来ない理由あの人が同窓会に来ない理由感想
以前同窓会の幹事をやって連絡の取れない人を一人でも無くそうということを言った人がいて、無理に探さなくてもいいのでは?という気持ちになりました。とはいっても、来ない人には来ない理由があるのかも?と思い、この本の題名に惹かれて読んでみました。実際に同窓会の幹事を代行する会社があるんですね。びっくりしました。後半にだんだんと点が線になりつながっていく謎解きが面白かったです。
読了日:4月30日 著者:はらだみずき
わすれないよ いつまでも: 日系アメリカ人少女の物語 (いのちのバトンシリーズ)わすれないよ いつまでも: 日系アメリカ人少女の物語 (いのちのバトンシリーズ)感想
原作の『Bracelet』を読みました。そうなんです、原作は英語で書かれています。友情は、国も人種も肌の色も越えることができるのに、戦争は人を分断させるものです。友情の印として贈られたプレスレットを失くしても、あなたのこと、あなたの友情は忘れないというメッセージがストンっと心に響きます。
読了日:4月30日 著者:ヨシコウチダ
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え感想
すっかり世はアドラー・ブームですが、この本のヒットの秘訣はタイトルでしょ!「嫌われる勇気」というのは、いかに嫌われたくない人が多いかの裏返し。自分の問題と他人の問題を分離するという大事だけど、なかなかできないことや、いま存在するという価値を噛みしめるということを時間をかけて消化していきたいと思う。
読了日:4月30日 著者:岸見一郎,古賀史健

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2016年4月 7日 (木)

3月の読書まとめ

読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2354ページ
ナイス数:75ナイス

ヒラリーとライス アメリカを動かす女たちの素顔 (PHP新書)ヒラリーとライス アメリカを動かす女たちの素顔 (PHP新書)感想
アメリカではじめての女性大統領になるかもしれないヒラリーさん、そして元国務長官までのぼりつめたライスさんを生い立ちから紹介した本。性格や経歴が対称的という目のつけどころが面白かった。2人に共通しているのは、運命的な人との出会いとその人に忠節をつくしていること。ヒラリーはビルに、そしてライスはブッシュに会うことがなかったら、今の2人はどうなっていただろう。それでも、圧倒的なオーラのあるこの2人の女性は、やはり政治の世界に入っていったのではないか。あまりにも優秀だから。
読了日:3月8日 著者:岸本裕紀子
〈できること〉の見つけ方――全盲女子大生が手に入れた大切なもの (岩波ジュニア新書)〈できること〉の見つけ方――全盲女子大生が手に入れた大切なもの (岩波ジュニア新書)感想
石田さんの挑戦するエネルギーには勇気づけられました。自分が<できること>を果敢に見つけ出す力、そして自分が<できないこと>で他人が<できること>も素直な気持ちで受け入れる強さも印象に残りました。岩波ジュニア新書は、まっすぐな言葉で書かれているものが多く、ジュニアだけでなく、大人にも読み甲斐があります。
読了日:3月16日 著者:石田由香理,西村幹子
エマ (上) (ちくま文庫)エマ (上) (ちくま文庫)感想
オースティン作品の中でも一番好きな作品。再読です。オースティンお得意の小説冒頭部分で描かれているのは、いかにも申し分のない女王様タイプのエマ。お歳はまだ20歳そこそこ。エマや、超健康オタクのエマのお父さんの言動は、周りの人を存分にふり回して、クスッと笑ってしまう。時代は違うけれど、アニメやドラマにもなりそうな展開。フランクのチャラさが今風で、岡田将生とかが演じたら面白いかも。
読了日:3月18日 著者:ジェイン・オースティン
新しい須賀敦子新しい須賀敦子感想
須賀敦子さんの名前をみつけるとどんなものでも手に取りたくなってしまう。2年前の須賀敦子展の講演会をまとめたものや、須賀さんの手紙などが多くのファンの気持ちに応えるように世に出て嬉しい。あらためて読む彼女の文の品格と懐かしさは希有なものだ。あらためて須賀さんが書くことを決心した気持ち、書いていた時間が愛おしくなった。
読了日:3月21日 著者:江國香織,松家仁之,湯川豊
エマ (下) (ちくま文庫)エマ (下) (ちくま文庫)感想
いや~、めでたしめでたし。ハッピーエンドもディズニー的な甘々のものではなく、控えめのウィットが効いているのがオースティンの持ち味。再読で気がついたエマの人物描写のバリエーション。エマを下品にしたのがエルトン夫人。エマの財力をなくしたのがジェイン。エマの真逆の境遇がミス・ベイツなどなど。大事件が起きるお話ではないのに、登場人物の絡み合いと会話に魅了されました。
読了日:3月25日 著者:ジェイン・オースティン
超図解 7つの習慣 基本と活用法が1時間でわかる本超図解 7つの習慣 基本と活用法が1時間でわかる本感想
この本を読む前に、本物の「7つの習慣」を読み始めたが、550ページもあるため、こちらをまず読むことに。この中で一番自分に必要なのは「終わりを思い描くことから始める」でした。いろいろ誘惑が多く、本来やりたいと思ってきたことをやっていないのではないかということが、この頃の思いでした。終活という言葉はちょっと暗いイメージですが、この「終わりを思い描く」ということと同じことだと思い当りました。
読了日:3月31日 著者:中野明,フランクリンコビージャパン
きらきらひかるきらきらひかる感想
「デューク」をクリスマスに読んで以来の江國さんの本。このお話って、25年も前のものなんですね。笑子と睦月みたいなセックスレスでセンシティヴな夫婦って、前よりすごく増えている気がします。このお話の2人は、一緒にいるけど、相手を縛るのがいやで、ヒリヒリするような感受性が逆に相手を追い込んでしまうのだけれど。その空気は、清潔だけれど、うすいようで哀しく、そこには長くいられない世界なのかもしれません。
読了日:3月31日 著者:江國香織
ロバート・ライシュ 格差と民主主義ロバート・ライシュ 格差と民主主義感想
ライシュ氏のテレビ番組を観て、手に取ってみた。アメリカの社会についての警鐘本でだが、貧富の格差が拡大しつつある、日本にも当てはまることがたくさんあった。資本主義が信頼に基づくシステムであるにもかかわらず、強い力を持った人々が大掛かりな詐欺行為に出るという時代に私たちは生きている。いまも大きくなりつつある格差をしっかり考えてみたい。
読了日:3月31日 著者:ロバート・B.ライシュ
天下人の茶天下人の茶感想
新聞の書評をみて、手に取りました。一気に読みました。利休は謎の多い人だからこそ、そこに紡がれる物語が泉のように流れ出て引きつけられます。面白いのは、利休の内面に入り込むことなく、弟子たちや秀吉に利休を熱く語らせていること。彼が目指した茶の湯と天下が、走馬灯のようにそれぞれに駆け抜けていく様がみごと。
読了日:3月31日 著者:伊東潤

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2016年3月 3日 (木)

2月の読書まとめ

読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2334ページ

続 高慢と偏見 (ちくま文庫)続 高慢と偏見 (ちくま文庫)感想
オースティンの「高慢と偏見」絡みの続編や違った視点(例えば、ダーシ―の視点など)の展開の話は、あまたあることでしょうが、その中でも翻訳されて文庫になっているのは少ないと思います。というわけで手に取ってみたけれど・・・ストーリーの展開はそれなりに面白かったけれど、エリザベスと、ビングリーの人物造型には私には違和感がありました。オースティン・ファンを納得する本を書くことは至難の業でしょう。
読了日:2月7日 著者:エマテナント
世にも奇妙な君物語世にも奇妙な君物語感想
この物語たちは、テレビの「世にも奇妙な物語」で制作されることを前提に書かれているのかしら?是非、映像で見てみたいものです。この中の一つの物語とかではなくって、5話すべてを制作してほしいものです。なぜって、それでなくては、ラストの「脇役バトルロワイヤル」の楽しさがなくなってしまうから。この話は、もう配役も決まっていて、リアルすぎて面白かったです。先日観たテレビドラマ「坊っちゃん」の八嶋さんが、まさに脇役定番の役で、朝井さんの洞察力に感服。
読了日:2月7日 著者:朝井リョウ
最貧困女子 (幻冬舎新書)最貧困女子 (幻冬舎新書)感想
この本を読んで一番ためになったのは、著者が貧乏と貧困の違いを明確にしてくれたこと。「『貧困』とは、低所得は当然のこととして、家族・地域・友人などあらゆる人間関係を失い、もう一歩も踏み出せないほど精神的に困窮している状態」。3つの縁から疎外されて、さらに世間から「自業自得」扱いされるという状況が読んでいるうちにいたたまれない気持ちにさせられた。
読了日:2月9日 著者:鈴木大介
ヴァイオリニストの領分ヴァイオリニストの領分感想
新聞で書評を読んで知ったヴァイオリニストです。コンサートとコンサートの間にみせる人間味が活き活きとしていて楽しい読書でした。ソリストの条件は、ハイフェッツいわく、「闘牛士のような勇気と、バレリーナのような繊細さ、バーのマダムのような忍耐力をもつこと」と引用してあり、そのたとえの素晴らしさに感じ入りました。どんな職業でも必要な3つの大事ですね~♪
読了日:2月15日 著者:堀米ゆず子
Never Let Me GoNever Let Me Go感想
翻訳を読んで、映画を観て、蜷川さんの演出したお芝居を観て、今やっているテレビドラマをみて、また原作が読みたくなりました。グレイの空にかかる雲のように重苦しい境遇のキャシーたち。与えられた短い寿命を生き抜くという過酷さが、過去にも今でも世界でも起っているという事実を考えてしまいます。
読了日:2月16日 著者:KazuoIshiguro
別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)感想
お~、堂上教官と郁がもどってきた!なんとアツアツのりんごむきシーン、教官の実家シーン、キスしたい願望シーンなど甘さの何連発なんでしょうか。もう、別冊2をはやく読まなくっちゃねって、気分になりますよ~。
読了日:2月20日 著者:有川浩
坊っちゃん (新潮文庫)坊っちゃん (新潮文庫)感想
「猫~」についで、漱石年に2冊目となる本です。勧善懲悪のなかにホカロンのように温かく、やさしく見守る清さんがいい味出してます。物語の最初と終りの書き方がジェーン・オースティンに似ていて彼もオースティンのファンだったことを思い出して密かに嬉しくなりました。
読了日:2月21日 著者:夏目漱石
抱く女抱く女感想
今から44年前の東京を舞台にしている。やたらとタバコを吸って、マージャンをやって、まじめがカッコ悪いような空気。大音量のジャズが耳に響くようなモノクロのイメージが湧いてくる。直子は理念も男への執着を拒否して彷徨って、そのエネルギーを自らにためていた気がする。
読了日:2月28日 著者:桐野夏生
3時のアッコちゃん3時のアッコちゃん感想
つくづくアッコちゃんのようなポジティブ魔女みたいな人が現実にいたらいいのに~、と思ってしまう。仕事でヘトヘトにヘナヘナになってしまう女の子たちにぜひ読んでもらいたいし、オバサンでもフツーに励まされるね。 ラップの歌詞じゃないけど、「ちゃんとメシ食ってるか!」って大事だものね。
読了日:2月29日 著者:柚木麻子

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2016年2月 9日 (火)

1月の読書まとめ

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2027ページ


長いお別れ長いお別れ感想
かつて厳格な父が東一家の柱だった。校長でもあった父が認知症になって妻も3人の娘も、そして娘の家族も否応なく介護の嵐に巻き込まれていく。思い悩む母と娘の関係もリアルに描かれて、最終章のQOLでは母の思いや妻の気持ちが胸に迫って来た。ラストで、昇平の孫のタカシが通う学校の校長に呼ばれて、お祖父さんが亡くなった話をするところが何か晴々とした気持ちにさせられたのは、中島さんの筆力だろう。ロング・グッドバイも悪くなかったというように。
読了日:1月5日 著者:中島京子
腕一本・巴里の横顔 (講談社文芸文庫)腕一本・巴里の横顔 (講談社文芸文庫)感想
映画「FUJITA」を観て、俄然この画家に興味が湧いた。こんなに人生の光と影を辿った人だったとは。どこか作家のフィッツジェラルドとも重なるような。終章の「夢の中に生きる」で語られる初夢は晩年の想いを伝えて心に残る。 ”日本に生まれて祖国に愛されず、又フランス人に帰化してもフランス人としても待遇も受けず、共産党のように擁護もなく、迷路の中に一生を終える薄明画家だった。お寺を作るのは私の命の生根の試しをやって見るつもりだ。”あらためて彼の絵が観たくなった。
読了日:1月6日 著者:藤田嗣治
忘れられた巨人忘れられた巨人感想
おぼろげな霧に包まれた想いが、やがて凄惨な戦いを経てくっきりと浮かび上がる。記憶というものは、何よりも大切であり、また惨いものであるということを感じた。そこには愛があると同時に憎しみもあって、憎しみが消えれば愛を育んだ記憶も消えてしう。死んでいった龍の象徴するものを考え続けたい。
読了日:1月16日 著者:カズオイシグロ
火花火花感想
又吉さんが大の本好きということは知っていましたが、本当によく本を読んでいる人の小説だと思いました。特に太宰がお好きと言っていましたが、何となくこの本を読んでわかるような・・・。太宰に出てくるようなダメ男が出てきて、漫才というところで勝負しようとして負けていく、そんなあり様が若い感覚で書かれている気がしました。
読了日:1月19日 著者:又吉直樹
スクラップ・アンド・ビルドスクラップ・アンド・ビルド感想
失業して家にいる20代の健斗が自分と向き合う時に鏡のように存在する祖父の影。その思考や心の声はちょっとオカシナ具合に思えるが、リアルに納得できるところもあったりする。老いをスクラップして、反面教師にして若い気力をビルドしていく健斗。一気に読めた。足し算介護という言葉も新鮮。
読了日:1月20日 著者:羽田圭介
吾輩は猫である (新潮文庫)吾輩は猫である (新潮文庫)感想
今年は夏目漱石没後100年なんですね。それに際してというわけではありませんが、漱石を読んでみたくなりました。あまりにも有名なこの本ですが、実は初読みです。こんなに長い本だったとは!出てくる人々の変人さと、語られる教養の高さがヘンテコなバランスで面白かったです。“吾輩”と話す猫の物知りさもスゴイですね~。
読了日:1月30日 著者:夏目漱石
家族という病 (幻冬舎新書)家族という病 (幻冬舎新書)感想
タイトルから受けた印象では、もっとデータに基づいた社会的評論かなっと思った。が、しかし、著者自身の完全なエッセイで、いま一つ納得できない気持ちになった。この新書が売れているのは、題名のおかげかも?と思った次第。
読了日:1月30日 著者:下重暁子

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2016年1月 7日 (木)

12月の読書まとめ

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

本年も、どうぞよろしくお願いします。

皆さまのお正月はいかがでしたでしょうか?穏やかな気候に恵まれて、元気で過ごされたことと思います。

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1932ページ


書き出しは誘惑する――小説の楽しみ (岩波ジュニア新書)書き出しは誘惑する――小説の楽しみ (岩波ジュニア新書)感想
この本、岩波ジュニア新書なんですね。対象はジュニア向け!とはいえ、どっぷり大人も楽しめます。まさにこの本の書き出し「ある小説を書き出しの表現に心惹かれて読み始める」に心惹かれて読み始めました。漱石の「吾輩は猫である」からオースティンの「高慢と偏見」など、次々と出てくる名作の冒頭たち。あたらめて続きが読みたくなる本ばかりでした。
読了日:12月9日 著者:中村邦生
きみはいい子 (一般書)きみはいい子 (一般書)感想
このタイトルに心打たれる。闇の中にうずくまるような苦しい罪悪感を抱えた子どもたち、そしてそんな子ども時代を持った大人たちに、「きみは悪くない、いい子なんだ」と言ってくれる人がいることをきちんと伝えている本。たったひとりの、みじかいひと言が人を前にすすませてくれる、そんな場に立ち会わせてもらった気がする。
読了日:12月11日 著者:中脇初枝
鈍感力 (集英社文庫)鈍感力 (集英社文庫)感想
以前、ピアノの調律師をしている人が、「耳がいいのは恵みであるけれども、煩わしいことでもある」と言っていたことを思い出しました。物事や感覚に敏感すぎるとそのことにとらわれ過ぎてしまい、本来の力や能力を発揮できない境遇に堕ちいってしまうことがいろいろな角度から軽やかに書かれていて、サクサクと読めました。おばさんになっていくことで、充分鈍感力を身につけた私ですが、あらためてその威力にさらに磨きをかけようと意を強くした次第です。
読了日:12月12日 著者:渡辺淳一
高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)高慢と偏見とゾンビ(二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)感想
この本、前から映画化の噂はあったけれど、いよいよ来年ロードショー!でも日本では映画館にかかるかどうか?著者にセス・グラアム・スミスと連名でオースティンの名前があるようにその物語の大部分がオースティンの文章のまんま。英語の原文どうしを比べてみると「え~、こんなのあり?」というくらい「~とゾンビ」が同じ。それでもそのわずかの違いで、オースティンの小説をここまでグロく、殺人が日常的に起るお話に仕上げるとは。ひどい災難にあったようなとびきりの冗談ストーリーでした。
読了日:12月14日 著者:ジェイン・オースティン,セス・グレアム=スミス
図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)感想
痛快でハラハラさせられて、こっちが恥ずかしくなるくらいアツアツで、エンタメ小説の極みでした。なのに、というかだからこそ内容も深かった!文庫版のあとがきにはこうあります。「『盲撃ち、盲船、按摩、乞食・・・』という台詞を書きました。これを『有川さん度胸あるなと思いましたよ』と少なくない方に言われたことが今でも印象に残っています。これを度胸と評される場所で仕事をしています。」言論の自由、憲法第21条、読みなおしてみます。
読了日:12月26日 著者:有川浩
ボタンちゃん (PHPわたしのえほん)ボタンちゃん (PHPわたしのえほん)感想
小川洋子さんがはじめて絵本を出されたと知り、さっそく手に取ってみました。やわらかで温かなぬくもりを感じさせる岡田千晶さんの絵。ボタンちゃんとなかよしのボタンホールちゃんも可愛い。『思い出の箱』には、セピア色の思い出にやんわりとした色が息づいて、切なく懐かしい想いがしました。
読了日:12月28日 著者:小川洋子
沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)沈みゆく大国アメリカ (集英社新書)感想
オバマケアにTPP問題、複雑でよくわからずに通り過ぎてしまいそうだったが・・・事は他人事ではすまない状況になっている。忍び寄るグリードの手が本当に恐ろしい。病気になっても助けてくれる医者がいなくなる!たとえ医者がいても診察してもらえなくなる!!命を売り買いする保険、医薬品業界の膨張する欲が恐い。
読了日:12月28日 著者:堤未果

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